• 異世界ファンタジー
  • 歴史・時代・伝奇

カクヨム甲子園2024ロングストーリー部門奨励賞受賞

 このたび、カクヨム甲子園2024ロングストーリー部門にて「瑞国伝」で奨励賞を受賞することができました。審査してくださった方々、運営の皆様、アドバイスをくださった方々、読んでくださった方々に心から感謝申し上げます。おかげさまで、念願の受賞を果たすことができました。私は至らぬところばかりの未熟者です。そんな私が受賞させていただいたこと、本当に喜びと感謝でいっぱいです。

 頂いた選評から自分には独創性が必要だという課題も見つかり、大変実りある受賞となりました。

 ここでちょこっと宣伝を。
 「科挙と点心」
 https://kakuyomu.jp/works/16818093087379101047 
 タイトル通りの中華ものです。北宋の都・開封を舞台とした時代小説で、科挙に受からず疲弊している男と孤児の少年が出会い、一緒に包子(肉まん)を頬張って言葉を交わす。その出会いは互いの人生を大きく変える、というお話です。カクヨムコン短編に応募中なので、ぜひ読んでみてください。

 最後になりますが、改めて瑞国伝に関わってくださったすべての方々に感謝いたします。受賞できたのは皆様のおかげです。本当に、ありがとうございました。
 

追記
 独創性のあるストーリーってどうやったら生まれるんでしょうか?皆様、心がけていることなどありましたらご教授ください。

8件のコメント

  • 奨励賞受賞おめでとうございます!
    その節は私のレビュー企画でお世話になりました。終わってからも陰ながら応援していましたが、良い結果が出て自分のことのように嬉しく思います。
  • 武蔵さん、ありがとうございます!
    こちらこそ、お世話になりました。頂いたレビュー、時々読み返しております。素敵な企画を開催してくださり、ありがとうございました。
    中間選考突破時も今回もお祝いしてくださって、武蔵さんの優しさが本当に嬉しいです。
  • おめでとうございます。
    独創性ある作品を作るには、「作品のウリ」と「作家の個性」の両方が重要です。

    作品のウリというのは、他の作品にはない魅力的な部分で、読者にとって「この作品ならではの良さ」を感じさせる要素のことです。
    たとえば、斬新なストーリー展開やキャラクター設定、特定のテーマに基づくプラスアルファの要素など。
    平たくいえば、一言でどんな作品なのか説明でき、読者にとってそれが面白く興味があることが大切です。

    作家の個性(作家性)とは、自分の感覚や価値観を信じ抜く力であり、他者や時代に左右されない作家自身の「好き」が集まったものです。
    こだわりや、生き様、考え方、趣味嗜好など。
    これらが作家自身の表現として作品に反映され、独自性を生み出します。

    両者をバランスよく取り入れることで、独創的で魅力的な作品が完成します。
    意図的に作品に出すこともできるでしょうが、作品には作家の考えや思いが無意識に現れます。それが作品の味やウリ、魅力にもなります。

    水野さんはお話をまとめ、うまく描き、読者を楽しませる作品を書けると思います。自分が得意なもの、好きなもの、なにが嫌いなのかなど、紙に書き出してください。
    書いたものをみれば、自分はどういう人間で、どんなキャラが好きで嫌いなのか、どんな場面が書きたいのか、あるいは他の人はどんなものを求めているのか、欲しいのかなど、わかるでしょう。
    そこから、ウリになるものを探して考えてください。

    自分が書きたいものと、書けるもの、読者が読みたく思いつつ時代にあったもの、この3つが合致して作品が書いていけるなら、作家になれるかもしれません。

    勉強共々、励んでください。
  • snowdropさん、長文のアドバイス、ありがとうございます。
    誰にも左右されない自分の「好き」の部分で、ちょっとどきりとしました。今ちょうど、中世ファンタジーを書くかすごく迷っているところでした。ですが自分にとってはとても難しく、どうしたものかと悩んでおりました。snowdropさんの仰るような方法でもういちど自分を見つめ直し、設定を練り直したいと思います。
    作品の感想を書いていただいたのみならず、コメントでアドバイスまでくださり、本当にありがとうございました!
  •  遅ればせながら、奨励賞おめでとうございます!
    とても力のある、読む快感が強い作品でしたので、良い結果で本当に嬉しいです。

