いつも「ヤツらは仲間を見捨てない」をお読みくださりありがとうございます。
この度、「第557話 そして悪役令嬢は勝手に決意した」と「第558話 組合長の髪の毛が」の大幅修正をすることにいたしました。
つきましては、該当2話を一時削除いたします。差し替えではなく削除という措置は、各話において皆さんからいただいた感想が本文と整合しなくなってしまうためです。2025/09/18時点で該当2話にいただけたなろうでは感想7件、カクヨムでコメント1件が消えてしまうことになり、大変申し訳ありません。心からお詫びいたします。
改稿理由についてですが、悪役令嬢リンパッティアの行動がワガママに傾きすぎではないかというご意見をいただき、そしてそれが筆者として大変納得できるものであったためです。
筆者はティア様を表面上はデレさせないまま悪役令嬢としての態度を維持しつつ、それでいて性根は真摯な存在として一年一組との交流を描いてきました。
そして彼女と守護騎士メーラハラは、十二階位(数字までは未定でしたが)を契機に冒険者として『一年一組』に加わり、迷宮の異変と対峙するというのは当初よりのメインプロット路線です。これを変えることはありません。
ただ、加入のさせ方が、あまりにも一年一組をないがしろにしたものであったと考えます。書いている最中は形振り構わない強引な悪役令嬢カッコいいとか考えていたのですが、ご指摘いただき二度程読み返してみて、決意が固まりました。
もっと一年一組とティア様らしい落としどころを書いてみたくなったというのが本音です。
筆者は、Web小説には読者さんの感想をダイレクトにいただき、それを原動力とするという魅力があると考えています。
同時に読者さんの意見に流されてはいけないという不文律があるのも承知しています。ですが、今回の件につきましては、筆者が納得した上で、そちらの方が良いものになると思った、私のワガママです。旧バージョンの方が良いと思われる方も出るかもしれません。その際は、大変申し訳なく思いますが、筆者のこだわりにお付き合いいただければ嬉しく思います。
なお、旧バージョンについては、なろうでは活動報告、カクヨムでは近況ノートに移行し、今後も読める状態にしておきますことを加えておきます。
次回の投稿は申し訳ありませんが、お時間をいただき、3~5日程度を予定しています。
これからも「ヤツらは仲間を見捨てない ~道立山士幌高校一年一組が異世界にクラス召喚された場合~」をよろしくお願いいたします。