皆様いつも、ありがとう御座います。
本日は作品について、誤解がないよう、少しだけ補足させて頂きます。 (気にしているのは作者だけかもしれませんが)
ザックリと何のお話なのかと言いますと、私の小説と英国と、特に欧州で現在問題となっている移民問題のお話です。
12月頭から新作連載を始めた【ダチュラの恋】、こちらお読み頂いている方からしたならご存知の通り、舞台イギリスとなっております🌟
まず前置きとして、私の小説に登場する国は、現実世界の国をモデルにしてはいますが、あくまでも〝私の小説の世界観の中の国であり、実際とは異なる世界〟です。 現実世界の実情をどれくらい反映させるかは、私のさじ加減です。
ですがやはり、英国舞台の小説を書いているので、欧州の移民問題には心を痛め頭を悩ませております。 ですので、最新話の1番最後に、【グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(英国)の情勢、治安回復、一刻も早く移民政策から生じた問題への対策、体制が整い、事態が収束、改善されますよう、お祈り申し上げます。】2025/12/16
※一部現英国(や現欧州)の現状を頭に入れつつも、本作は実情を描いたものでは《《ありません》》。】と、書かせて頂きました。
最初は最後にもう一文あって、【善良な移住民の方もおりますので、作中では『共存意思のない一部の輩』と書きましたが、欧州では明らかに一部以上の数の過激移民(犯罪に手を染める移民)に脅かされている国もあります。】と書いてあったのですが、文が長くなると小説から逸れてしまうのと、何故この一文も書いたのかを説明するつもりなら、もっと長くなってしまうので、結局消したんです。
最初に書いていた理由は、“一部”と言う表現が、明らかにもっと辛い現状にある国に対しては、失礼だと思ったからです。 けれど結局消した理由は、小説内ではそれを補足するだけの文を書いたら不自然だと思ったからです。 移民問題を取り上げた本ではなく、私が書いているのは、英国が舞台のエンターテインメント性のある小説なので📖
私が気にし過ぎなのかもしれませんが、ちょっとでも誤解を招くような書き方になってしまうと、〝差別だなんだ〟と感じ取られ兼ねないので、これ以上の補足をするならばと、このように近況ノートを使うことにしました。 世界の大問題ですので、書き方に気を使います。 差別的思考も贔屓の思考でもない、ただ“平和になり、争わず、争いに陥る原因が解消し、みんな落ち着きますように”と、私はそう考えているだけなので、補足をすると長くなるんです。
移民問題って、難しいです。
〝移民を受け入れる〟と言ったなら聞こえが良いけれど、とてもリスクが高く、欧州では移民を入れたせいで治安も何も崩壊した国もありますし、イギリスも今大変みたいなんですよね……。
まず、移民の受け入れ体制が疎かであると、住む場所がないので移民がホームレスとなって街に溢れ返ります。 この時点でも、治安が良いとはあまり……って感じですよね。
次に、移民は入国した国の言葉が喋れない事が殆どであるので、先進国へと移住しようと、思うように仕事が見つかりません。
〝家がない仕事がない〟移民に不満が募ります。 〝国は助けてくれないの? 差別?〟また移民に不満が募ります。 ←コレ、移民の数が多すぎて国はカヴァー仕切れないんです。 しかも、移民へと補助金は自国民の税金から出ています。
移民と国と自国民で、意識などがすれ違います。
〝移住してきたのに、国は受け入れてくれない等〟、すれ違いが起こったり結局貧しかったりすると、犯罪に手を染める移民が増えます。 ←こうなると、完全に移民を受け入れた国の治安が乱れ始めます。 自国民が安心して暮らせる環境が崩壊していきます。
治安を乱し、税金で補助金をもらう移民に対して、自国民が怒り出します。
移民と自国民の溝が深まり、もっと最悪になっていきます。
国はパンク状態です。 移民への補助金額もバカにならないし、移民は治安を乱すし、ついに自国民からもバッシングを受け始めます。
全移民に不自由させない程のお金と、移民に与える仕事や家、それらが万全に整った状態で受け入れない限り、大量の移民を受け入れた国の治安は落ち、自国の文化崩壊等も起こります。 (備え万全ならば平気とも言い切れませんが)共存ではなく、争いが起こります。
大量の移民がホームレス状態であるにも関わらず、治安が乱れないようにする為には、おそらく、かなりの博愛精神を持って、常に移民と同じ目線で共に寄り添わないと無理なのでしょうが、現実的に考えて、無理ですよね。 何の話ですか? ボランティアですか? 誰がやるの? 被災地でもないのに、それが必要だったの? 誰も想像しなかったよね? 政府さん、どうなってんの? ポカンですよね。 大勢の移民たちを前に、自国民たちも混乱。 “彼らは彼らで生活していくもの”だと認識しており、助け合いが前提の被災地などでもないのですから。 けれど受け入れ体制不十分のまま移民をそっとしておいたら、いつの間に自国の治安が落ちている、と言う状況かと。 いろいろと、移民政策の大誤算なのでしょう。
移住民の方だって、事情があって難民として移住してきたりと、母国を捨てて来たからには、重い理由があります。 善良な移住民の方もいますし。 けれど、犯罪に走り入国した国の治安を悪くしてしまう方もいます。 最初はいがみ合うつもりなどなかったのに、国や自国民とのすれ違いで、結局、自国民と対立してしまったりと……
なら、誰が悪いんだ? どのような事情があろうとも、犯罪に手を染めた人は、あきらかに悪いです。 けれど説明不足のまま“移民が犯罪を犯した”とかとだけ書いてしまうと、〝善良な移住民の方もいるのに。 母国が安全じゃないから移住してきただけなのに〟ってなります。 〝なら、移民を受け入れてあげれば?〟って、いや、だから、簡単なことじゃないんだよ! 綺麗事じゃ収まらない事態なんだよ! って、なるんです。
そのような訳で今回、
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【グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(英国)の情勢、治安回復、一刻も早く移民政策から生じた問題への対策、体制が整い、事態が収束、改善されますよう、お祈り申し上げます。】2025/12/16
※一部現英国(や現欧州)の現状を頭に入れつつも、本作は実情を描いたものでは《《ありません》》。
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と言う文面を小説に入れさせて頂き、誤解がないよう、近況ノートに長々と、現代ドラマジャンルかのような文を綴らせて頂いた次第です。
イギリスと言う国は私の小説において、とても重要な国でもあるんです🌟
過去作品で言ったなら、イギリスはアイリーンとナターシャの国で、ベロニカの母国。 アイリーンたちの教会がある国で、沙 海風(シャ ハイフォン)や黄 可馨(ハァン クゥシン)たちが目指した国です⛪️
そして今回、新作ではついに舞台になりました🌟
と言う事で、イギリスは私の小説の中でも大切で重要な国であります🇬🇧
例の移民問題でイギリスが大変な事になっているので、【お願いだから、イギリス崩壊しないで🥲 どうにか立て直してくれ……情勢回復して🥲】って、言いたかっただけなんです。 なのに、デリケートな世界の問題なので、いろいろな誤解がないようにちゃんと書いた結果、〝こんなに長い説明文がついたのです〟。 【崩壊しないで〜。 イギリス回復してくれ〜🥲】って、言いたいだけです。 なのに、3000文字超えしました……
長くなりましたが、以上です。 軽めな1ページ分程はありますね。 ……現代ドラマの本にしておくか、エッセイに追加しておくか、考え中です。
こんな1ページみたいなノートを最後まで読んでくださった方がいるのかは分かりませんが、皆様いつも、ありがとう御座います! また、お会い致しましょう!🌟