近況
お待ちくださっている読者の皆様へ、まずは心よりお詫び申し上げます。
私は外国人であり、翻訳を用いて日本語で小説を投稿しております。ただ、私事により、正確には「就職しなければならない状況にありながら、それでも文章を書き続けている」という状態にあります。そのことが、決して容易なことではないという点を、どうかご理解いただければ幸いです。
韓国の就職市場は現在、非常に厳しい状況にあります。私は教員を目指して勉強しておりますが、教育という仕事そのものに対する疑念や幻滅、そして何より、かつて校長を務めていた父を通じて感じることになった、教育という組織そのものへの構造的な幻滅によって、教職を目指してはいるものの、そこにほとんど情熱を持てずにいるのが現状です。
もちろん、私が尊敬する中島敦先生や芥川龍之介先生のように、教職に就きながら同時に小説家として活動することが、私にとって最も理想的な生き方なのだと思います。しかし、現実というものは、どうにも煙草の煙のように、ひどく煙たく、目に沁みるものです。
『オピディデス』につきましては、当面の間、投稿を中断することにいたします。韓国語版ではすでに完結している作品なのですが、かなりの長編であるため、日本語に翻訳するだけでも相当な時間を要します。
現在は2026年8月で、11月に行われる教員採用試験まで、残り3か月となりました。その間にも、時間を見つけて少しずつ書いているゴシック短編については、機会があり次第、翻訳して投稿していくつもりです。
取るに足らないことではありますが、韓国の小さな出版社のブランドから刊行されたアンソロジーに名前を載せていただき、正式に作家として一歩を踏み出すこともできました。身の程知らずな比較だとは思います。それでも、私の大好きな作品を書かれた作家、カルロ・ジェン先生のように、いつか自分の小説によって何か一つ、大きな軌跡を残したいという思いを、どうしても胸から追い払うことができません。
基次郎の小説に出てくる檸檬のようなものが一つあって、それを使って父親を吹き飛ばすことさえできたなら、どれほどよいだろう、などと思ってしまいます。
ここまでの長い駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
私は現在も定期的に精神科を受診し、カウンセリングも受けながら生活しております。そして、これからも自ら人生を投げ出すつもりは、決してありません。
必ず、書き続けます。
近況報告まで。