皆様お疲れ様でございます。
ペンネームKosmos。X名鯖の塩焼きでございます。
この度、カクヨム公式様から「作成投稿におけるAIを利用している方へ」とのお知らせが公開されましたので、筆者の使用状況についてこちらで明示致します。
まず、公開中の拙作でAIを使用している作品は以下2作となります。
・掌編「死ヌトキマデノ暇ツブシ」
・長編「RYCOLAS」
主な使用用途は「添削」と「壁打ち」です。具体的な内容を下記にて記載します。興味のある方、気にされる方のみご覧くださいませ。
①世界観等設定の壁打ち。足りない知識の補填。
長編、掌編とも、主たる土台(世界観の設定等)は筆者が中学生の頃に考えた案を元に作成しております。その世界観の骨組みを強化するため、AIを使用しております。具体的には技術提案と知識の補填をお願いしています。例えば「○○という設定で街を作りたいんですが、関連する技術などは存在しますか?」と言った次第です。勿論、裏取り、細かい設定等は筆者が行っております。作中でまだ重点的には触れておりませんが、RYCOLASであれば響鳴装置《きょうめいそうち》等が該当します。今後もちょこちょこAIで補填した技術設定、街並み等が登場する予定です。
②キャラ名の提案
こちらは多少①と被りますが、自分で考えたキャラクター名に意味合いを付加するために使用しています。筆者が命名した後に、「似た響きで○○の意味を持つ名前を提案できますか?」という形で使用しております。最終的にはAIの提案と筆者がつけたい名前を総合してキャラ名を作成しています。
③英語、日本語の文法間違い、添削等
主には日本語の漢字、表記ミス、表現間違い、誤字脱字チェックに使用しています。AIに内容を生成させることはほとんど行っておりません。
※ここで「ほとんど」と言っているのは、表現の提案等はお願いしているためです。④にて触れます。
④よりよい表現の提案。熟語等の提案
作品のなかで、表現に煮詰まった場合、あるいはより適切な表現を使用したい場合にAIに表現の提案を行ってもらっています。これは筆者が書いた文章の一部をAIに読み込ませ、表現の再提案をさせる場合もありますし、○○という意味の熟語を提案してくださいと直に提案をお願いする場合もございます。これがタグの「AI本文一部利用」にあたるのか、「AI補助利用」に当たるのかは少しまだ分かっていません。タグのミス等は多少ご容赦いただければと思っております。
⑤AI評価等
(今はほとんどしておりませんが、昔一時的に使用していた期間がございます)
拙作の客観的評価をAIにお願いしていた時期がございます。ただ、評価の中で、私はAIと「作者が意図的に作る間」についてAIと意見が合わなかったため使用を辞めました。AIは私が感じる「必要な間」を「冗長さ」と捉える節があると感じております。使用に関し、具体的には「RYCOLAS」00話のみ、AIの評価を取り入れている箇所がございます。その他の箇所は使用していないか、使用した文章から大幅に改稿を経ているかのどちらかとなります。
⑥扉絵画像の生成
説明するまでもないかもしれませんが、表紙絵、扉絵に生成AIを使用しております。
現状、拙作におきましては、筆者はAIを補助的に使用しております。しかし、それは「妥協」のための使用ではなく、「改善と質の向上」という観点で使用しているつもりです。
AIの使用に関して皆々様、多々見解があることと存じ挙げておりますが、人からの客観的評価をお願いできない現状と致しましては「作品を向上させるためには致し方ない処置」と筆者は考えております。
可能でございましたら、柔軟にご検討頂ければ幸いです。
ご縁があれば、引き続き本作をどうぞよろしくお願い致します。
11/19/2025。 Kosmos。