※読む人によっては非常に不快になる可能性があります。ご注意ください。
私の父親は2浪して名のある国立大に入学しました。
父親のこれまでの言動から察するに浪人中のモチベーションは大学生活での青春だったのでしょう。
父は学生時代の青春を犠牲にして勉強に全てを捧げていたんだと思います。(時々、青春コンプレックスを感じさせる言動が見られるので)
青春といいましたが、特に恋愛への憧れが強かったのだと思います。浪人当時は思春期の男子高校生だったわけなのでそう考えるのが自然でしょう。
父はあまり家庭環境に恵まれておらず、おそらく片親を理由としたいじめを受けてしました。
満たされない人生を送ってきて、家族からの愛情に飢えている、愛着障害をかかえた人は異性との恋愛でその穴をうめよう(性行為だけに笑)とする傾向があるように思います。
だから、いい恋人を作って、いい恋愛をして、性行為をして、そしてこれまで自分が送ってきた人生を肯定してほしい。
その一心だったろうと思います。
そして、大学入学後は同姓の友達には恵まれたものの、残念ながら異性にはあまり相手にされなかったのだろうと思います。
異性とまともに恋愛できていればあんなことにはならなかったでしょうし。
大学を卒業したあと、父は有名な企業に入社し、その会社でかなりの役職を得ることに成功しました。
そんな父ですが、30歳前半で結婚することになります。
(以下、母と呼びます)
父からみれば母は女神のように見えたことでしょう。
アラサーは結婚できるギリギリの年齢であり、父は結婚を諦めかけていた或いは相当焦っていたでしょうから。
子宝にも恵まれ、姉と私が生まれました。
母は父とは違い高卒でした。
また高校時代はかなり遊んでいたらしく、父とは真逆だと言えます。(おそらくなのですが、学生時代、誰かをいじめていました。)
結婚後、母は父に隠れて姉を虐待していました。
人間性の面においてもスペックの面においても父と母では比較になっていませんでした。
父は母を金銭的にも精神的にも支えていたのですが、母は父に何も与えることはできていなかったと思います。そういった一方的な関係で、父は母に金銭的にも精神的にも何十年も搾取されていくことになったのです。
最終的に二人は離婚しました。
父は気がついていないのかもしれませんが、母は浮気をしていました。母の彼氏は母に暴力を振るうような人間だったので父とは真逆の性格だと言えます。
誠実な父との数十年間と彼氏との一瞬を天秤にかけた時、彼氏が勝ったということになります。
母は、最後の最後に父との数十年間を捨てて、父とは真逆の性格の彼氏と浮気をしたのですから、父の数十年間は本当に意味のないものだったと言えるでしょう。
ちなみに母は彼氏から賠償金をもらっているのだそうです。(あざがのこるほどの暴力を彼氏から振るわれたので。)
母の一人勝ちです。
父は欲しいものを我慢して受験勉強や就職活動に励みました。その結果がこれです。
デザートを楽しみに努力を続けてきたのに、残っていたのは食いかすだけでした。
誰かのたべのこしを与えられて無邪気に喜んでいた父の人生は惨めなことこの上ないのではないのでしょうか。
離婚した後、父は生き生きしているように見えます。
最近はテニスと料理に没頭しています。
マッチングアプリで新しい人も探しているらしいてます。
人生を新しく始めて、やり直そうとしているように見えます。
しかし、それは父のこれまでが捨てるに値する無意味なものだったこと父自身が証明していることになるのではないのでしょうか。
父にも母にも自分の人生を自分で成立させる精神が足りなかったのだと思います
父は、肝心なところで自分の救済を他者に委ねてしまった。
自分を救うことができるのは自分しかいないと思うのです。自分の幸せの定義を他人という不安定な要素に委ねることがいかに危険なことなのかを私はこの目で見てきました。
自分の精神を自分の力で安定させる。
それが幸せな人生を送るために必要なことなのかなと思っています。