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鳥海勇嗣
@dorachyan
2016年4月7日
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8月17日
『電気羊は子狐たちと30万年の明日を生きるか』再公開
賞レースように執筆していた本作を再公開します。 理由あれです、間に合わなかったからです。 そのまま再公開はあれだなと思ったので、加筆修正などを細かいところで行っております。
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7月29日
子孫の方、レビューありがとうございます。
拙作、『幕末武蔵伝』に柏尾馬之助の子孫の方からレビューを頂きました。ありがとうございます。ご指摘されているように、新徴組はキャラが立っている組士がいっぱいいるし、新選組に匹敵するほどの活躍をしているのに、何故か新選組に比べてスポットライトが当たらないんですよね。積極的に新選組の話を盛盛で後世に語った永倉新八や、名作を世に出した司馬遼太郎みたいな、語り手の存在に恵まれなかったのが原因かと思われますが。プロットの段階で、武蔵が絡むのは知名度の高い新選組にしようか、それとも発掘しがいのある新徴組にしようか迷っていたのですが、今回に関しては新徴組にしたのは正解だったのかもしれません。たしかに、新選組だと埋もれそうですからね。しかし、まぁ、柏尾馬之助の子孫の方でよかった……もう佐々木只三郎とかイッちゃってる感じにしちゃったし、今後登場を考えてるあんな偉人やこんな偉人は大変なことにしてやろうかと目論んでいるので……。まぁ、まだまだ先のことになるから、今から心配してもどうしようもないのですがね。
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6月9日
『ファントム・クロウ』80000PV突破
いつも応援ありがとうございます。 拙作の『ファントム・クロウ~転生者の娘~』が80000PVを突破しました。毎度言ってますが、こんな趣味に走った読みにくい作品に対し八万回も興味を示してくださった、この世界のどこかにいる読者の方々にただただ感謝です。 そしてこの80000PVに関して思うのは……やはり続きを書いた方が良いのでしょうかファントム・クロウの? 今はファントム・クロウだけではなく、幕末武蔵伝に電気羊の連載版と、いろいろ手を付けまくって渋滞してしまっていますが、確かに自作の中ではファントム・クロウが一番読まれているので、それを伸ばした方が良いのかとも思います。しかし……そもそもこのまま続けても先が見えなくなってしまったから、捉われずに次に進もうという考えもあるわけで……。 さぁて、どうしたもんでしょうねぇ……。
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5月27日
あとがきと公開停止のお知らせ
拙作、『電気羊は子狐たちと30万年の明日を生きるか』、無事に完結しました。公募用に執筆した本作ですが、現在ブラッシュアップと言うか、カウントミスのために40Pほど削らないといけない状態になってます。 そして、タイトルにもあるように本作は公募用の作品なので、応募したらいったんカクヨムでの公開は停止とさせていただきます。5/31の夜には非公開になりますので、もし読んでいる途中の方がいらっしゃればお早めにお願いします。 あとがき 本作の執筆を通じて創作の面白さを改めて実感しました。というのも、本作は元々現代もので、主人公も日本の男子高校生という設定で当初はプロットが切られていたのです。未来人との事故で主人公が脳の替わりにICを入れられて、自分の存在に悩みつつ日常を過ごし、次第に未来の事件に巻き込まれ日常から離れざるを得なくなっていくという作品のはずでした。それが構想を練り続けるうちに、主人公は女性となり、舞台は未来となり、ドタバタ喜劇調のアクション小説になってしまったわけです。創作って本当に面白いですよね。せっかくの現実と地続きの物語なので、ファントム・クロウでは出来なかった銃撃戦やカーチェイス、実在する格闘技を盛り込んで自分の性癖を盛り込んでみました。 キャラクター紹介 フィスタ コンセプトは冴羽遼とデッドプールを足して二で割って女性にしたキャラクター、それがフィスタでした。外見のモデルはアヴリル・ラヴィーンです。元々連載版での構想があって、そこでは娘と彼女との関係が二転三転したり、彼女の姉妹との因縁(運命の三女神はこの時の設定の名残です)があったり、チャカとの出会いも今回とは違うもので、何より彼女が自分の存在に苦しむという期間がかなり長く、また他のエピソードに絡めて進むはずでしたが、公募用に着地点を設けたためこういった割り切りに長けたキャラクターになったわけです。 連載用も構想にあるので、もしかしたら本作とは違ったフィスタを描く機会があるかもしれません。 ちなみに、彼女の本名のルシア・ライカはルーシーにもかかっていますが、由来は女子格闘技史上最強といわれているルシア・ライカです。 チャカ モデルはまんま次元大介です。次元が好きなので、心の中では次元大介の二次創作みたいな側面でも執筆していました。外見のモデルはイドリス・エルバです。 ファントム・クロウは独りの物語ですが、本作はバディものなので、ファントム・クロウではできない、ボケとツッコミを多用したふたりの会話劇の側面もあります。彼の設定も、連載版ではフィスタと出会う前は世界に失望したニヒルな男だったり、過去の因縁があったりと色々ありました。動かしやすいコンビなので、書く機会があったらまた続けたいと思います。ふたりの再度の登場をお待ちください。 ルーシー 彼女を描くのにはけっこう難航しました。というのも、いくつものプロットの中にはもっとルーシーにフォーカスを当てたり、フィスタと最初は仲が険悪で徐々に打ち解けていくというものもあったのですが、自分の作風からして、それをやるとかなり長くなり下手をしたらどこにも応募することが出来ない程の長さになることが懸念されたため、極端な1か0かの選択で活躍を削り、フィスタの話にフォーカスを当てた作品として進めることにしたのです。もし連載版を作ることになったら、もっと彼女にスポットを当てて描きたいと思っています。 メンデル 外見のモデルは『アルフ』のウィリー・タナー役で知られる俳優のマックス・ライトです。実は私は彼をよく作品に登場させており、ファントム・クロウにも出てきています。 メンデルを描くのもまた難航しました。メンデルは途中退場を前提として登場させたのですが、そのタイミングで物語が変わるため、いくつものプロットを切る必要がありました。結果的にああいう最後になったわけですが、自分でもあの最後は意外でした。ちなみに、実はミリアムの腹心でフィスタへの接近も企みがある物だという設定も試したのですが、あまり面白くないし話がとっ散らかったので途中でやめました。 テセウス 元々は最初しか出てこない、ぽっと出のじじいの設定だったのですが、なぜだか最終戦まで参加することになりました。作者的には大成長をとげたキャラクターです。 裏設定で、実は彼には妻も子供も孫もいたことになっています。しかし家族はやくざの抗争に巻き込まれて殺されてしまったようです。フィスタに語った過去は彼女を励ますためのものだったのですね。 マステマ 実は最終戦はフィスタの仲間になってミリアムと戦うという構想でプロットを切っていました。途中でミリアムに成り代わる設定に変わり、それに伴って名前が旧約聖書にでてくる天使であり悪魔、かつ堕天使して受肉した天使の名前を引っ張ることになりました。なので当初はファムファールという名前でした。 モデルはマーヴェルコミックのヴィラン、ウルトロンですが、加えてpixivで見た艶めかしいドレスに身を包んだゴリゴリのロボットの絵にインスパイアされた所があります。 ミリアム・ライカ 元々は性別不明の科学者で、人の運命を実験と称して様々な角度から弄ぶ、銃夢のノヴァやメイドインアビスのボンドルドのようなキャラで、かつフィスタは彼女の娘ではなく元助手という設定でした。連載版では長期にわたりフィスタたちに絡んで来るという設定だったのですが、公募用にこういったキャラクターに落ち着きました。 名前の由来は旧約聖書の預言者モーセの姉のミリアムです。 マサシとヤスケ テコ入れキャラクターです。当初はいませんでした。物語に刺激を与えるためにとにかくビザールなキャラクターにしようと、能面にボディースーツに男性器が浮かび上がってるだの、筋骨隆々で笑い声しかセリフがないなど色々ぶっこみました。名前はなぜか宮本武蔵が正確に発音されずにマサシとなり、黒人の侍として知られているヤスケから取られました。 さて、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。 最後に、作品のテーマソングとしてイメージしたのはDon Omarの「Danza Kuduro」でした。ようするに、ノリノリな感じっすね。
