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戦前に戻りつつある

・錯千メイハさんが、Smoke Gets In Your Eyesにレビューを書いてくださった。

不発が導く着火
https://kakuyomu.jp/works/822139841004893755/reviews/822139841258200024

錯千さんのおもしろかったエッセイを紹介。

ずっと置泥になりそこねて
https://kakuyomu.jp/works/822139840505294589/episodes/822139840505927870


・きょう、ちらりとニュースで聞いたのだが、アメリカ向けの茶の輸出が伸びているらしい。今回は、世界的な抹茶ブームの影響を受けてとのこと。
 今回はと書いたということは、前回がある。
 およそ100年前、茶は対米輸出上の重要な品目であった。グリーンティーにしてよく飲まれたらしい。
 しかし、日米関係が悪化する中で輸出が止まり、お茶農家は大打撃を受けた。アメリカ人はコーヒーをいっそう飲むようになった(らしい)。


・映画監督の原田眞人監督が亡くなった。
 私はこの監督の「日本のいちばん長い日」が大好きで、何度も観返している。いろいろと考えさせる映画だが、なによりもエンターテイメントとして優れている。これはとても大事なことだと思う。
 映画だろうが小説だろうが何だろうが、どれだけためになり、考えさせるものであっても、エンターテイメント性のないものを私は受け入れない。
 山崎豊子の「白い巨塔」も好きだが、あれも私はエンターテイメントとして消化している(これに関しては、山崎自身が、あとがきで、白い巨塔はエンターテイメントとして書いたと残している)。
 話を「日本のいちばん長い日」に戻すが、私は、原田の作品だけでなく、半藤一利の原作と岡本喜八の映画も好きである。どれもそれぞれのよさがある。
 どうだろうか。まず、タイトルが秀逸だし、運命の1日を描くという舞台設定が好きなのだろう。あと、映画はどちらも役者がいい。とくに脇役陣。
 原田監督、天国でも映画を撮ってください。ではでは~。

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