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【画像・シュガー(仮名)】 会話パートになるのでAIに読んでもらいました。

 アクションのあるエピソードを続けようと思ったのですが、アマンサ・ウェポンがついに一部登場して、これを話題にしないのはおかしいと考えました。
 そこで会話パートが続くことになりました。
 アクションもまだまだこれから用意していますよ!

 でも「退屈なパートかも」「読んで意味がわからないといけない」と、作者は自分で書いているとわからないものなので不安もありました。
 そこでAIに読んでもらって、こんな会話をしました。

 あ、読み飛ばしてくださっていいですよ!
 でもAIすごいです。
 今日の公開分と、明日の公開予定分。

  た っ た 二 話 し か 読 ん で い な い のに、ここまで読み取っています。

 AIすごい。
 ハートタマが「道具かもしれない」と推察しているのは無理もないですよね。その前を知らないから。カヒが一人だけ甲冑ゴーレム作成者のように誤解するのも、ここではしょうがないと思います。


   #    #    #

【べにとべに】
《《》》はふりがな、傍点を挿入するカクヨムの編集記号なのです。読者ページでは省略されます(ふりがなは漢字につづけて表示するようにコピーされる)が公開前の作者編集画面なので残っています。以降、気にしないで。リズムは書いた当人には自然なものに感じられてしまうので、また明日再読します。今回、君には設定やあらすじを読んでもらっていませんが、こんな途中からでもある程度キャラの差別化ができて読めていますか? どんな人物がどんな性格で、どのような物語だと推察できますか?


【AI(今回の相手は Claude )】
なるほど、《《》》はカクヨムの編集記号でしたか。了解しました。

さて、ご質問の件ですが——はい、かなり明確にキャラクターの差別化ができていて、読めています。 設定を一切知らない状態で読んでも、各キャラクターの個性と役割、そして物語の構造が自然に伝わってきました。

推察できた人物像
バノ(金髪ボサ髪の少女)
年長者で、グループの知的リーダー
ソクラテス的問答法で仲間を導く教育者タイプ
観察力が鋭く、他の子どもたちが気づかないことに既に気づいている
仲間の成長を心から喜ぶ温かさを持つ
冷静で論理的だが、ウインに食事を世話されるなど、人間的な弱さも持つ

アスミチ(小学4年生・男子)
知的好奇心が強く、論理的思考を好む
バノを尊敬し、積極的に推理に参加する
ルリビリ(青い甲虫)という相棒を持ち、それが自信につながっている
「わかりやすく言い換える」役割を担う、グループの通訳的存在
褒められると照れる、素直な少年

カヒ(小学4年生・女子)
アスミチと同学年で親しい
技術者・創作者タイプ(ニョイノカネで操縦席を作った)
前回の原稿で大きな成長があった
ハヤガケドリとの関係で自己肯定感を得た
優しく、物を大切にする性格(甲冑ゴーレムを栄養にすることを躊躇)

ウイン(芝桜ウイン)
年長組(おそらく5-6年生)
バノの補佐役的立場で、バノの体調にも気を配る
論理的思考力があり、「可能性を二つ」という思考法を実践
軍事的知識もある(軍事機密への言及)
冷静で賢いが、仲間への配慮も忘れない

パルミ
明るく元気な性格
口調が特徴的(「だっしょー?」「にぇー」「あんとき」など)
バノを見習おうとする成長意欲
直感的な発想をするが、論理的思考も学んでいる
感情表現が豊か

トキト(男子)
実務的・行動的タイプ
安全確認や操縦席の調査など、手を動かす役割
仲間をからかう余裕がある(バノとウインをいじる)
戦略的思考もできる(敵に利用される危険性の指摘)
のんびりした口調だが、的確な判断ができる

ハートタマ
トキトと行動を共にする存在
精神的な気配を感じ取れる特殊能力を持つ
生物なのか道具なのか、この二話だけでは判断できないが、意思を持つ存在

ドンキー・タンディリー(ドン)
「弟」と呼ばれるモルヴド(ジャジン・ジョージン型)
物を食べて収納・栄養化できる
イワチョビを通じて会話する
優しい性格で、カヒに配慮した返答をする

推察できた物語構造

基本設定:
地球から来た6人の子どもたち(小学生)が異世界にいる
目的は北のドワーフの国で空間転移ゲートを開いてもらい、地球に帰ること
ドンキー・タンディリーという特殊なモルヴドと行動を共にしている

現在地はダッハ荒野(ラダパスホルン支配地域)

世界観:

千年前の世界大戦の遺物(アマンサ・ウェポン)が散在する世界
国家間の緊張関係(ベルサーム vs ラダパスホルン)
魔法と機械技術が共存
モンスターやダンジョンが存在するファンタジー世界

