https://kakuyomu.jp/works/822139841944208622/episodes/82213984194554344612月24日の夜にふとサンタを調べていて思いついたネタを何とか2時間で仕上げました。25日までにアップしないとダメなネタだからね。
もちろんこの前後もザッとは考えてあるんですけど、なんというか、一番美味しいところだけ書いたらあとはまあいいかと。(^^;
以下、雑な設定資料。
--
断罪の鈴は聖夜に鳴る -西洋聖人殺人事件-
舞台・背景設定
時代: 昭和30年(1955年)12月24日~25日
場所: 北関東の山間部にある隠れ里「聖人村(ひじりむら)」。豪雪地帯。
馴鹿(れんろく)家:
大正時代、先代当主がアメリカから「クリスマスの風習」と「杉の植林」を持ち帰り、寒村を豊かな林業と観光の村に変えた名家。
村の中心には、戦前からある巨大な「赤いサンタクロース像」が立っており、村のシンボルとなっている。
しかし現在は、事業の失敗と子供たちの放蕩により、家計は火の車。
登場人物(馴鹿家の一族)
サンタクロースのトナカイの名を持つ、個性豊かだが欲望にまみれた一族。
【先代】
ダッシャー(故人): 馴鹿財閥の創始者。大正時代に渡米。村に謎の「祠」と遺言を残して急死。
【兄弟たち】
プランサー(長男): 現在の当主だが、気弱で影が薄い。神社の管理など形式的なことしかしない。
舞子(長女・ダンサー): 【被害者】
元華族気取りの浪費家。ダンスとギャンブル好き。借金まみれ。
ヴィクセン(次女): 【第2の被害者】予定
強欲な「雌ギツネ」。屋敷の金目の物を勝手に売却している。ルドルフを最も虐げていた。
コメット(三男): 弁護士。冷徹な知性派だが、裏で横領をしている噂がある。
キューピッド(次男): 【第3の被害者】予定
ナルシストの優男。派手好きで、村の女たちに手を出す色男。
ドナー(四男): 学者肌だが、研究費と称して金を無心する。パイプ煙草を愛用。
ブリッツェン(五男・末っ子): 元軍人。
規律に厳しく、腕っぷしが強い。一族の腐敗を嫌っているが、家父長制的な思考の持ち主。
ルドルフ(婚外子): 【犯人】
先代が愛人に産ませた子。神学校への留学経験あり。「赤鼻」と蔑まれる。商業主義のクリスマスを憎む原理主義者。
くらら(舞子の娘): 【真の継承者】
5歳。純粋無垢な少女。大人たちが気味悪がる「緑のサンタ(祠の像)」を唯一大切にしていた。
--
鈴による見立て殺人をやろうと持ったけど、考えるの大変で描写は今回諦めた。
多分、ルドルフは馴鹿家に対する復讐をやりたかった感じ。
画像はチャッピーちゃん作。