『ポンロボ(2)』の連続公開もあと三回……または四回となりました。一回の文字数が7000文字になったら基本、分割して話数を増やしています。今のところぎりぎりなので分割して増える可能性が高いです。
ウーキラの謎は、みなさんに納得していただけるかどうか、いまもって不安ですけれど……物語上「そう」であるだけだと、受け止めていただければなあ、と願っています。
近況ノートなのに近況をちっとも書かないことで有名な紅戸ベニですが。(有名ではないですね、すみません)
電子レンジが壊れたことは、書いておきます。
壊れたかどうかも不明です。電源が入りません。
昨夜はごはんを温め直さずに食べました。
機械の体でも死んでしまいます。
もっと長生きしてほしいと思っています。
【画像】は、ブルムブルに眠るアマンサ・ウェポンのムジルカトワです。『ポンロボ(3)』で登場予定、です。
アマンサ・ウェポンとは、千年前の魔法使いの大戦争のときに建造された巨大人型兵器です。メルヴァトールとほぼ互角の戦闘能力を持っているし、同じ分類「モルヴド」(「モルヴド・プライマリ」)のメカです。要するにとても強い! 惑星の最強生物ドラゴンを殺すことができる強さです。
①②は、ラフ絵の状態。「翼が全身にいっぱい生えた巨大ロボ」であることはどちらも伝わりますよね。②の顔がすごくかっこいい。
③は②にも似ていて「トリ」というモチーフが強く出ていていいなと思います。描き手がメカのバリエーションがあまり豊かでないのか、どうしても先のウィルミーダに似てしまいます。翼メカを指定した私の責任もありますね。③に関してはぱっと見ではドラゴンっぽくも見えます。アマンサ・ウェポンはドラゴンに似ている必要はないのですが、かっこいいからそれでもいいです!
④はだいぶ先の展開で、最終回、物語の最終完結の10コ前くらいに出てくる予定のシーンを「描いてもらえるかも?」とオーダーしてみたもの。ロボ同士の戦いにわくわくします。ムジルカトワの脚が外れていますけれど、戦いで外れたんですねきっと!
これらの絵をオーダーしたのは本編公開開始前の、昨年7月のようです。その時点では完動品として登場予定でした。
でも今はものすごい勢いで世界の謎があきらかにされつつあります。ドンキー・タンディリーも出自以外はもうバレていますしね。だからムジルカトワはたぶん死んだ状態で登場します。
死んだ状態なのに、動くようになるというシーンを入れることになるだろうという強い予感があります。
世界でたぶん一機しかない、無傷のアマンサ・ウェポン。誰も動かせない死んだボディ。どうやって動くようになるのか。
「誰が」生き返らせるのかは……読者にバレバレですよね。
でも彼女の秘密も、そうすることで一枚ベールを取り去ることができると思うので、ドンキー・タンディリーの秘密と歩調を合わせて段階を進められると思っているのです。
そんな展開も『ポンロボ(3)』で描かれるはずです。
作者ががんばれば、出てくると思います。
『ばのじゅく』とかでも、彼らにはまだムジルカトワの存在は内緒ですよー。
