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三浦 あすひ
@elps78page
2026年5月8日
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歴史・時代・伝奇
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5日前
延暦航海録 かや 人物紹介4
今回は、香弥とともに海を渡る二人の男をご紹介します。 まずは、綜牙(ジョンハ)。 香弥の父・泰民の船で働く船乗りで、航海の技術、とりわけ帆の扱いに長けた人物です。 物静かで冷静な性格ですが、香弥に対しては深い信頼と責任感を持っています。 そして、もう一人が鉄峰(チョルボン)。 武角の船の乗組員で、綜牙とは対照的にかなり荒っぽい性格です。 口調も態度も乱暴で、香弥に対しても遠慮がありません。 ただし、二人とも香弥を守るために登場した人物。 冷静な綜牙と、荒々しい鉄峰。 同じ「香弥を守る男」でも、その守り方はまったく違います。 これから二人が香弥とどのような関係を築いていくのかも、楽しんでいただければと思います。 画像は左が綜牙、右が鉄峰 //////////////////////////////////// 画像はAIで作成したものです。 物語のイメージを掴むために少しでも役立てたら嬉しいです。
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9月15日
当時の船旅について
西暦800年ごろの船は、現在の船とは全く違います。 動力がないことはもちろんですが、風雨を凌ぐための場所も少なく、船の上はとても狭い空間でした。 大勢の人が一つの船に乗り込み、限られた場所で何日も過ごします。 雨が降れば濡れ、風が吹けば寒さにさらされる。 波が荒れれば船そのものが大きく揺れ、眠ることさえ容易ではありません。 食事や水の確保、荷物の置き場所、そして狭い船の上で大勢の人がどう過ごすのか。 「船に乗って海を渡る」という一言の裏には、現代の私たちが想像する以上に過酷な生活があったのだと思います。 物語を書くために船について調べていると、登場人物たちが海を渡るということの重みも、少し違って見えてきました。
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9月12日
全体構成と更新について
現在お読みいただいている皆さま、ありがとうございます。 今回は、本作の全体的な構成と、今後の更新について少しお知らせします。 本作は全120話ほどを予定しており、現在は第8話、第1章の途中まで進んでいます。 第1章は第33話で一区切りとなる予定です。 1話あたり約4,800文字前後なので、第1章だけでも15万字ほどのボリュームになりそうです。 まだまだ先は長いですが、まずは第33話の一章完結を目指して、物語を進めていきます。 これからも香弥たちの旅に、お付き合いいただければ嬉しいです。
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9月11日
500PVありがとうございます!
おかげさまで、500PVを達成しました。 読んでくださった皆さま、そしてコメントをくださった皆さま、本当にありがとうございます。 コメントをいただくたびに、書いている自分だけでは気づかなかったところに気づかされたり、「そういうふうに読んでもらえるのか」と新しい発見があったりします。 こうして反応をいただけると、物語を書いて公開する楽しさを改めて感じます。 まだまだ物語は始まったばかり。 これからも香弥たちの旅を楽しんでいただければ嬉しいです。 引き続き『帰月録 かぐや』をよろしくお願いします。
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9月9日
女主人公を描くことについて
今回は、女主人公の「旅立ち」について。 古代や中世はもちろん、近世になっても、少女が一人で外の世界へ出ることは、単に危険というだけではありません。 身分や家族、社会の目など、越えなければならない壁がいくつもあります。 実際に物語を書いてみると、「少女を冒険へ旅立たせる」という設定そのものに、作者側の工夫が必要なのだと実感しました。 これまで何気なく読んでいた創作物の中で、少女を旅立たせてきた作者たちの苦労を、少し思い知った気がします。
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9月8日
節刀の選別について
五段では、豊成による「節刀」の選定が登場します。 作中で豊成が刀身を軽く打ち、その状態を確かめる場面がありますが、これは当時の正式な鑑定法として描いたものではありません。 長年の経験から、豊成自身が身につけた選別の方法です。 ここで描きたかったのは刀の鑑定そのものではなく、「何を選ぶか」という仕事の難しさです。 古さ、格式、美しさ、実用性――。 どれにも、それぞれの価値があります。 最初から決められた「正解」を探すのではなく、自分が選んだものに責任を持ち、それを正解にしていく。 豊成が若い官人たちに伝えようとしているのは、そんな仕事の本質です。
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9月8日
延暦航海録 香弥 人物紹介3
寂慧和尚――香弥を見守る僧 新羅の港村・沙梁村にある寺で、香弥たちを見守る僧、寂慧和尚。 仏の教えを説く一方で、村人たちが生きていくためなら、時にその教えだけでは割り切れない決断も下してきた。 海賊である武角と手を組み、国家の目から隠すべき書物を扱うことも、その一つだった。 すべては、この小さな村と、そこで暮らす人々を守るため。 そして香弥にとって、寂慧は書を教える師であると同時に、父のようにその身を案じてくれる存在でもある。 武角――海を渡る男 新羅の海を渡り、賊を率いる男、武角。 力こそがすべてだと信じ、海を行き交う船から荷を奪うような不法者。 そんな武角の考えを変えたのが、香弥の父・泰民との出会いだった。 自分には読むことのできない一冊の書が、人の心を動かし、人生を変え、道を切り開いていく。 その力を知った武角は、やがて紙や墨、そして書物を運ぶようになる。 荒々しい海の男でありながら、書の価値を誰よりも認める武角。 //////////////////////////////////// 画像はAIで作成したものです。 物語のイメージを掴むために少しでも役立てたら嬉しいです。