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5月18日
連載再開
拙作『電気羊は子狐たちと30万年の明日を生きるか』、本日の今朝から連載を再開しています。これから毎日、だいたい朝と夕方の一日二回の更新です。最終回まで突っ走りますので、よろしくお願いいたします。
5月10日
「【質問企画】あなたの作品の2人組について知りたい」に参加しました
タイトル通り、「【質問企画】あなたの作品の2人組について知りたい」に参加しました。あまりこういう企画には食指が伸びなかったのですが、たまたまある質問の一つが現在執筆中の作品の二人組に最適だなと思い参加してみました。これを機に本編を読んでくれる方がいたら、げにまっこと嬉しかとです。
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4月17日
連載一時中断です。
『電気羊は子狐たちと30万年の明日を生きるか』、連日投稿しておりましたがいったん連載はストップです。そうです、書き溜めた分が尽きました。毎日読んでいただいた読者の方には申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。最新話まで追いたい方は今のうちにどうぞ。
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3月31日
間に合いませんでした
3月の31日の公募に向けて執筆していた『電気羊は子狐たちと30万年の明日を生きるか』、間に合いませんでした。 一日2万字(徹夜含む)書いて追い上げてたんですが、無理でしたね。 本当は本日付で非公開にする予定だったのですが、公募が伸びてしまったのでまだしばらく更新を続けます。どうぞよろしくお願いいたします。
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3月16日
新作投稿しました
新作を投稿しました。『クールヘッド・ワームハート』を公募用に改稿しているものです。 三月末期限に合わせて昨年末よりせっせと執筆していたのですが、書いててそもそも面白いのかどうかという不安が出てきたので、感想が欲しくてアップしました。誤字とかでも公募ではヤヴァいのでご指摘いただけると幸いです。 ……三月末までに間に合いそうにないのが悩みかな。
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2025年1月9日
幕末武蔵伝、今後の更新
再公開から数日たちました。本日まで毎日アップしておりましたが、本日はお休みし、明日にいったん公開を停止していたエピソードをすべて公開します。細かい修正があるだけなので、既存の読者の方はスルーしていただいても結構です。 その後の更新は不定期となりますが、新しい、もしくは大幅に修正したエピソードを上げる際には近況ノートにてお知らせいたします。 どうぞよろしくお願いいたします。
2025年1月4日
幕末武蔵伝再公開
お待たせしました。お待たせしていない人にはご挨拶となります。 幕末武蔵伝を再度公開します。外連味マシマシのためにあんなキャラやこんなキャラを出していますので、新年早々血生臭いものを読みたい方は是非ご覧ください。
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2024年8月11日
『 クールヘッド、ウォームハート』連載版開始
短編で終わっていた『クールヘッド、ウォームハート』ですが、この度連載化となりました。何かいろいろあって設定とかキャラとかが自分の中で固まった感じです。一話目からもフィスタの性格とかが色々と変わっているので、興味のある方は是非読んでみてください。
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2024年6月30日
『幕末武蔵伝』いったん公開停止と謎のPV
『幕末武蔵伝』、現在続きを執筆中なのですが本日24:00過ぎた時点でいったん公開を停止します。 カクヨムコンに間に合わせるために、急ぎ足で書いたせいで、どうにもエンタメとして足りない部分があるなぁと思ったことと、テコ入れとして新キャラを出したりと大幅に修正を加えている最中なので、バランス調整のために全体の加筆修正をしないといけなくなり、そうすると更新がややこしいことになるので、いったん修正箇所を直してからの再公開になると思います。本作を待っていただいている方々や、現在読んでいただいている方は大変申し訳ありません。 次に、今月と先月、ファントム・クロウのPVが1000になったりと謎の閲覧数の増加がみられました。合わせてではなく、ひと月で1000だったのですが、別に最近更新もしていないので、この伸びは本当に謎です。宣伝どっかでしてるんなら教えてくれてもいいのになぁとか思っちゃいますね。 ではでは『幕末武蔵伝』の再公開までしばしお待ちください。
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2024年4月29日
再始動と新作公開
公募用の作品がひと段落氏、再びカクヨム用の作品執筆に入りました。 執筆中なのは直近まで連載していた『幕末武蔵伝』の続きになります。 しかし何というか、ファントム・クロウを描きたい欲求とかもありましたし、待ってくれている人もいるかもしれない(もちろんどうでもいい人が大半でしょうけど)という想いから、ファントム・クロウの短編を一つ上げました。本作を応援してくれている人が楽しめればなと思います。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887554030
2024年1月31日
幕末武蔵伝休載のお知らせ
さて、毎日投稿を心掛けていた『幕末武蔵伝』ですが、昨日の投稿を以て一時休載となります。カクヨムコン応募要項の10万文字をちょうどクリアしたので、充電期間に入りたいと思います。 振り返るに、資料をまとめるのに手間取って、11月冒頭に執筆予定だった本作、結局年の瀬から書き始める羽目になってしまい、そこからの10万字だったので体のそこかしこにガタが来ました。もちろん浮いた正月なんてなしです。 これから、公募用の作品だとか、未だにだらだら続けているファントム・クロウの続編のプロット作りだとか、短編で終わったクールヘッドを長編にしようかどうかとかいろいろ考えておりますので、字書きはまだ当分続けるつもりです。 では、また機会がありましたらお会いしましょう。
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2024年1月6日
お礼とご挨拶と新作案内
書くべき時期を逸して溜まってしまっていたのでまとめてのご報告になります。 まず路地裏さん、なんようはぎぎょさん拙作にレビューを頂きありがとうございます。忘れていた頃に突然いただいたので嬉しさもひときわでした。しかも、その後も星が伸びたので影響が強かったものと思います。現在は読んでいただいているということが糧ですので、これからもよろしくお願いいたします。 次に、とうとうファントム・クロウが星100を突破しました。すごくうれしいです。こんなにも読みづらい作品にお付き合いいただき、また星まで下さった方、感謝の念に堪えません。 最後に、今夜から新作を発表します。歴史ものです。今夜23時に同時三話公開、以降は毎日(23時)更新を心掛けてやっていきます。お休みする日は申し訳ありませんが、休むくらいなのでアナウンスの余裕もないと思います。どうか、ご容赦ください。 あと、新年あけましておめでとうございます。
