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泥沼讃美歌
@doronuma_sanbika
2025年4月2日
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歴史・時代・伝奇
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薔薇は硝子の香を孕みて
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泥沼讃美歌
或る青年の話である。 尤も彼が生きてゐたかどうか、それすら明瞭とは申せぬ。 何故なら彼は、既に其の時分――心という器の半ばに、透き通った水の代りに、どす黒い濁流を湛えてゐたか…
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歴史・時代・伝奇
完結済 6話
13,076文字
2025年4月2日 03:43
更新
純文学
大正
近代
硝子のように、心は音を立てずに崩れていった。
泥沼讃美歌