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『マンガラバー』編集者のお仕事漫画が中年ワナビに刺さった話〜そのあと最新話まで一気読みした〜

『マンガラバー』(著者:文村公)は、若手漫画編集者がトー横少女の美澄(ミスミ)さんと共に100万部目指す、という漫画です。掲載誌はアフタヌーン。WEBで第2話まで無料公開されています。
https://afternoon.kodansha.co.jp/c/mangalover/

で、この第2話が中年ワナビに刺さる内容でした。

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第2話 わからせてやりたい より
「睡眠時間とか諸々差し引いたら自由な時間は4~5時間ってところか」
(中略)
「三澄さんの生活は漫画を描くには余裕がなさすぎる」
(中略)
「いまのままじゃ確実に 彼女は漫画家にはなれない」
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漫喫住まいの美澄さんは、9時間拘束で働いています。その境遇に対する編集者の思いが上記の引用部分です。

自分の場合は美澄さんのように過酷な境遇ではありません。漫画と違って小説はどこでも書けます。それでも会社員やりながら幼子がいる状態だと使える時間は少ない。作中の美澄さんは若いから体力的に無理がきく。一方、中年ワナビは徹夜とかできないし健康管理に時間取られる。



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第2話 わからせてやりたい より
「美澄さんの漫画には もっといろいろな価値観のキャラクターが存在するべきだと 僕は思ってる」
「今の三澄さんの漫画は世界が狭いんだ」
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美澄さんの才能あふれるネームを読んで心を揺さぶられた編集者の意見がこちら。

若者に対して中年ワナビが持ってるアドバンテージ、ここだけなんだよな……。私は才能とかない凡人ですが、若い頃にラノベをちゃんと書き切れなかった理由の一つは、この「世界の狭さ」だったと思っています。自分の中に閉じこもっていて人間に無関心だったので、キャラを作れなかった。




自分がちょうどプロになろうと決意したタイミングでこの漫画に出会ってしまって、無料部分を読み終えた後に最新の第5話まで夢中で一気読みしました。

もう一つ、最近の別の作品で中年ワナビに刺さるセリフがあったのでそれは次の近況ノートに書きます。そちらはラノベです。

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