• 異世界ファンタジー

第1章から第2章へ

 小説「天上の花は赫く咲く」本編は、第19話で第1章を終えました。瑛璃・イリアス・ゼインの3人の物語は、ここでいったんお休み。

 第20話より、第2章となり、前章の中で触れられていた人物が登場します。

 第2章では、今後の物語の行方を左右する出来事が描かれますので、よろしければ引き続きお付き合いください。




⬛︎第1章 振り返り⬛︎

【主な登場人物】

・|瑛璃《えいり》
(亡国・アガルタ王国の元王女)

・イリアス・ギレンフォード
(ローウェルズ国王軍の軍師)

・ゼイン・カーライル
(ローウェルズ国王軍第4連隊長)




【あらすじ】

 エピヌス暦1131年2月、オルテア大陸の中央より西に位置するローウェルズ王国。

 ローウェルズ国王軍の武芸大会で、国王の代理で観覧に訪れたイリアスは、機転と類稀なる戦闘技術で勝ち進むひとりの兵士に目を留める。
 だが、その兵士の正体は、不正な手段で本人と入れ替わった若い女だった。

 亡国アガルタ王国の元王女・|瑛璃《えいり》を名乗る彼女曰く、母国を滅ぼし家族の命を奪ったノルヴィスク帝国将軍・ソネンフェルドに復讐するため、武芸大会に観覧に来るはずの国王に協力を仰ぎたかった、とのこと。

 イリアスは武芸大会の進行を妨げたかどで、彼女を軍の懲罰房に1週間放り込み、その間、調査をして彼女の言い分の裏を取り、アガルタ王国の元王女で間違いなさそうなこと、国が滅亡して以降の彼女の辿った過酷な道のりを知る。
 一方で、瑛璃の言葉を全て鵜呑みにできないイリアスは、警戒をしつつも、彼女の能力や復讐心を利用しようと考え、手の内に入れることに。瑛璃の身柄を軍からいったん引き取る。

 軍師の仕事以外に外交官的な役割も担うイリアスは、王宮と軍本部を行き来し、ほとんど帰宅できず、瑛璃を私邸である通称‘東邸'に置き去りにする状態となる。
 東邸には書斎や寝室など普段から施錠して立ち入り禁止にしている部屋があるため、イリアスは一計を案じ、侍従長のロンバルド夫人に瑛璃の淑女教育を命じることで、間接的に瑛璃を監視させる。

 3月から大陸の東側の国・サイファ王国へ使節として向かう準備を進めるイリアスは、瑛璃を引き取ってからの3週間、たまに帰宅するたびに彼女の言動に振り回される。相変わらず彼女への不信感は拭えないものの、一方で、少しずつ距離が縮まっていく。

 そんな中、サイファ王国へ出発する3日前に、イリアスは国王軍の第4連隊隊長のゼインを東邸に招く。彼はかつてアガルタ王国の捕虜となった過去があり、瑛璃が懲罰房から出た際に彼女に引き合わせ、2人が旧知の間柄であることを確認していた。
 王女時代の瑛璃をよく知るゼインは、イリアスの手駒として彼女が利用され、彼女が自ら危険な道を進もうとしているのを看過できない。

 復讐に燃える瑛璃、瑛璃を助けようとするゼイン、その2人を巻き込んでサイファ王国絡みの計画を着々と進めるイリアス。

 3人の思惑が複雑に絡んだまま、いよいよサイファ王国への出発の日を迎えたのだった。







⬛︎第2章 予告⬛︎

 第1章最後で、瑛璃たちがいよいよ旅立ちましたが、その約2ヶ月半後のサイファ王国を舞台にした物語が、第2章で展開されます。

 2026年1月11日から始まる予定です。




⬛︎第3章について⬛︎

 第3章では、第2章では出番のない瑛璃・イリアス・ゼインが再登場します。
 実質、第1章の続きとなり、サイファ王国への道中の物語になります。
 なぜか旅の情報が漏れていて罠に嵌められたり、進路変更して予定にない砂漠地帯を行くことになったり、強い刺客が現れたり……。

 2026年3月下旬ぐらいまでに第2章が終わる予定なので、4月頃公開を目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。

(※画像は第2章で登場する中心人物です)

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