2023年5月23日
新作投稿します。
新作を投稿します。 自分では精いっぱいやった作品です。けれど、もしこの作品の強度を上げるため、さらにできる事があるならば、是非とも皆様のご意見ご指摘を頂きたいと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。 ただ、追加要素を組み込むにしても、作者本人の技量などがありますので、頂いたアドバイスを即座に活かせなかったとしても、そこの処はご容赦ください。
2022年12月25日
カクヨムコン参加
カクヨムコンに参加することにしました。せっかくのお祭りなのに、参加しないのはつまらないなぁと。 公開は本日の23時、内容は短編でSFです。初挑戦のSFとはいえ、いつもの感じのやつです……。。 この内容を一万字に納めたのが、自分的に一番頑張ったところです。
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2022年10月1日
幕間の部 あとがき
これにてファントム・クロウの外伝を閉幕とさせていただきます。最後までおつきあいいただいた読者様、まことにありがとうございます。 今回の外伝はこれから出番がますます少なくなっていくであろうディアゴスティーノのために作り上げた一本です。彼にも一定のファンがいるにもかかわらず、4部にいたってはまったく登場しませんでした。なので、前々からやりたかった、ファントム・クロウのシリーズの要素、ノワール感をより濃くした一編を書いたのですが、案の定長くなってしまいました。設定やプロットも途中で大きく変化しており、その中で当初は予定していたのに、結局登場しなかったキャラクターも多くいます。 本作は古今東西のギャングものマフィアもの、そしてヤクザものを足して三で割ったような作品なので、これまた古今東西の数多くの作品に慣れ親しんでいるカクヨムの読者からすると、どこか見覚えのあるような感じがあるかもしれませんが、まったくもってその通りです。 人物紹介 ディアゴスティーノ・クライスラー 彼自体にも紆余曲折がありました。『おもひでぽろぽろ』みたいに幼少期の自分の幻影を見るとか、無茶なタイマン張らされてぼこぼこにされるとか、さらには結婚して子供というコースも考えてたのですが、最終的には彼らしく孤独にしてみました(ひどい)。 人物像としては、1部の時にも言及したのですが、メキシコの麻薬カルテルのボスのように、「聖人のように敬われ、悪魔のように殺す」男です。キャラクター像も以前書いたように、『3/4×10月』の頃の北野武がモデルになっています。今回は様々な視点で語らせることで、より立体的に描いてみようと試みました。その試みがどこまで成功したか分かりませんが。 また、彼は主人公のクロウとは様々な点で対を成すキャラクターになっています。母メルセデスの指摘するように、独りになりたくないのに独りになってしまうところとかですね。 ディアゴスティーノはよく動くので書いていて楽しいキャラクターなのですが、著者としては物語をより大きな方向に動かしたいので、地元のやくざの彼には登場の機会はますます減っていくと思います。この外伝で許して欲しいです。 ロメオ 紆余曲折の激しかったキャラクターの最たるものです。彼は普通に裏切り、そしてディエゴに粛清される予定だったのですが、書いているうちに「そんな展開皆予想してるよな……。」と思い、今回の形で収まりました。初期設定ではディエゴへの嫉妬からたびたび裏切るというクズでありながら、そのくせ自分はディエゴを一番理解しているみたいな大物風をふかせるという、あまり救いようのないキャラクターだったのですが、ディエゴとの友情にフォーカスするようストーリーを構築しました。「自分だけが真実を知っている」と物語の序盤で彼が語るのはその名残だったりします。 人物的なモデルとしては銀河英雄伝説のキルヒアイスが少し入っています。 外見上のモデルは若い頃のマット・ディロンです。 サリーン かなり初期のプロットでは抗争に巻き込まれて子供と一緒にディアゴスティーノの目の前で殺害されるというものもあったのですが、ディアゴスティーノとの愛のある生活をあきらめ男を見限るという、もっともつらい行動を彼女にはとってもらいました。 ワーゲン 三番目の男というコンセプトで出しました。ディエゴとは違う方向性のギャングです。彼も裏切らせようかどうしようか迷いましたが、まっすぐなキャラクターとして退場してもらいました。 外見上のモデルはジェイソン・モモアです。 ランド 実は喧嘩の強いランド。物語を収めるサイドキッカー的な役割で登場してもらいました。 人物的なモデルは小者ぶってるけど時折かっこいい、新日本プロレスのエル・デスペラードです。 ヴィトー・マセラティ 人物上のモデル、外見上のモデルは恥ずかしいほどにゴッド・ファーザーのマーロン・ブランドの演じたドン・コルリオーネです。 マクラーレン 伊達者のヤクザを出したいというコンセプトで登場させました。 外見上のモデルは格ゲーのKOFシリーズのハイデルンです。 ロールズ 彼をはじめとする四老頭は、私利私欲のために異種族と手を組み、同族の土地を売り払ったり人身売買をしていたので、全員ディアゴスティーノに粛清されてしまうというプロットだったのですが、これも紆余曲折を経て彼だけが粛清されることになりました。 人物描写・外見上のモデルは俳優のマーク・ライランスというか、彼が演じるキャラクターといった感じです。 ラリアート 彼の役割は当初ヒムにやらせる予定だったのですが、ストーリーのまとまり上、彼にすべてを任せました。残忍に殺しながらも、激しく後悔し、その後悔によって自分が許されていると思っている独善が過ぎるモンスターです。 外見上のモデルはアダム・ドライバーです。 ヒムとフェレロ 一部でクロウをあんな目に合わせたふたり、じつは今回の外伝でけじめつけてもらおうとプロットを切っていたのですが、蛇足になりそうだったのでカットしました。特にヒムの方はディエゴとの抗争とかプロット段階では書いてたんですけど、物語にまとまりがなくなるし、仮にまとめるにしてもその分長くなるという問題がありました。読者が退屈したら元も子もありませんもんね。 ジャモニー ディアゴスティーノが収監されていた刑務所は、実在のフィリピンの刑務所を参考に描かれています。そしてジャモニーの外見上のモデルは、その参考にしたルポルタージュに出てきた殺し屋のおじいさんです。 ディアゴスティーノの父親 人物上のモデルは『カラマーゾフの兄弟』のヒョードル・カラマーゾフと、ゲッツ板谷の『板谷バカ三大』のケンちゃんです。はちゃめちゃで、もういるだけで大迷惑という男です。 さて、構想ではまだまだファントム・クロウは続くのですが、いったんこのシリーズは休止とさせていただきます。体力と人生に余裕ができたならばまた再開しますので、その時はどうぞよろしくお願いします。 まぁ、毎回やめるやめる詐欺やってるんですけどね……。
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2022年7月2日
『ファントム・クロウ』6万PV突破と短編とイラスト
拙作、『ファントム・クロウ~転生者の娘~』が60000PV突破しました。読んでくれている方々、本当にありがとうございます。 現在、外伝が進んでいますが「主人公出てこないしアクションない。読んでくれてる人に申し訳ねぇな」と思い、ただいま短編を意欲執筆中です。近々あげられると思いますのでお待ちください。 あとAIで、自分の中でできる限り主人公・クロウに近いイラストを作成しました。だいたいこんな感じ。
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2022年4月9日
ファントム・クロウ連載再開!
