島崎町

小説の「書き出し」と「書き終わり」がお見合いパーティーをします。こんな話絶対読んだことないですよね。

僕は国を作った。心の中にだけある国だ。1年3組のみんなが国民で、大人にはないしょだ。絶対に言っちゃダメだよ。

砂漠の真ん中に建造された巨大な監獄。囚人と看守たちのみが暮らす町にはじめて記者が入る。そこで見た意外な真実……

「絶対に開かない箱」が発売され人々はさまざざまな物を入れる。人々はそれで満足した。はずだったが……。

部屋選びは大変だけれど、いい部屋を見つけたらうれしい。

天気予報はすたれAIの不調・機嫌を予報する世界。一台のタクシーの物語。

時間に正確なテト氏。あまりにも正確だから人々は時計を買わずテト氏に人生を合わせはじめて……

安くておいしい究極の食べ物〈イル〉。わたしたちはそれを毎日食べます。そうして、こうなりました。

うちのこどもがわたしになにか隠している。なにかをしゃべっている。ドアを閉めてなにを離しているのだろう。第2フェーズってなに？

おなじころ、おなじような土地で、おなじようにふたつの町ができた。奇妙に相似するふたつの町の歴史。

わすれものの町に降りたった僕は、わすれもの保管所にやってくる。そこで、わすれものの傘がどうやってここにやってきたかが語られるが……

左折できない車は安い。だが世界を変えてしまう。それからあなたも。

こんなに美しい木があっただろうか。

われわれは「その国」を知覚できない。だから「翻訳の国」が必要なのだ。

怪獣が毎年襲ってくる町の歴史と、ひとりの少年の人生が交差する物語。

ひさしぶりに学校に来た瑛子（えいこ）。数ヶ月前の事故をみんな心配してくれる。でもひとりの女の子は不審な目で瑛子を見て聞いてくる。「美依子ちゃんは元気？」

自分に手紙を書く少女ははじめて恋をする。

失った記憶の中に真実がある。【会話と推理だけで】で記憶を取り戻す、その名も「記憶探偵」。真実に絶対おどろく。

少年たちの熱い思いは幻想世界で花開く。 コロナ禍でプロ野球の開幕を夢見る2020年夏の物語。

せつないけれど、読んだらスッキリした気持ちになれる短編集！　 「トイレの花子さん」や「音楽室のピアノの音」「1段多い階段」など、だれもが知ってる定番話の、意外な真相。そして7つ…

とある小学校の、6年3組が体験する、不思議で怖い1年間。1ヶ月に1話ずつ、4月から3月までの全12話。 夢の中に現れる少女の謎。1人多いあの子は誰？　満月を避ける少年の秘密。先…