(小説の概要)
二人だけの部屋、そこで味わう初めての体験。彼等が抱いた好奇心は、キスと恋の味だった。二人は思春期の衝動に従って、恋の世界にハマっていく……。私は、あたしは、あの子が欲しい。あの子のすべてを、その体温を感じたい。恋の暴走に走る二人だが、そこにある不安が過ぎる。相手に告って、もしもフラれたら? と。些細な不安が膨らんで、その関係に溝を作ってしまった。
一人はクラスの人気者に、もう一人はクラスの隅っこに。「陰」と「陽」の関係に別れてしまった。二人は互いの関係に不満を抱きつつ、今日も恋の世界に酔い痴れる……。
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第1話「静子視点:親友のキス」
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