はじめまして。
無頼 朔(ぶらい・さく)と申します。
本日より、『一介の吏(いっかいのり)』の連載を始めました。
舞台は、後漢末。
のちに三国志と呼ばれる時代へ向かって、世の中が少しずつ揺らぎ始める頃です。
物語の主人公は、英雄でも、軍師でも、名門の御曹司でもありません。
弘農郡の片隅に生まれた、任寧(じん・ねい)という一人の男です。
家族と暮らし、働き、学び、疑問を持ち、ときには時代に振り回されながら、一人の吏として生きていく。
そんな任寧の人生を、幼い頃からゆっくり追っていく長い物語になります。
大きな出来事だけではなく、食卓や畑、家族との会話、日々の仕事のような、小さな暮らしも大切に書いていくつもりです。
気長に任寧の人生に付き合っていただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。