きづいたら休み過ぎてた! カクヨムとは別の作品書いてるんで、土日のどちらかくらいか、あるいは両方ののんびりペースでやってきます!よろしく!
2022年2月3日
『ファントム・クロウ』連載お休みと今後の予定
本日の更新をもって、いったん『ファントム・クロウ』の毎日の連載を休止します。今後、掲載は不定期になりますのでよろしくお願いします。 新しい環境に入ったので力尽きました……。
2022年1月30日
@dmuさん、レビューありがとございます
@dmuさん、拙著「ファントム・クロウ」にレビューありがとうございました。久しぶりのレビューだったのでとてもうれしかったです。仰る通り、台詞にクセがありますよね……。しかし、それを受け入れてくれた@dmuさんに感謝です!
2022年1月15日
『ファントム・クロウ』連載再開
本日23:30より、ファントム・クロウの外伝の連載始めます。連載は力尽きるまで毎日で、時間はだいたい23時あたりが目安です。あやふやでめんどうですが、よろしくお願いします。 コメント欄からの経緯でご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の主役はあの男です。ヤクザの抗争がメインのため、異世界ファンタジーだっつってんのに、剣も魔法もモンスターも出てきません。ファントム・クロウの世界を、また別の視点で楽しんでいただけたらなと思います。 あと、異世界ファンタジーよろしく、この世界には亜人がいるために、「human」という種族としての“人間”と、文章上「he/she」的な用法としての“人間”や「man」的な用法としての“人間”という言葉が出てきます。これに関しては、できるだけ区別をつけやすいようにしておきますが、異世界の物語を翻訳したという建前の『指輪物語』のように、そういうものだとして受け流してください。今回の部はディエゴが属するフェルプールの物語で、種族問題が強調される傾向にあるので、事前に書いておきました。 前もってことわっておくと、かなり書き進めているのですが、これでも見切り発車なので、連載が途中で止まったり、前回のようにいったん修正に入るかもしれません。それくらい、ややこしいまねをしました。すみません。
2021年12月29日
ディパーテッド完結、並びに進捗と奇妙な現象について
「ディパーテッド」本日の掲載分で終了です。お付き合いいただいた方々、まことにありがとうございます。 さて、現在ファントム・クロウはディアゴスティーノを主人公にした外伝を執筆中なのですが、順調に進行が遅れております。新しい仕事で毎日疲弊(年齢のせいもあるかも)して、しかも今回も下手に小説の形式に凝ってややこしい構成にしてしまったため、行き詰ってしまって全然筆が進みません。今年中にはアップしようと頑張っていましたが、どうやら掲載は来年になりそうです。なりそうというか、なります。 さて、ひとつ奇妙なことがありまして、「ファントム・クロウ」のPV数、一旦連載が停止しているものの、すこしづつ上がっております。それはそれで嬉しいのですが、奇妙なのは閲覧されているのが同じ話ということなんです。コラムとか短編集とか、ひとつのエピソードが完結している作品ならばあり得る話ですが、ファントム・クロウは普通の連載作品です。結果、その話だけ他と200PVくらい差がついています。捨て置こうとも思ったのですが、それだけ違いが出ると何か心配になってきます。 よく分からない現象ですが、他のユーザーさんで同じことを経験なさっている方っているのか気になったので書いときました。
2021年12月1日
新作の投稿はじめています。
別の所で爆発四散した「ディパーテッド」をカクヨムでも公開しています。 とはいえ、みなさまに貴重な時間を頂いて読んでもらう以上、加筆修正が加えられています。……別の所では字数制限もあったからね。 カクヨム版ここが違う、その1 人物の描写が多い。改めて登場人物が想像し易いように描写を増やしてます カクヨム版ここが違う、その2 バトルが増えた。物足りなかったので、某キャラクターの辛勝のシーンが出てきます。 カクヨム版ここが違う、その3 削除シーンの復活。実は別のサイトで発表しておきながら、下書きはカクヨムでやっておりまして、カクヨムの書式だと間に合っていた字数制限が、そのサイトの書式だと全然間に合わず、泣く泣くカットをしていたシーンがありました。 カクヨム版ここが違う、その4 段落、ルビが多い。読みやすさを考慮して段落とルビを多めにしていたのですが、別のサイトの書式では段落と空白、ルビが文字カウントされたため削っていました。カクヨムに移ったのでまた増やしました。 今回のディパーテッドは自分なりにかなり読みやすい作品にしました。メインで書いている『ファントム・クロウ』が読みにくい上にえげつない展開ばかりですからね。こういう、広く読まれる者も書かなきゃあなと思う今日この頃です。 ディアゴスティーノを“主軸”とした外伝も、カクヨムコンに間に合うように頑張って執筆しております。
2021年8月29日
コンテスト作品が完結しました※カラー絵あり
コンテストに参加していた他サイトの作品が完結しました。 カクヨムの下書きフォーマットが便利なので、ここで書き上げて順次アップするという方法でやっていたのですが、カクヨムとそのサイトの文字カウントの形式が違っており、カクヨムだと12万字だったのがそこだと14万字近くになり、なくなく整形作業に昨晩から勤しんでました。シーンとかまるまるカットの憂き目にあったり…。 もし興味があれば読んでみてください。面白かったら評価もお願いします! https://novema.jp/book/n1645005
2021年8月18日
新作を他サイトで書いてます。※表紙絵付き
ノベマ!というサイトの、第1回コミックグラスト大賞に参加しています。 「ディパーテッド」という作品で、ファントム・クロウよりさらにライトにした……つもりです。 そして何と本作はりっぱな表紙絵がついています。 なんというか、その……身内のプロにお願いするというズルをしました。 いずれカクヨムにも載せようと思っていますが、当面は以下のサイトだけでの発表になります。 興味ある方は是非どうぞ。 面白いと思っていただけたらば応援よろしくお願いします。 https://novema.jp/book/n1645005
2021年7月18日
旧世代の遺物さん、レビューありがとうございます
旧世代の遺物さん、拙著『ファントム・クロウ』にレビューをいただきありがとうございます。人目を引くタイトルのレビューでしたので、レビューを頂いた後にお気に入りの数がかなり増えました。しかもあの形式のレビューは、ひとりの評者が一回そう書いてしまったら、他の作品に対してはなかなか書けなくなってしまうと思います。まさに一回こっきりの飛び道具のような。それほどまでにファントム・クロウを評価してくださったことに、ただただ感謝です。
2021年5月16日
ファントム・クロウ、5万PV突破!
