猫宿亭に続いてロストアームの本編が完結しました。
序章から終章まで、全十章。「ロストアーム」の第一部を最後まで書き切ることができました。読んでくださった方、途中で立ち寄ってくださった方、ありがとうございました。
この物語を書き始めた頃、正直なところここまで長くなるとは思っていませんでした。戦後の広島を舞台に、義手で繋がる二人のことを丁寧に書きたい。それだけのつもりだったのですが、気がつけばアヤとシンイチに引っ張られるようにして、全十章分の時間を共にしていました。
本編を通じて大切にしていたのは、「失ったものをどう受け取るか」というテーマです。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、終章まで読んでいただけたなら、アヤが最初と最後でどう変わったか(あるいは変わらなかったか)を感じてもらえていたら嬉しいです。
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本編としていますが、構想上はこれが第一部「広島編」にあたります。
次は幕間として、サイドストーリー「幻影の眼差し」を連載予定です。その先に第二部の構想もなくはないのですが、続きをどこまで書けるかは正直なところ未定です。まずは幕間を最後まで書き切ること。それが今の目標です。
いつかまた続きでお会いできることを願いつつ、引き続きよろしくお願いします。
ありがとうございました。
ロストアーム
https://kakuyomu.jp/works/822139839858000883