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『惡夢』解説※ネタバレ含む

『惡夢』について解説をしたいなと思い、ノートに書くことにしました。

「急にどうした?」と思うかもしれませんが、僕はこの『惡夢』という作品はいろいろ伏線などを張ったつもりなんです。
それを皆さんに共有したい、ただそれだけです。

以下ではネタバレを含みますので、先にこちらをお読みください。

https://kakuyomu.jp/works/822139842801542204





『惡夢』は「餓鬼道」を主題にした掌編ホラーとなっております。

「餓鬼道」とは、仏教の「六道」の一つで、生前の強い貪欲(とんよく)、嫉妬、執着などが原因で堕ちるとされる、極度の飢えと渇きに苦しむ世界のことです。
餓鬼には、永遠に続く飢えと渇きという苦しみがあります。

最初の場面では、餓鬼の飢えや渇きなどを表現しました。
また、三毒について、各場面ごとに表していて、最初の場面が強調されてたのは「貪欲」を強く表すためです。
最後の場面は、餓鬼の苦しむ声と、主人公の苦しむ声の一致、「なにかを掴んだ」というのも餓鬼が掴んだ主人公の足首、から主人公は「餓鬼」になった、ということを表しました。

この物語のループ性には皆さん気付いておられるでしょう。これは輪廻転生の苦しみを表しています。

仏教とは関係ないですが、構成を序破急にして、読みやすくなるように工夫しました。

さらに、題名の『惡夢』の惡という字は、仏教的な概念の惡で、苦を生み出す原因となる行為・心のあり方を表してます。

(解釈が違うという指摘があれば、X(旧Twitter)のDMで教えていただけると幸いです。)



ざっとこんな感じです。故に僕はこの『惡夢』という作品を最高傑作と言っているのです。

是非また、読み返して面白いと思っていただけたなら、レビューをつけてくださると嬉しいです。

それではまた、次回作でお会いしましょう。

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