この度、拙著『ファントム・クロウ~転生者の娘~』が5万PVを突破しました。 行間が開いていない、描写が多い、台詞が海外作品のインスパイア、可愛げのあるキャラがいない等々、WEB小説向きではない作品をひいきにしてくださって誠にありがとうございます。けっこうな長期連載ですが、最新話まで読んでくださっている読者の皆様が私の原動力です。これからもますます精進したい所存です。 もし仮に次の部が始まるなら、おそらくディアゴスティーノの外伝となりますので、どうぞその際は本作をよろしくお願いいたします。
2件のコメント
2021年5月10日
柚子さん、レビューありがとうございます
柚子さん、拙著『ファントム・クロウ~転生者の娘~(短編集)』に素敵なレビューありがとうございました。 まさにレビューでご指摘いただいたとおりです。長編が全部で4部ありますが、全体的に複雑な感情が入り組んだ作品になっています。作者が言うのもなんですが、読んでいるとしんどいところも多々あるかもしれません。もしお時間と余裕があればお付き合いいただけたら幸いです。
1件のコメント
2021年2月4日
四谷軒さん、レビューありがとうございます
四谷軒さん、いつも丹念に読んでいただきありがとうございます。応援、コメントと毎回執筆の活力になっていました。 さらに今回はさらにレビューまでいただいてしまいました。クロウの魅力を最大限にフィーチャーしていただいたレビューのおかげで、フォロワーが増えたようです。レビューの力って素晴らしいですね。
1件のコメント
2021年2月4日
第四部あとがき
どうも、打ち切り詐欺を繰り返す鳥海です。また今回もいったん打ち切りを宣言します。 なぜ前回打ち切りを宣言しておきながら第四部をスタートさせたのかというと、三部までの間に重ねた伏線をどれも収拾していなかったという問題がありまして、この長いシリーズを読んでいただいている読者のためにも一つくらいはまとめておこうと、一部から名前が出ていたアンチェインの物語にけりをつけた次第です。しかし、四部になってさらにまた新しい伏線が出てきたっぽいですね。本当に散らかしっぱなしで申し訳ないです。 さて、第四部は本当は去年の内に完結する予定だったのですが、都合により脱稿が遅れてしまいました。まず理由の一つに、「面白い話」を書くか「簡潔な話」を書くかでかなり苦慮したところがあります。元々の構想では第四部は完成稿よりも短く、またまとまった話だったのですが、それだとまるで完成のために執筆しているようで、読者の時間を割いてもらってまで読んでもらう価値のある話だとどうしても思えなくなってしまったのです。そこで、プロットを洗い直し、登場人物の役割を変えるという紆余曲折を経て、現在の形に収まった経緯があります。結果、「簡潔な話」を拒否するに至ったのですが、それが面白かったかと問われれば、自分でも手探りが過ぎる物語だったといえます。読者の中には共感に欠けると思われる方がおられるかもしれません。 また、今回の物語のコンセプトやテーマの難しさも、脱稿の遅れに影響することとなりました。これまでは何かしら苦い結末ではあったものの、ベースにあったのは勧善懲悪の物語でした。弱者に寄り添うクロウの物語が軸になっていたのですが、第四部はアンチェインという最強の戦士に寄り添う物語になっています。守る必要がないものに寄り添うヒーロー、これは中々描くのが難しかったです。描いたとしても、読者にいったい何を残すことができるのだろうか。これも上記のように、共感に欠けてしまうのではないかと、執筆途中に幾度も懸念していたことでした。 脱稿して思うことは、今回の物語の主題となったのは過ぎ去りし時代と、そのはざまで揺れる人間というものでした。白か黒かで割り切れない、如何ともいい表しがたい時代で揺れる登場人物たちの物語、未来の人間がふり返り愚かだと断罪するのは簡単だけれども、しかしそこにあった心の機微には、何かしら着目すべき、もしくは手向けとしてかけるべき言葉もまた存在するのではないか。クロウの旅が手探りなものだったように、作者自身が手探りで一番揺れていたのだと思います。 人物紹介 クロウ 執筆してて感じたことは、今回のクロウは“若い”ということです。多分、ロッキードという豪傑の側にいたことに加え、これまでのシリーズの中で回想ということもあって、比較的若い時代のクロウだったので、モノローグや台詞にとげとげしいところがあったように思います。いつものクロウだと読者が思われるなら、何とも返す言葉がございませんが。 ロッキード・バルカ モデルは不世出の柔道家、木村政彦です。それに喧嘩最強と業界では名高いプロレスラーのキング・ハクも入っています。混とんとして、且つおおらかだった時代に、常識はずれの頓珍漢な生きざまで伝説となった男という位置づけです。もちろんそんな時代には多くの間違いがあったはずなのですが、そういった時代にこそ生まれたもの、そして今の時代の礎となったものだってあるのではないかと著者は思っています。ロッキード・バルカはその象徴として登場させました。しかし、捉えられない時代の象徴を描くということは、キャラクターとして捉えられないものなので、書くに至ってはまぁ苦労しました。未だに他にやりようがあったのではないかと思っています。 ロッキードの最期にもいろいろ紆余曲折がありました。実は本当にクロウに殺されていないだとか、何パターンか考えて今回のものを採用しました。 CVは玄田哲章です。 クロック 外見上のモデルはマイケル・キートンです。人物上のモデルは戦後に執念を持って成り上がった力道山だったのですが、原型は跡形もなく消え去りました。 このキャラクターほど、今回私を苦しめたキャラクターはいません。いや、勝手に苦しんだんですが。出自も末路も幾度も変わり、元々はロッキードの旧友だったり、物語の序盤に殺害されたり、最後まで死ぬことは無かったり、何パターンも考えその度に結末も変わりました。そしてこの結末だったのですが、果たしてこれでよかったのかと……。 メロディア メロディアはクロックやロッキードに合わせて変化していきました。当初は彼女は本当にロッキードだけを始末するつもりだったり、ロッキードを始末しに出向いたり、彼女もやはりいろいろと変化しました。 リーガル 外見上のモデルは『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』に出てきたナチの将校です。ものすごい緑色の目だったので印象深かったです。そしてテコ入れキャラクターです。やはりバトルものの要素が欲しいというところがあり、クロックやメロディアを最後に置くとどうしてもしまりが悪いので登場してもらいました。