ブロッコリー展

1話完結の動く小説たちです。 出版不況で小説が売れないので、逆に小説のほうを動かすことにしました。 ある日、身に覚えのない小説がやって来たり、小説の向こう側に行ったり、登場人物が…

映画『セブン』を彷彿とさせるような大雨の日。 それはある男の自首から始まった……。 形の無い殺人事件の謎を懸命に追う刑事……、そして、猫。 複雑に絡み合った何かを求めて、男…

40代半ば…大手電機メーカーにて働き盛りだった私は、ある朝、自分の記憶が曖昧なことに気づいた……。 異動を言い渡された日からの記憶がすっぽりと抜け落ちていたのだ……。 いざ出社し…

　ある日僕は、一緒に住んでいたカノジョに“キスがうまいだけで何もできない男”というレッテルを貼られた上にフラれてアパートを追い出されてしまった。 　キスがうまいだけで、生活力の…

ここは超監視学園都市。AIによる検束とも言える包囲網が彼らから自由を奪う場所。空前の少子化下のすべての少年少女たちはここに集められている。 この物語は、美しいままで死ぬ権利を奪…

ある朝、目覚めると僕はすでに元カノからの予兆に囲まれていた……。 ある時は玄関で、ある時は通勤電車内で、そして僕の日常は次第に元カノの予兆に支配されていく……。 果たして元カノが…

〈主な登場人物〉 ミソラさん・・・演劇部の中心人物（女帝）。肩書きは名誉部員。高3。大会社経営の父親が地元の有力者で、学校を含む地域各所へ多額の寄付をしている。演出・主演・脚本を…

もともと友達の少ない僕だったが、そのせいで友達になれてしまった友達の話だ。 友達の言う、その“地図にない国”とはいったいどこなのか……？ 僕らは地球上を隈なく探し始めた……。

この物語がフィクションかどうかをVARチェック中です。

都会の片隅で今夜も猫たちが何やら話し合っている。 彼らは実は小説の中にたった1行しか登場させてもらえなかった猫たちなのだ。 小説猫としての権利向上のために行動を起こそうとする…

いたって円満な夫婦生活なはずだった…。でも違ったみたいだ。 ある朝、妻がいなくなってしまったのだ。 とにかく妻を探し出すべく痕跡をたどる僕の前に信じられない光景が…。 そこ…

付き合いたての僕とハニーは、ある休日、二人でワクワクしに出かけた。 テーマパーク感覚で『恋検』（恋愛にも、車検みたいな恋検制度が法整備された）を受けられる恋検ランドへと向かうため…

オワコンのオワコンによるオワコンのためのオワコンな物語へようこそ。 オワコンの有り難さがわかるお話しだよ。

近未来のドライブデートは最悪だった……。 自動運転システムが生み出す悲劇。 君との恋が自動的に冷めていく展開。 自動的に二度読みしてください。

職場で気になるあのコがもしもラブホだったなら…… そんな東京のなんだか不思議でちょっぴりエッチな夜にあなたをご招待します🌃

Kiss予報を観てからというもの僕には落ち着きがないのです……。

人は彼を“最も危険なシャイガイ”と呼んだ。 都市伝説のなかから出てきたような青年のある日の黄昏時の出来事。

社畜歴が長すぎて完全崩壊した僕は魂を売り渡す契約を交わした。売り渡し当日に迎えに来た猫（ジェーングロリアーナ）と所定の場所へ向かう途中、彼女は急に魂を売り渡すべきではないと言い始…

仕事が何もなくなって退屈な近未来。お買い物を頼まれて向かった先のスーパーマーケットで珍妙な出来事に出会ったりするSF

失恋を引きずりながら宇宙エレベーターに乗った僕が巻き込まれた不思議な出来事とは……

AIによる技術革新により人々が働かなくなった近未来……。そこには唯一人手不足の不思議な工場が……。超労働集約型でAIを撃破？？ 答えのない時代とか知らん。 逃げ水の生産劇、予測…

恋に必要な言葉がいくつあるかを知ってしまうまでは恋ができると知ってる

係争中のため答弁は控えます

その夜、僕は２回彼女を抱いて、彼女も２回僕を抱いた。 そのあとでなぜか彼女は恐ろしい植物の話を始めた……。

夜に噛みつかれるその瞬間まで僕と君は夢中になる。 無邪気を装って、僕らは……。