いつも『あの名曲の裏側で、私たちは恋をしていた。』をお読みいただき、ありがとうございます。
一旦完結としていた本作ですが、まだまだ紡ぎたい「あの曲」の記憶がいくつもあり、新エピソードの投稿を不定期に再開することにいたしました。
その第一弾として、明日より新しい恋の記憶(全4話)を公開します。今回は70年代の章への追加です。
感情を説明する言葉を徹底的に削ぎ落とし、冬のひんやりとした空気感、窓辺の結露、古い口紅や三分遅れる時計といった「物」たちの手触りだけで、二人の輪郭を描き出しました。
モチーフとなった名曲が何であるかは、最終話のあとがきまで秘密です。
ぜひ、物語の端々から流れてくるメロディや情景を想像しながら、静かに楽しんでいただければ幸いです。