彼もまた紆余曲折を経ておりまして、当初はクロウと同じ転生者の子どもだったりと、いろいろプロットを練り直した経緯があります。いい加減、転生者の物語に進展が必要だと思い、彼は転生者になった次第です。 CVは若本規夫です。 マーティン 外見上のモデルはエメリヤーエンコ・ヒョードルです。元々は彼がクロックの役割だったりしたのですが、分裂してこうなりました。 ヘイロー モデルは「ガキ使」でおなじみの世界のヘイポーです フラン モデルはWWEの女子選手、ベッキー・リンチです。 伊雅辰馬 一部で源馬が、三部で駿河月堂が登場して、今回ついに双竜の一角を成す伊雅辰馬が登場しました。彼らリザードマンの国で一体何が起こったのか、その因縁がクロウとどう関係するのか。書かれるかどうかは作者次第です。 マテル 読者のご想像にお任せします。しかし、多分どれでもないと思います。 ディアゴスティーノ 全国2,3人のディアゴスティーノファンの皆さん、申し訳ありません。今回、ディエゴは登場しませんでした。一応、彼の外伝も構想中です。 ユーキ・マツシタ ネタバレですが、前もって言っておくと、クロウの父親はまだあの世界にいます。 では、次のファントムの登場まで今しばらくお待ちください。コメントでも書きましたが、この物語はクロウの股旅もの、吟遊詩人を軸とした事件、そして転生者にまつわる物語の三つの軸で構成されています。今のところ、転生者の物語にケリがつくのが……第8部くらいなので本当に気長にお待ちいただければという感じですね。申し訳ありません、構想ばかり巨大で……。
2021年1月15日
ファントム・クロウ第四部再開のお知らせ
ファントム・クロウ第四部、本日12時より再開です。お待たせしました。 予定としては、12時、18時、0時の一日三回に分けて更新していこうと思います。ちなみに、これまで上げた「前史」と「アンチェイン」も細かいところが変わっているので、是非とも御目通しを。特に、「アンチェイン」は結末が変更になったので、ほんの少しだけ描写が変わってます。気づかない程度ですが。
2020年12月23日
カクヨムコン短編部門応募しました。
カクヨムコンの短編部門に応募しました。今年の一月に書いた『Men Without Women』で再度の挑戦です。短編なので気軽に読めると思います。暇つぶしに一読していただければこれ幸い。
2020年12月9日
『ファントム・クロウ』過去話更新中
「ファントム・クロウ」の最新話を執筆と同時に過去話を校正中です。過去話を更新してもマイページのお知らせに上がってしまうみたいなのですが、特に大きな変更はないので無視してくださっても結構です。連載を再開する際には近況ノートでお知らせします。お目汚し申し訳ございません。m(__)m
2020年10月7日
連載延期のお詫びとお知らせ
ファントム・クロウ第四部ですが、前回の近況ノートで11月に連載再開予定と告知しておりましたが、申し訳ありません、かなり遅れる見込みです。 だいたい十四万字ほど書き終わり、全体にして四分の三ほどになったのですが、ボツになりました。編集者とかいないのでセルフボツです。 書こうと思えばこのまま完成させられるのですが、なんというか……。 これじゃあおもしろくねぇな と、思ってしまった次第です。多分、第三部までついてきていただいている読者ならば、今回のファントムの旅にも同行していただけるとは思います。しかしです……。 読者の好意に甘えるのはどうかと そう思い、一からプロットを練り直して作成中です。 ヴィランの過去とか三万字以上書いたんですけどね……。 でもそのヴィラン自体がボツになりそうだったり……。 しかしまぁ、ディズニーの「ズートピア」、あれだって十年近く脚本を練り上げ、絵も大まかに完成して声も入れていた段階で一から作り直しとかやってたみたいなんで、創作とはそもそもそんなもんだと腹をくくっております。 というわけで、しばしお待ちを。私の体調が良く周囲の状況も許せば年明けには連載再開できると思います。 ではでは
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2020年9月10日
ファントム・クロウ 4万PV突破
おかげさまで、『ファントム・クロウ』が40000PVを達成しました。 皆様の人生から40000PVを読む分の時間を頂けたという事実、それを思えば何という幸福でしょう。 引き続き背筋を伸ばし創作していく所存です。 第四部は順調にいけば11月には再開できる予定ですので、どうかしばしお待ちください。 ではでは
2020年6月5日
ファントム・クロウ第四部、プレオープン
ファントム・クロウ、第四部をプレオープンします。 本格的に投稿を開始できるのが今年の下旬くらいなのですが、それではあまりにも読者をお待たせしてしまうので、今後の執筆で設定が変わっても変化がないだろう冒頭の三話を先行で、本日の23時半から三日間にかけて順次アップさせていただきます。映画の予告編みたいなものだと思ってください。
2020年1月29日
十三不塔さん、レビューありがとうございます
十三不塔さん、ファントム・クロウへのレビューありがとうございました。久しぶりのレビューだったので、小躍りしたくなるくらいに嬉しかったです。 ご指摘の通り、コーエン兄弟も好きなんですが、「好きな監督」で挙げた人たちに比べて好きな作品が少ないので割愛しました。一番好きなのは『ビッグ・リボウスキ』ですね。 御作の『疾走する玉座』もレビューを書きたかったのですが、現在2作品の執筆とファントム・クロウの第四部と番外編のプロット切ってて、現在は文章書く余裕がありません。ある日突然レビューを書くことがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
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2019年11月1日
ファントム・クロウ、30000PV達成
おかげさまで、『ファントム・クロウ』が30000PVを達成しました。異質な作品な割にはそこそこ読まれているようですが……あまり評価はつきませんねぇ(苦笑)。 OneRepublicの『Counting Stars』という曲の歌詞に「Said no more counting dollars, we'll be counting stars“金を数えるのはやめて星を数えようと言っただろう”」とあるのですが、星を数えるのもしんどいものですね。※そういう意味ではない
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2019年10月17日
