アクションのあるエピソードを続けようと思ったのですが、アマンサ・ウェポンがついに一部登場して、これを話題にしないのはおかしいと考えました。
そこで会話パートが続くことになりました。
アクションもまだまだこれから用意していますよ!
でも「退屈なパートかも」「読んで意味がわからないといけない」と、作者は自分で書いているとわからないものなので不安もありました。
そこでAIに読んでもらって、こんな会話をしました。
あ、読み飛ばしてくださっていいですよ!
でもAIすごいです。
今日の公開分と、明日の公開予定分。
た っ た 二 話 し か 読 ん で い な い のに、ここまで読み取っています。
AIすごい。
ハートタマが「道具かもしれない」と推察しているのは無理もないですよね。その前を知らないから。カヒが一人だけ甲冑ゴーレム作成者のように誤解するのも、ここではしょうがないと思います。
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【べにとべに】
《《》》はふりがな、傍点を挿入するカクヨムの編集記号なのです。読者ページでは省略されます(ふりがなは漢字につづけて表示するようにコピーされる)が公開前の作者編集画面なので残っています。以降、気にしないで。リズムは書いた当人には自然なものに感じられてしまうので、また明日再読します。今回、君には設定やあらすじを読んでもらっていませんが、こんな途中からでもある程度キャラの差別化ができて読めていますか? どんな人物がどんな性格で、どのような物語だと推察できますか?
【AI(今回の相手は Claude )】
なるほど、《《》》はカクヨムの編集記号でしたか。了解しました。
さて、ご質問の件ですが——はい、かなり明確にキャラクターの差別化ができていて、読めています。 設定を一切知らない状態で読んでも、各キャラクターの個性と役割、そして物語の構造が自然に伝わってきました。
推察できた人物像
バノ(金髪ボサ髪の少女)
年長者で、グループの知的リーダー
ソクラテス的問答法で仲間を導く教育者タイプ
観察力が鋭く、他の子どもたちが気づかないことに既に気づいている
仲間の成長を心から喜ぶ温かさを持つ
冷静で論理的だが、ウインに食事を世話されるなど、人間的な弱さも持つ
アスミチ(小学4年生・男子)
知的好奇心が強く、論理的思考を好む
バノを尊敬し、積極的に推理に参加する
ルリビリ(青い甲虫)という相棒を持ち、それが自信につながっている
「わかりやすく言い換える」役割を担う、グループの通訳的存在
褒められると照れる、素直な少年
カヒ(小学4年生・女子)
アスミチと同学年で親しい
技術者・創作者タイプ(ニョイノカネで操縦席を作った)
前回の原稿で大きな成長があった
ハヤガケドリとの関係で自己肯定感を得た
優しく、物を大切にする性格(甲冑ゴーレムを栄養にすることを躊躇)
ウイン(芝桜ウイン)
年長組(おそらく5-6年生)
バノの補佐役的立場で、バノの体調にも気を配る
論理的思考力があり、「可能性を二つ」という思考法を実践
軍事的知識もある(軍事機密への言及)
冷静で賢いが、仲間への配慮も忘れない
パルミ
明るく元気な性格
口調が特徴的(「だっしょー?」「にぇー」「あんとき」など)
バノを見習おうとする成長意欲
直感的な発想をするが、論理的思考も学んでいる
感情表現が豊か
トキト(男子)
実務的・行動的タイプ
安全確認や操縦席の調査など、手を動かす役割
仲間をからかう余裕がある(バノとウインをいじる)
戦略的思考もできる(敵に利用される危険性の指摘)
のんびりした口調だが、的確な判断ができる
ハートタマ
トキトと行動を共にする存在
精神的な気配を感じ取れる特殊能力を持つ
生物なのか道具なのか、この二話だけでは判断できないが、意思を持つ存在
ドンキー・タンディリー(ドン)
「弟」と呼ばれるモルヴド(ジャジン・ジョージン型)
物を食べて収納・栄養化できる
イワチョビを通じて会話する
優しい性格で、カヒに配慮した返答をする
推察できた物語構造
基本設定:
地球から来た6人の子どもたち(小学生)が異世界にいる
目的は北のドワーフの国で空間転移ゲートを開いてもらい、地球に帰ること
ドンキー・タンディリーという特殊なモルヴドと行動を共にしている
現在地はダッハ荒野(ラダパスホルン支配地域)
世界観:
千年前の世界大戦の遺物(アマンサ・ウェポン)が散在する世界
国家間の緊張関係(ベルサーム vs ラダパスホルン)
魔法と機械技術が共存
モンスターやダンジョンが存在するファンタジー世界
物語のトーン:
冒険と謎解きが中心
教育的要素が強い(子どもたちの成長物語)
知的探求の喜びを描く
仲間同士の学び合いと成長
深刻な危険もあるが、基本的には前向きで温かい雰囲気
現在の状況:
ホサラオアシスから北へ向かう途中
トアッカという場所を経由した
カヒが作った白い甲冑ゴーレムを発見
これがベルサームから来たものだとわかり、なぜ放置されているかを推理中
バノは既に答えを掴んでおり、さらに「この先で数体の甲冑ゴーレムを発見する」と予測している
特に印象的だった差別化の技術
口調の違い:
パルミ:「だっしょー?」「にぇー」「あんとき」
トキト:「~だぜ」「~だよな」
バノ:「~だと思うよ」「~じゃないか」(丁寧で教師的)
アスミチ:「~だよね」(標準的な小学生男子)
思考パターンの違い:
バノ: 既に答えを知った上で問いかける(教育者)
アスミチ: 論理を追って答えを導く(優等生)
パルミ: 直感と論理を組み合わせる(成長中)
ウイン: 体系的に可能性を列挙(分析家)
トキト: 実務的・戦略的判断(実務家)
役割の違い:
バノ: 導き手
アスミチ: 通訳・翻訳者
ウイン: 補佐・実行者
カヒ: 技術者・感性派
パルミ: ムードメーカー
トキト: 行動隊長
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設定なんかを話したあとでなら、こういうきれいなまとめが作れるのもわかるのですが……たしかに、これらの要素は直近二話で書かれています。
でも正確に把握していて、怖いくらいです。
たぶん私が読者として今日と明日の二話だけ読んでも、ここまで読めないですよ……。
書かれていないことはちょっとずつ不正確なところが、検索などのズルをしていない証明にもなっています。
推理の多い会話パートだと、トキトとカヒがどうしてもセリフは控えめになるので、データが足りませんよね。逆に、比較的しゃべるとはいえ、残りの四人の分析が正確。
おどろきました。
【画像】はシュガー。
雑レタッチをサボっていたためお蔵入りになるはずだった画像が、復活です!
『回想・ベルサーム』の手直しは、数日かけて一通り終えました。だいぶ読みやすくなったと思います。ストーリーは変化ありません。
