秋谷イル

　本日、電子書籍「最悪の魔女スズラン」（夕霧文庫）の6巻が配信開始となりました。


あらすじ

　ロウバイがココノ村に来てからしばし経ち、再び巡ってきた夏。七王会議開催に向けた準備のため一時的にココノ村を離れることになるロウバイ。護衛役でもあった彼女の代理としてやって来たのは、どういうわけか魔法使いでなく無口な郵便配達員クチナシだった。
　美形でナンパ師。女好きで男好き。男女どちらも恋愛対象の彼は魔力を持たない常人でありながら最強の剣士とも呼ばれている。強力な魔法使いたちさえ警戒するその剣の腕とはどれほどのものか？
　そして本来スズランやモモハルたち神子の味方であるはずの三柱教内部では、最悪の魔女ヒメツルに恨みを持つ者たちがヒメツルの子——ということになっている——スズランを狙い、暴走を始めようとしていた。彼らの首魁はヒメツルにも匹敵すると言われる強大な魔力と魔法使いにすら防げない謎の攻撃手段を有する魔女ベロニカ。
　さらには因縁の宿敵「崩壊の呪い」までもが、ついにその姿を現す。
　才害の魔女ゲッケイとの戦いすら上回る激闘開幕。完結に向け、物語はさらに加速していく。


　というわけで、スズランシリーズは折り返しを過ぎて後半戦に突入。6巻が出たことで残りは4巻。今後も頑張って書きますので、どうか応援のほどよろしくお願いします！
　お値段はいつも通り税込660円。Kindleやhontoなどで配信中です。