第三部 あとがき
『ファントム・クロウ~転生者の娘~ 第三部 It's a Woman's Woman's Woman's World』にお付き合いいただき誠にありがとうございます。この部を以てファントム・クロウは終了となります。 作品解説 サハウェイの最期を書き終えた時、パズルのピースがすべてはまったように感じた。ここに至るまでの道のりだったと思う。そして振り返るに、やはり第三部はサハウェイの物語だったのだと。 構想のきっかけは些細なものでした。第一部「姿なき墓標」の各章の題名を過去の名曲から引用していたのですが、その中でジェームズ・ブラウンの「It's a Man's Man's Man's World」を題した章を作ろうとして「いや、出てくるのは主人公をはじめとして女だからな」と思いなおし「じゃあIt's a Woman's Woman's Woman's Worldだな」という題名を考えたんですが、しかしそんなにwoman成分も多くはないなということで、いったんアイディアを引き出しにしまっていました。 そして第三部を執筆するにあたり、女主人公ど真ん中な題名をつけ、いったん休止にするにふさわしい部にしようと引き出しから引っ張り出したわけです(第二部はいったん休止にするには規模が小さい気がしまして)。 さらに執筆するに際し、これもまた引き出しにしまい込んでいた、ファントム・クロウの短編をベースに構想を膨らませました。元々は街を支配するサハウェイと挑むクロウという簡単な物語だったのですが、題名に名前負けしないように話を膨らませたわけです。 ファントム・クロウのベースにあるのは女性を中心としたハードボイルドです。しかし昨今、女性というものを言及するには袋小路に迷いがちです。多様性が訴えられる現代、女性特有とされるものも男性が持ってもいいではないかという主張が出てきます。その最たるものが『HUGっと!プリキュア』で話題になったセリフ、「男の子だってお姫様になれる」ではないでしょうか。今となっては可愛さも優しさも、女性特有のものではないということを端的に言い表したフレーズだと思います。そこで私は思いました。ならば逆だっていいじゃないか、すなわち「女の子だってクリント・イーストウッドになれる」という主張だってあってもいいのではないかと。男性特有とされてきた、荒々しく無骨で無頼で、時に下品であり頑固でありプライドが高くなれ合わず、そして顧みれらずに滅んでゆく者のわびしい美学、そんな古典的なハードボイルド像を女性を中心に据えて作り上げられたのがファントム・クロウでした。 しかし、結局のところ本作はそこまでの反響はありませんでした。私の技量のなさ、あるいは時代がまだこのヒロインを求めていないのかは定かではありませんが、とりあえずフルラウンド戦って判定負けした気分です。自分の人生を前に進めるためにも、第三部をもってしてこの物語はいったん幕を閉じます。 吟遊詩人とは、アンチェインとの因縁とは、クロウの修業時代に何があったのか、などなど明かされていない要素はいくつかありますが、まぁ、打ち切り漫画みたいなものだという事で。 人物解説 クロウ 彼女を描くとき、たとえ女らしいとされる一面は必要なくとも、人間としての隙くらいは必要なのではないかと常に迷っていました。例えるなら、ルパン三世や『銀魂』の坂田銀時のように、主人公の抜けてるところを盛り込んで、けれど決めるときは決める緩急をつけたキャラクターにしなければ読者受けしないのではないか。そう迷っていましたが、三次元だとクリント・イーストウッド、二次元だと空条承太郎のような彼女にそんなものが必要だろうか。まずはど真ん中なハードボイルドヒロインを描き切ることがこの作品における自分の仕事ではないか、そう思い切り、クロウは一貫した軸のぶれない女として描きました。 女のクロウが何でこんなに戦いに強いのかと言いますと、例えるとクロウはボクサー相手にボクシング対策を万全にしてきた総合格闘家みたいなものだからです。そしてもちろん相手のボクサーはボクシングしか知らないので、男女であってもクロウに有利が働くという事ですね。 サハウェイ 上述したように、三部はサハウェイの物語でした。彼女の執念のエネルギーでこの部を描き切ったところがあります。 彼女はクロウと表裏一体のコインのような女性です。クロウと似た境遇にあり、しかし男と同じ土俵で対等になることを選択したクロウと違い、女であることを武器にのし上がろうとしたキャラクターです。野心に身を焦がし、しかし虚しく敗れていく、そんな滅びの美学を体現させようと試みました。 彼女の最期は何パターンか考えていて、クロウに斬られる案、ミラと手を組んでイリアを盛り立てる案、などがありました。しかしやはり当初の構想あってのサハウェイだと思ったので、あのような最期に落としました。 人物造形としてのモデルはマドンナです。彼女の気質が悪役のものだったら面白いなと思っての発想です。 外見上のモデルはシャーリーズ・セロンです。 ミラ 上の二人に比べるとちょっとインパクトの弱いキャラクターかもしれません。何より、It's a Woman's Woman's Woman's Worldと三回womanが出てくるので、三人登場させなきゃなおさまりが悪いなくらいのノリで出したところもあります。 しかし、ミラは三人の中でもっとも大事な強さを持った女性だとも思います。それは男女関係なく、誰かのそばに寄り添うことのできる強さです。愛する男ではなく、自分の子供でもない、突発的な善意を他人に示す女性。別役実の演劇論を読んでいた時に、こういった人物の解説を目にして心のポケットに入れていたものですが、上記の二人に匹敵するのはまさにこういった強さではないかと思い人物を練り上げました。誰かに受けた優しさは誰かに返す、そんな彼女のような人がもっといっぱいいれば、世の中素晴らしいのですけどね。 人物造形はその演劇論もありますが、『ベルセルク』のルカ姉も入ってます。 外見上のモデルはスカーレット・ヨハンソンです。 ブラッドリー 実はテコ入れキャラクターです。サハウェイの物語が長編になるにつれ、サハウェイに武力を持たせてはキャラクターの方向性が変わってしまう事、またサハウェイの最期は複雑なものになるので、エンタメとしてもっと爽快感が欲しいなと思い登場していただきました。父性の狂気のような男です。彼の恐ろしいのは、捉えようによっては正論を吐いてるところですね。しかし、結局クロウもサマンサもどこか自己完結しており独善的なところがあるので、そういう意味ではヒーローとヴィランは紙一重なのだと思います。迷う者に正義は行使できないのですから。 