もう一人の戦国軍医として登場させた、漢方医鬼塚先生目線のストーリー🩺
『心恋』と書いて『うらごい』と読みます。
心の奥底で密かに恋しく思うという意味の古語です。
💊戦国✕医療
💉親匡(外科&金瘡医)✕三蔵(内科&漢方医)
🩺獣医✕人医
唯一無二の戦国軍医バディ(相棒)が織り成す『嫉妬』『羨望』『諦念』『友情』
腕の良い医師同士としてどこか人知を逸していながらも、その裏では誰よりも人間らしく恋をする普通の青年達でもある、彼ら軍医2人の関係性を描くスピンオフ。
実は本編が完結する前から、ずっと書きたいと思っていました。
だから本編最後の戦国エピローグで、ちらっと三蔵に出家した理由を語らせました。
あれ、実はこっそりこの心恋編の予告的な感じでした🙄笑
本編における亀寿の療養のシーン(中編66話)で、久保が綾に「そろそろ親匡に嫁いでやってくれ」と言い、二人が恋仲になっていることに気づいて三蔵が衝撃を受けている所から、既に彼をどこまでも不憫にさせることを決めていました(ごめんね三蔵)。
親匡と綾の祝言のシーン(中編141話)で、三蔵が『何やら腹が立つから薬盛っていいか、自棄酒だ』と親匡に言っていたのも、実はずっと綾に思いを寄せていたからです。
朝鮮で親匡が伊織の命名に困っていた時、親匡の疲れ度合いを見るために「子供が出来たと聞いただけで気が狂いそう」と言っていたの(後編73話)、あれガチです🙄
需要はないかと思いますが、以上ネタバレでした🫢
でも。
同僚、親友、戦友、兄弟、そして恋敵という誰よりも関係の深い親匡の一番の理解者であるからこそ。
この『玉響の桜』という物語の核心である『山本親匡の歴史の改竄』を、外でもない彼に任せました。
彼以外、いませんでした☺️
ということで、これで本編外として書こうと思っていた三部作の全てを表に出してしまいました🤭
忠恒、匡輝、三蔵。
それぞれの目線から見た、また別の『玉響の桜』🌸
ゆっくり、紡いでいけたらと思います。
本編が完結した今、このまま終わらせてしまうのも寂しかったので🥺
本編を読んでくださったあなたと、もう会えなくなるのも、私自身がとても寂しかったので🥺
ゆっくりゆっくりお付き合いいただけると、とっても嬉しいです。
では最後になりますが、今回お名前をお借りする鬼塚三蔵公。
山本親匡公と共に島津久保公に殉死し、親匡公と同じく鹿児島の鶴嶺神社に祭神として祀られています。
そんな彼に、心からの敬意を込めて。