こんにちは。三島 唯奈です。
『畫界アルカディア』は、第4章「青の始原」の投稿を開始しました。
第3章では、ユイナとロアが「不思議な色をした女」の噂を追い、セイル市へたどり着きました。
そこで二人が引き受けたのは、連絡の途絶えた北境の砦へ向かう仕事です。
水場がないのに聞こえる水音。
歩いても近づけない道しるべ。
少しずつ位置がずれて見える景色。
これまで断片的に現れていた北の異変が、第4章でついに一つの姿を取ります。
灰色の世界には存在しない、はっきりとした青。
ロアがその色を奪い、ユイナがガラスペンで行使すれば、これまでと同じように道を切り開けるのか。
第4章で描くのは、「色があること」と「その色が相手に通じること」は同じではない、という大きな壁です。
第4章は、第1巻にあたる物語の締めくくりであり、二人の旅が次の土地へ動き始める章でもあります。
北境の砦で何が起きたのか。
そして、二人は青い人影を前に何を失い、何を持ち帰るのか。
第4章「青の始原」、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。