彼の武器はなかなか決まらず、忘れましたが何かVTRでふとみた従順な犬に狂気を感じ、ブラッドリーの人物造形にぴったりだと犬を武器にする神父、というキャラクターにしてみました。 人物造形としてのモデルは映画『ブリムストーン』の神父です。 外見上のモデルは、当初はボブのお絵描き教室のボブ・ロスだったのですが、途中から最近のメル・ギブソンに変わりました。メル・ギブソン、背は低いみたいですけどね。 クレア 彼女の最期は迷いました。実は元々お竜とマリンと一緒に出発するのはリタにするはずだったのですが、何と申しますか、鬼畜な発想ですけど、失われることでミラが一番苦しむのはクレアだろうなと……。物語の必然性を高めるために、ええ、彼女にあの運命を迎えさせてしまったわけです。 外見上のモデルはエミリア・クラークです。 お竜 男性性に苦しんだ男、という立ち位置のキャラクターです。女装子さんの話とか聞くと、トランスジェンダーとかゲイではないのに女装をする人がいまして、その理由に男であることから解放されるという事があるらしいです。時に男は男であること自体に苦しみます。一度そういうものから離れてみるのもいいのではないでしょうか。そして本当に必要があった時、強制されるわけでなく、人はおのずとその役割を引き受けるのだと思います。最後に大切なもののために男であることを選択し、戦いに挑んだお竜のように。 ハスキー はい、テコ入れキャラクターです。元々スヴェンたちだけがやられる予定でしたが、アクション要素が前後に薄いなと思い登場させました。最初の登場だと噛ませ犬感ばりばりだったので、「ハスキーは噛ませじゃない!」と再登場させました。報われているのにそれに気づかず償いを続けるという、個人的には哀愁のあるツボなキャラクターです。 外見上のモデルはハリー・ロイドです。 トリッシュ・ミッキー・リタ 洋画でよく出てくる、おバカなサイドキッカーの三人組を女性版でやりたかったんです。 トリッシュとリタには取り立ててモデルというモデルはいないのですが、ミッキーだけは『フルハウス』のキミーがモデルになっています。 ティム ブラッドリーとは違い、男性性の厭な部分を集めた男です。もっといろいろやれたと思うのですが、尺がね。厭なものをながながと読者も読みたくもないだろうと思いまして、そこまで深くは掘り下げませんでした。 外見上のモデルは役所広司です。 ガロ 当初はサハウェイの若いころの行きつけの飲み屋の店主に彼のポジションを任せていました。なり上がっていくサハウェイをそばで見ているという役割ですね。しかしこれも長編になるにつれ、造形に深みがあるキャラクターにする必要があったので、彼を再登板させその役割を担ってもらいました。男女の関係ではないけれどどこかでつながっている、そういう男と女になにか今風で言うところのエモさを感じる著者です。 外見上のモデルはジェイソン・ステイサムです。……ファイザーとかぶっとるな。 サマンサ 今回はベトナムの武術・ボビナムを駆使するサマンサです。クロウと違ってアクションが分かりやすいし多様なので書いてて楽です。クロウは剣術の描写が読者に伝わってるのかいつも不安になるので……。しかも殺っちゃうし。 さて、彼女とクロウとの会話に、“かの組織”とか“あの一件”とか出てきますが、実は第三部は第二部との間に少し時間が空いています。時系列的には、二部、あの一件、三部となっています。“あの一件”は、ファントム・クロウの構想上、また別シーズンの話になりますのでちょっと飛ばさせていただきました。何より、おさまりがそのほうがいいということで。 最後にご愛読いただいた皆様へ、連載中は本当に心強かったです。ハートを頂けるどころか、PVが一つ増えるだけで心が弾んでいました。皆様に可愛がっていただいたファントム・クロウは、大きな転機が訪れれば再開すると思います。 その機会までしばしのお別れです。さようなら。
2019年10月8日
『ファントム・クロウ』更新時間変更のお知らせ
アップ前の校正の時間が思ったより十分に取れないので、更新時間を23:30から0:30に変更します。申し訳ありませんがご容赦ください。
2019年10月3日
『ファントム・クロウ』、1,000,000文字突破。
いつもご愛読ありがとうござます。『ファントム・クロウ』が100万文字を突破しました。長いですね。卒論より長いです。こんな長い作品にまだお付き合いいただいている読者の皆様には本当に感謝しています。ありがとうございます。
2019年10月1日
『ファントム・クロウ』更新開始
本日23時30分より、『ファントム・クロウ』を十六夜連続で更新します。三部はこの連続更新で終了予定です。
2019年9月10日
ファントム・クロウ更新休止
前回の近況ノートで二十日連続更新をお伝えしてまいりましたが、本日でその連続更新が終了となります。再開は10月のはじめをめどに考えています。それでは再開まで今しばらくお待ちください。
2019年8月22日
本日深夜よりファントム・クロウ、連載再開
大変お待たせしました、ファントム・クロウを今晩0時30分に連載再開します。20日連続更新の予定です。よろしくお願いいたします。 なぜ今の時間にお知らせするかというと、多分その頃には私が寝ているからです。
2019年8月1日
ファントム・クロウ、更新に関して
7月の下旬に『ファントム・クロウ』の再開をお知らせしていたことと思います。 しかしすまん、ありゃ嘘だ。 アップできるにはできるんです。しかし、現在制作中の話は、予感としてある程度進むと改稿の可能性が出てくるパートになっています。なのでなるべく万全を期して、十分に進行してからのアップをしたいのです。というか、三部自体、大幅な変更を加えたい欲求に駆られています。 待っていたただいているフォロワーの方々には申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。 また、エピソード「女たちの拠点」を改稿しました。トリッシュとミッキーとリタの描写が細かくなっています。
2019年6月11日
ファントム・クロウ 更新休止
六月に入り、毎日二回更新でやってきましたが、とうとう力尽きました。 次回の更新は7月下旬を予定しています。しばしおまちください。
2019年5月31日
ファントム・クロウの更新予定
大変お待たせしました。本日の12時からファントム・クロウの第三部の更新を再開します。 力尽きるまで、夜の0時と昼の12時に更新していく予定です。 どうぞよろしく。
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