７月も下旬になって夏本番といった雰囲気になりました。古知新作です。
今回は「血濡れのリンドウを抱きしめて」のあらすじを発表します。それではどうぞ
あらすじ
ここは、独自の文化を育む島国・葦原国（あしはらのくに）。軍事都市・西宮で天才術師と呼ばれた父を持ちながらも、神榊 千縁（みさかき ちより）はこれといった才能もない普通の少女だった。千縁は父と比べられてきた自分を変えるべく、かつて父も在学していた西宮神威技術學校へ入学することに決めていた。
春うららかな入学式当日、期待に胸を膨らませていた千縁は、突如現れた謎の化け物の罠にかかり、捕まってしまう。
首を絞められ、もう駄目かと諦めかけたその瞬間、謎の双子が颯爽と現れた。双子の強さは圧倒的で、有無を言わさず化け物を術で打ち倒してしまった。なんとか助かった安心感からか、千縁は気を失ってしまう。次に目を覚ました時には先生達に囲まれ、双子の姿は消えていたのだった。
次の日、昨日の事件については誰も信じてくれず、千縁は早々に自信をなくしていた。
朝礼の時間になり、ふと顔を上げた千縁の目に写ったのはなんと化け物から助けてくれたあの双子の姿だった。
双子は誘咲 日祈（ゆうざき はるき）と誘咲 満祈(ゆうざき みつき)と名乗り、どうやらあの化け物達を追っているらしい。
千縁はこの再会を境に生徒の間で次々と起こる事件に巻き込まれていくことになる。
日祈と満祈は何者なのか。化け物達の目的とは。そして千縁は父を超える術者になれるのか。平和な青春を守るため、和風学園ファンタジーミステリーが動き出す。
（もう少し短くまとめたバージョン）
ここ葦原国（あしはらのくに）は、独自の文化と術技が息づく島国である。
なかでも軍事都市として発展する西宮に暮らす少女・神榊 千縁（みさかき ちより）は”天才術師”と称された父を持ちながら、特別な才能が無かった。
彼女は父と比べられてきた自分を変えるべく、父の母校「西宮神威技術學校」へ入学することを決めるも、入学式当日に謎の化け物の罠に捕まってしまう。
絶体絶命の状況に助けを求めたその瞬間、助けに来たのは人とは思えない圧倒的な力を持つ謎の双子・誘咲 日祈（ゆうざき はるき）と満祈（みつき）だった。
彼女はこの出会いをきっかけに、生徒の間で次々と起こる不思議な事件に巻き込まれていく事になってしまう。
双子は何者なのか？化け物達の目的とは？そして、彼女も知らない己の本当の正体とは何なのか？
平和な青春をかけた和風学園ファンタジーミステリーが動き出す。
といった感じです。本文の執筆も頑張っているので応援お願いします。