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9月3日
霊流しについて
本作に登場する「霊流し(オンソン)」は、実在する祭礼ではなく、本作のために創作したものです。 着想のもとになったのは、長崎の精霊流しや広島の灯ろう流し、各地に伝わる人形流しなど、「水に祈りを託して流す」という古くからの風習。 ただ、それらをそのまま取り入れるのではなく、西暦800年前後の海辺の村を舞台に、当時の暮らしを想像しながら再構成しました。 当時の村では、薪は煮炊きや暖を取るために日々必要なものであり、油も灯火などに使われる貴重なものです。 そのため、現代の祭りのように大量の薪を焚いたり、油を使った灯火を海辺に並べたりするのは、日常の暮らしから考えても容易ではありません。 そこで本作では、火を使うのではなく、葦で編んだ小舟に木札を添えて海へ流し、満月の月明かりが海面を照らす情景として描いています。 そして祭りの中心にあるのは、船を流すことそのものではありません。 村人たちが皆で歌い、踊り、祖先へ祈りを捧げること。 小さな海辺の村で、人々が一つになって祈る――そんな祭りとして「霊流し(オンソン)」を創作しました。 史実として記録された祭礼ではありません。 けれど、「もし西暦800年前後のどこかの海辺の村で、こんな祭りが行われていたら――」 そんな想像から生まれた、本作ならではの祭りです。
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9月1日
竹取物語の五つの宝物
二段にして、早速「蓬莱の玉枝」が登場しました。 ただし、この物語で描いている蓬莱の玉枝は、『竹取物語』に登場するものとは、かなり扱いが違います。 物語の中では、登場人物たちも「これは本物の蓬莱の玉枝ではない」と、一目で分かるものとして描いています。 では、なぜそんなものを出したのか。 この時代には、海を越えてさまざまな珍品が日本へもたらされていました。 「これはいったい何なのだろう」と思うような異国の品が、珍しいものとして人々の目に触れていた――。 今回は、そんな当時の貿易や、異国から珍品が入ってくる世界を感じてもらいたくて、あえてこのような「蓬莱の玉枝」を登場させています。 『竹取物語』の蓬莱の玉枝そのものではなく、後世に物語として語られていく「蓬莱の玉枝」の原型の一つ……くらいに思っていただければ。 この先、これがどう物語につながっていくのかも、ぜひ楽しんでください。
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8月31日
延暦航海録 かや 人物紹介2
左|阿部寛親 朝廷の実務を担う官人。冷静に物事を見極め、現実的な判断を下す。 知識人というか、本が好きな人。仕事の専門に囚われないあらゆることを知っている。特に天文に詳しい。 中央|日下部益麻呂 現場感覚に優れた官人。理屈や伝承よりも、目の前の事実を重視する現実派。 プライベートではかなりの人情派、秦豊成とは腐れ縁というか、やたらと絡まれる。 右|秦豊成 朝廷で文書・外交を担う官人。伝承や物語にも通じ、古くから伝わる知識を重んじる。 三人の、中では一番年長の知恵者、飄々としながらも、抑えるところはしっかり抑える実力派の人物。
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8月30日
延暦航海録 かや 人物紹介1
主人公紹介――香弥 新羅の港村・沙梁村で暮らす少女、香弥。 村で代々受け継がれてきた「月の巫女」の血を引き、幼い頃から月へまつわる祭祀と伝承に触れて育った。 けれど香弥自身は、海の向こうに何があるのかを知らない。 対馬へ渡ったことで、初めて知ることになる。 ――自分たちの祖先は、かつてこの海を渡ったのではないか。 「月の巫女」とは、いったい何者なのか。 そして、自分がずっと憧れてきた「海の向こう」には、何が待っているのか。 知らないことを知りたい。 その思いだけを胸に、香弥は故郷を離れ、さらに西へ向かうことになる。 これは、後に「かぐや姫」と呼ばれる少女の物語――その始まりである。 泰民――香弥の父 新羅・沙梁村を拠点に海を渡る交易船の船頭、泰民。 香弥の父であり、長年にわたって海と向き合ってきた船乗りでもある。 荒海も、異国の港も、海の上で起こる危険も知り尽くしている。 海を知る父と、海の向こうを知らない娘。 二人の視線は、同じ海を見つめながらも、少しずつ違う場所へ向かっていく。 香弥の旅が始まるとき、泰民もまた、彼自身の運命に巻き込まれていくことになる。 //////////////////////////////////// 画像はAIで作成したものです。 物語のイメージを掴むために少しでも役立てたら嬉しいです。
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8月29日
初めて小説を執筆しております。
はじめまして。『延暦航海録 かや』を書いています。 本作は、竹取物語を延暦年間(西暦800年前後)の史実や古代信仰をもとに再構成した歴史小説です。 神話・航海・政治・宮中を軸に、「竹取物語はなぜ書かれたのか」というテーマを掲げ、当時の人々の暮らしや信仰、国際交流、そして政治の動きを織り交ぜながら描いています。 歴史好きの方にも、神話や古典がお好きな方にも楽しんでいただける作品を目指しています。 どうぞよろしくお願いいたします
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