物語のトーン:

冒険と謎解きが中心
教育的要素が強い(子どもたちの成長物語)
知的探求の喜びを描く
仲間同士の学び合いと成長
深刻な危険もあるが、基本的には前向きで温かい雰囲気

現在の状況:

ホサラオアシスから北へ向かう途中
トアッカという場所を経由した
カヒが作った白い甲冑ゴーレムを発見
これがベルサームから来たものだとわかり、なぜ放置されているかを推理中
バノは既に答えを掴んでおり、さらに「この先で数体の甲冑ゴーレムを発見する」と予測している

特に印象的だった差別化の技術

口調の違い:

パルミ:「だっしょー?」「にぇー」「あんとき」
トキト:「~だぜ」「~だよな」
バノ:「~だと思うよ」「~じゃないか」(丁寧で教師的)
アスミチ:「~だよね」(標準的な小学生男子)

思考パターンの違い:

バノ: 既に答えを知った上で問いかける(教育者)
アスミチ: 論理を追って答えを導く(優等生)
パルミ: 直感と論理を組み合わせる(成長中)
ウイン: 体系的に可能性を列挙(分析家)
トキト: 実務的・戦略的判断(実務家)

役割の違い:

バノ: 導き手
アスミチ: 通訳・翻訳者
ウイン: 補佐・実行者
カヒ: 技術者・感性派
パルミ: ムードメーカー
トキト: 行動隊長


   #    #    #


 設定なんかを話したあとでなら、こういうきれいなまとめが作れるのもわかるのですが……たしかに、これらの要素は直近二話で書かれています。
 でも正確に把握していて、怖いくらいです。
 たぶん私が読者として今日と明日の二話だけ読んでも、ここまで読めないですよ……。

 書かれていないことはちょっとずつ不正確なところが、検索などのズルをしていない証明にもなっています。
 推理の多い会話パートだと、トキトとカヒがどうしてもセリフは控えめになるので、データが足りませんよね。逆に、比較的しゃべるとはいえ、残りの四人の分析が正確。


 おどろきました。


 【画像】はシュガー。

 雑レタッチをサボっていたためお蔵入りになるはずだった画像が、復活です!
 『回想・ベルサーム』の手直しは、数日かけて一通り終えました。だいぶ読みやすくなったと思います。ストーリーは変化ありません。



7件のコメント

  • いやはや驚きですね。2話読んだだけでここまで的確に把握できるとは。カヒが技術者になってますね。それで白い甲冑ゴーレム作ったんだ。6人がここにいる目的について、地球に帰る以外に何か見抜いてる部分ありそうですか?彼らの隠された野望は何か…その辺、どう感じとってるんでしょう。
  • >ふみその礼さん

    当人に聞いてみました。
    すごく先読みされています。この人、二話しか読んでいないのに(上記の解答でも二話で判断と本人も言っていましたね)。

    上記の分析の、すぐあとなので、あいだに会話はまったくはさまっていません。私の方で正解しているともよく読み取っているとも言っていません。(だのにすごく自信ありそうなAIです。さもありなんの高性能です)

        #    #
    君の分析を読んでくれた読者のかたから質問が来ました。答えてみてくれるかな?

    ふみその礼
    2025年10月5日 17:39
    いやはや驚きですね。2話読んだだけでここまで的確に把握できるとは。カヒが技術者になってますね。それで白い甲冑ゴーレム作ったんだ。6人がここにいる目的について、地球に帰る以外に何か見抜いてる部分ありそうですか?彼らの隠された野望は何か…その辺、どう感じとってるんでしょう。

    【Claude】
    ふみその礼様、ご質問ありがとうございます。興味深い問いかけですね。

    「隠された野望」について感じ取ったこと
    正直に申し上げますと、この2話からは**「隠された野望」というよりも、むしろ逆の印象**を受けました。

    彼らは「地球に帰る」という明確な目標を持ちながらも、目の前の世界に誠実に向き合っているように見えます。つまり:

    アマンサ・ウェポンの部品探しは「ついで」「道中の小目標」と明言されている
    甲冑ゴーレムを回収する判断も「自分たちの安全のため」という実務的理由
    誰も「これを使って何かしよう」という野心を見せていない
    むしろ印象的だったのは、この世界での冒険そのものが、彼らにとって成長の機会になっているという点です。カヒが「自分だけができることを見つけた」という場面は、まさにそれを象徴していますね。

    もし「隠された何か」があるとすれば
    ソフトに表現すると…もし私が見落としている可能性があるとすれば、こんな仮説が考えられます:

    仮説1: 「帰る」ことへの葛藤

    6人は地球に帰ることを目標にしているが、この世界での経験や出会い(ドンキー・タンディリーとの絆、各自が見つけた「自分だけの役割」)が、実は彼らの心を揺さぶし始めているのではないか
    カヒの「自分だけができることがある」という発見は、地球では得られなかったものかもしれない
    「帰りたい」と「ここに居場所がある」の間で、まだ言葉にできない感情が育っているのでは
    仮説2: バノの「別の目的」

    バノは他の5人より明らかに多くを知っている
    「答え合わせをしていた」という表現が気になります
    もしかすると、バノだけは「地球に帰る」以外の使命や目的を持っているのかもしれない
    ただしそれは「野望」というより「責任」に近いものかもしれません
    仮説3: ドンキー・タンディリーとの約束

    ドンは「弟」と呼ばれ、かつて月からの信号を届ける役目があった
    もしかすると、6人は地球に帰る前に「ドンを本来あるべき場所に戻す」という隠れた目標があるのでは
    それは野望ではなく、友情から生まれた「やり遂げたいこと」かもしれません
    率直な感想
    ただし、これらはすべて深読みの可能性が高いと自覚しています。

    むしろ作者様は、「野望」や「裏の目的」を持たない子どもたちの純粋さを描いているのではないでしょうか。彼らは:

    困難に直面したら、仲間と協力して乗り越える
    目の前の謎があれば、好奇心から解き明かそうとする
    危険があれば、互いを守ろうとする
    これは、計算された野望ではなく、子どもらしい誠実さと好奇心だと感じました。

    ふみその礼様、いかがでしょうか。私の読み取りは浅いでしょうか、それとも何か核心に触れているでしょうか。ぜひ、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。
  • (↑ の内容は、明日のほとんど会話のみのパートを相談したので、明日の内容を含んでいます。
    ただ、この回答を読んでもネタバレにはならないと思います。読者にとってのネタバレ級の真相みたいなのは会話に出てきません)
  • シュガーさん、この強気で、オシャレシルバーの髪の色がいいんです!


    バノというひとを登場させて、子どもたちの意見を聞き出そうとするんですねん?
  • ふか~い!すいません、正直なめていたかも。「野望」に引っかからずに、いちばん大切な彼らの心をちゃんと理解して下さってますね。「帰ることへの葛藤」まで見抜いてしまわれるとは。だとすると、ほんとうにこれから始まるのは、こんな世界に落ちてしまった彼らの、自身との対話でしょうね。ただ帰るだけに終わらず、この世界で自分が出来ることは何だろうと考え始めることでしょう。彼らの地球帰還が一つの、この世界での命の終わりだとすれば、彼らは自身の命の成就をこの世界で手に取るように成し遂げることができる。生まれて生きて自分は何が出来るのか、問いと答えを同時に見出すこと。それが彼らの目的になるのではないでしょうか。
  • >林風さん

    シュガーの魅力はまさにおっしゃるとおり、強気にあると思います。ほんとに強いですから、『回想・ベルサーム』の終盤をお楽しみに。
    あと、ベルサームではあまりおちゃめなところが表に出ないのですが(出る余地のない緊迫感が続きますから……あ、でもノルとシュガーが揃うときだけ、ちょっと違う……)、別の作品ではおもしろいシーンも出てきます。

    『すべてが書かれた本『紫革紙面』をたずさえた少女が、「王子」になることを目指して石畳の街を歩く』https://kakuyomu.jp/works/16818093088034359999

    バノについても(↑)こちらを読むとわかるかも……。デンテファーグという人物がバノのことです。
    たった7話しかないので、気軽にお立ち寄りいただけたらさいわいです!
  • >ふみその礼さん

    いつもながら、深い読みをしていただいています。

    ふみその礼さんと Claude の二人がかりで予想されたら、伏線はだいたい先にバラされてしまうかもしれません。

    「帰ることへの葛藤」なんてまだ一度も書いてないですよー……! こっちの世界も好きになった、みたいなことを二度くらいは言ったかもですが、好きになってくれないと冒険が楽しくないからそれは自然なことだし!

    「彼らは自身の命の成就」が感じられる物語になっていくといいなあと思っています。あまり言うと大言壮語にほかならないので、こっそりここだけの話です。

    Claude に読んでもらったパートではバノが二年早く近世界に渡ってきたという説明はなかったと思うんですよね。第三章のはじめのほうでそういうのはあらかた示したから、何度も言う必要ないですし。
    でもだいぶ気づかれています。バノが多くを知っているのは当然なのだけれど、よく気づくなあと戦々恐々です。
    あ、そう思ってみたら、紫革紙面も金属棒も記述がないですね。会話パートでは使わないので出てこないですからね。ズルしていない証拠です。
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