【30話到達記念】
いつも『風守り郷の獅子神様』をお読みいただきありがとうございます。
30話到達を記念して、作中に登場する地名や景勝地をまとめてみました。
物語の舞台となる風守り郷は「土地そのものが主人公」と言っても過言ではありません。
読者の皆さまに少しでも世界観を楽しんでいただければ幸いです。
■ 地名・景勝地
【風守り郷(かぜもりごう)】
佐賀県唐津地方に存在する神々と人が共に暮らす隠れ里。白虎をはじめとした聖獣達が守護している。人々からは「風守り郷(かぜもりさと)」「風守りの郷(かぜもりのさと)」と呼ばれている。
【獅子神神社(ししがみじんじゃ)】
風守り郷の中心に鎮座する古社。
郷の人々からは親しみを込めて「獅子神様」と呼ばれ、古くから信仰を集めてきた。祭神は白虎。
【深森小学校(ふかもりしょうがっこう)】
風守り郷の子供達が通う小さな学び舎。
深森川(ふかもりかわ)の清らかな流れに寄り添うように建てられた校舎は、裏手にそびえる嶺霊山(りょうれいざん)を見上げる位置にある。
【大御岳山(おおみたけやま) ― 風守り郷を護る静かな巨影】
風守り郷の外れ、獅子神神社の裏手にそびえる霊峰。
古くは「おみおたけやま」とも呼ばれ、八万大菩薩が鎮座すると伝えられた戦神の山として、人々の信仰を集めてきた。
現在は風守り郷を見守る白虎が鎮座している。
【天王山(てんおうざん)】
※天王山(てんのうざん)とも読む
風守り郷の東方にそびえる霊峰。
古くから青龍の神域として知られ、人々からは畏敬を込めて「神の山」と呼ばれている。
青龍が鎮座する霊峰であり、咲耶が試練を受けた場所。
天王山は日本国における西方結界の重要な支柱の一つとして、大地を巡る龍脈と水脈を束ね、国土の均衡を支えている。
故に、この山が揺らぐ時、その影響は風守り郷のみならず、西方一帯へ及ぶと伝えられている。
【嶺霊山(りょうれいざん)】
深森小学校の裏手にそびえる静かな霊峰。
子供達にとっては毎日見上げる当たり前の風景であり、四季折々の姿を見せる郷の象徴の一つでもある。
伏龍が眠る霊山。
【うつしやま】
風守り郷の北方に位置する神域。
古くは鏡山と呼ばれ、人々の記憶や祈り、そして叶わなかった願いを映す山として語り継がれてきた。
山そのものが人の想念を映し出す鏡のような性質を持ち、古来より多くの人々が祈りを捧げてきた場所でもある。
この地に朱雀は自らを封じている。
【天虹之松ヶ浜(てんこうのまつがはま)】
現在は穏やかな海辺の景勝地として知られている。
青く澄んだ海と白い砂浜がどこまでも続き、松林を渡る潮風は訪れる者の心を優しく癒してくれる。
【七淵浜洞穴(ななつやはまどうけつ)】
荒々しい玄界灘の波打ち際に広がる、玄武岩によって形成された巨大な洞穴群。
長い年月をかけて波が岩肌を削り出し、その独特な景観は古くから人々を魅了してきた。
激しい潮流と複雑に入り組んだ洞窟構造は自然の要塞とも呼ばれ、古来より人の侵入を拒み続けてきた。
神詠みの時代――
人と神々が共に在り、その言葉が今よりも近くにあった頃。
七淵浜洞穴には禍き神々七柱が封じられたと伝えられている。
そのため神々の間では『七淵浜封印洞窟(ななつやはま ふういんどうくつ)』の名でも知られている。
また、この地は玄武の神域とも深く結びついている。
【天呼凪津漁港(あまよなぎつぎょこう)】
玄界灘に面した古き港町、天呼町(あまこちょう)にある漁港。
穏やかな湾内には数多くの漁船が並び、朝になれば活気ある掛け声と共に船が海へと漕ぎ出していく。
この地には天宗三女神(てんそうさんじょしん)と呼ばれる三柱、
潮根姫大神(しおねひめのおおみかみ)
渦津姫大神(うずつひめのおおみかみ)
凪島姫大神(なぎしまひめのおおみかみ)
が祀られている。
【不二磐座郷(ふじいわくらごう)】
甲斐の国(現在の山梨県)に存在する天孫の隠れ里。
雄大な不二の山を望む地に築かれたこの郷は、古くより天孫の一族が暮らしてきた聖地である。
今後も少しずつ用語集を公開していく予定です。
次回は「組織・人物編」を予定しております。
引き続き『風守り郷の獅子神様』をよろしくお願いいたします。