読者の皆様へ
長らく無沙汰をいたしました。
三月を迎えて甘い梅の残り香が惜しまれる頃合いですね。
新作に足をお運びくださった方、温かなご感想やご厚意に感謝申し上げます。
直近数ケ月、中篇を書きながらもうまくいかず行き詰っておりました。カクヨムから撤退すると明言した手前、易々と戻ってくるのもいかがなものかと思っておりましたが、このままでは腕が鈍るどころか筆を置いてしまわぬか……と焦りも生じてきて、ひとまず四百字小説に取り組んだ次第です。今後もリハビリとして四百字小説から訓練していきたいところです。掌編集を新たに立ち上げるかどうか、ともかく掌篇として文字を連ねることができて安堵しています。何よりも正直もう読まれないかもしれぬ……と思っていたこともあり、本当にご清覧を有難く思っております。誠にありがとうございます。
新作は紅梅をモティーフとしておりますが、作中の「異様に赤い紅梅」にはモデルがあります。先日訪れた梅園の梅木立に一際目立つ紅梅がありまして、呪的な気配さえ感じました。よもや呪われるのではあるまいか……と深紅の梅が枝を仰ぎながら思いついた作品です。写真撮影が苦手でうまく画面に収められなかったのですが、あの馥郁たる甘い梅の香りが滴るような梅花の群れは筆舌に尽くし難い魅力がありました。が、普段文章の装飾性に甘えているので、今回は簡潔な言葉で梅を聯想していただけるよう苦心しました。短い物語に切り詰めることも勉強ですね。自ら言葉に書き起こすとなると些か口惜しい気持ちもありますけれども、読者の皆様にお愉しみいただけたのなら幸いです。
今後の投稿先や活動場所をどうするかはまだ迷っております。
現在、プロフィール欄の通り、他サイトでも作品を同時掲載しております。
大手のサイトではなく、「貸し本棚」さんという小説投稿サイトを活用中です。名前を挙げるのは問題ないかな……と思いこちらでも紹介させていただきました。僭越ながら私の筆名で検索を掛けるとヒットするようなので、ご興味のある方がいらしたらご参考までに……(ガイドラインを確認したところ、「小説の執筆活動と関係のない営業、宣伝、勧誘、募集行為」及び「不適切なリンク先」には当たらないと判断しましたので、末尾にも投稿先のリンクを貼らせていただきます)。なお、蘆蕭雪の筆名は、江戸時代の画師の曽我蕭白と長澤蘆雪から採りました。名前に相応しいものが書けるよう、場に拘泥せず精進して参ります。末筆ながら拙作のご清覧に心よりお礼申し上げます。
【貸し本棚】‐蘆蕭雪の本棚
https://antiantarctica.kashi-hondana.com/
【今回の新作】‐掌篇「嚢梅」
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/822139846598659128
貸し本棚 https://antiantarctica.kashi-hondana.com/author/page/2973/section/39257
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近況:中篇小説「玉櫛笥」(3000字くらいで挫折)
掌篇(四百字小説)のネタ(題名)が幾つかあるが未着手