銘(めい)**:それは万物の起点にして、祝福であり、希望である。それは人々に災厄に対抗する力を与え、気づかぬうちに人類そのものを変えてしまう。それは深く血に溶け込み、魂に刻まれる。それは重く、小さく、切り離せないものでありながら、同時に変わりゆくものでもある。それは人々を巡り、縛りつつも、また守りもする。その存在は無自覚的でありながら、運命的でもある。全ての人々がその寵愛を受けるわけではない。実際、この世界でそれを有する者は多くない。しかし、それを有する者が必ずしも幸福とは限らない。それが授けるもの、その内に含まれるものは、あまりにも重すぎるのだ。
**逆(ぎゃく)**:それは災厄であり、「銘」と共に現れるもの、苦難の循環、旧き時代の法則である。
* **逆の可逆性**:「逆」による汚染が浅い場合、人々は「銘」の力によってそれを拭い去ることができる。それはあたかも行列の逆演算によって元の状態へと還元されるかのようである。
* **逆の不可逆性**:汚染が深すぎる場合には、【擬似逆(ぎじぎゃく)】の概念を導入せねばならない——犠牲という代償を払って局所的な浄化を実現するが、元の秩序を完全に取り戻すことは叶わない。