     独創性のあるストーリーって『変わったギミック』でなく、書き手の個性という意味でしょうか。
    私は創作論を持ってない人間なのですが、作者本人の性癖を全盛りしてなおかつ文学芸術に昇華させてる谷崎潤一郎という作家が好きでして、そういった己そのものを隠さない(自己投影という意味ではないです)作品は独創性が出るのではないか? と思ってます。

     本当におめでとうございます。これからのご発展をお祈りいたします。
  •  はに丸さん、ありがとうございます。最近ちょっと瑞国伝に自信が持てなくなっていたので、はに丸さんのお言葉がすごく嬉しいです。

     小説を書こうと試行錯誤するうち、自分にはまだ絶対的な好きなものがない、何かを書き表す知識も足りていないという自覚が芽生えました。もっと学んで自分を知り、芸術に昇華できるほどの実力を身に着けたいと思います。

     お祝いしてくださり、ありがとうございました!
     
  • こちらでははじめまして。
    先日はコメント返信にて、拙作「笑顔のベリーソース」に触れていただきありがとうございました!
    受賞からはもうだいぶ経ちますが、覚えていてくださる方はおられるのだなあと、こちらとしても大変嬉しかったです。

    それで、せっかくなので「独創性のあるストーリー」について、私の思うところを少しお話してみようと思います。

    個人的に、独創性というのは外から持ってくるものではないと思っています。
    自分の内にある「こういうのが好き」「こういうのが嫌い」「こういうのに興味がある」「こういうのはやりたくない」等々が、形になって出てきたものが独創性になるのだと思っています。
    とはいえ、自分の中だけに籠っていてもよくなくて、外で色々なものに触れつつ「どういう時に自分の心は動くのか?」を知っていくのも大事なのかなと。


    抽象的な話だと伝わりにくそうなので、具体例として妥当かどうかわかりませんが、私が「笑顔のベリーソース」をどう作ったか、という話をしてみようと思います。

    あの話は元々「天才」をテーマにした自主企画のために書いたのですが、その際に「どうやったら『ものすごい天才』を表現できるだろう?」と考えたとき「天才をふたり用意して『天才Aがあまりにも天才すぎて、天才Bしかその真価や真意を理解できない(*1)』形ではどうだろうか」と着想したのが最初のアイデアです。
    そこから派生して「自分の真価を唯一知る相手のために命を懸ける(*2)」話ができあがりました。

    ここで、(*1)についてはどこかで聞いた「将棋の棋譜は芸術か?」という議論がもとになりました。
    そこでは「将棋の棋譜は芸術だが、同程度の棋力を持つ人しかそれが芸術だと分からない」という話がされていたと記憶しています。

    また、(*2)については史記刺客列伝の「士は己を知る者のために死す」との有名な言葉からの着想です。

    そして上記のアイデア元は、私がそれらに触れた時に「なにがしか心が動いた」からこそ頭にあって、それゆえに後日アイデアとして出てきたのだと思っています。
    私自身、「自分の技術や力量を認めてくれる相手」を本当に貴重で大切だと思っていて、「互いの真価を唯一認め合う間柄」への憧れが常にあったからこそ、アイデアが話の形としてまとまってくれたのだと思っています。


    なので、外界の色々なものに触れつつ、自分自身の感性で積み上がった「こういう事柄が素敵だと思う」「こういう事柄が嫌だと思う」等々を全力で表せば、それが独創性になるのだと思っています。

    とはいえ、自分の感性って自分では当たり前のものなので、なかなか特徴が気付きにくかったりします。
    そこは他の人に感想をいただいたり、他の人の作品と読み比べてみたり、なにより自分が「書いてて楽しい」と感じたり、といった経路で見つけていくしかないと思っています。


    気付けば大変に長くなってしまいましたが、何かの参考になりましたら幸いです。
  •  返信が遅くなりました。ごめんなさい!
     長文で「笑顔のベリーソース」の裏側を教えてくださってありがとうございます。具体的で、大変参考になりました。将棋と史記から着想を得て「笑顔のベリーソース」を書かれたことにびっくりしました。自分が心動かされたことが素晴らしい物語の種となるかもしれないと、インプットの大切さをしみじみと実感いたしました。
     やはり、沢山インプットをすることが自由な発想に繋がり、自分を知って好きなものを極めることが独創性の獲得に繋がるのですね。自分が素敵だと思うこと、美しいと思うもの、好きなものに沢山触れて、これからも創作に励みたいと思います。
     大変参考になるコメントをくださり、ありがとうございました!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する