神崎あきら

AIなんて邪道だ！というレトロ人間なんですが、仕事でAIを使ってみるとこりゃすごい。
事務的な文面ならお手のもの、エクセルVBAでプログラムまで書いてくれるのでびっくりです。
うーん、人間が考えなくなるわけだ。

でも何かを検索したときは通り一辺倒の予想範囲内の回答なので、そこは自分で正しいものを導き出す必要があるなと感じました。

AIが身近に感じられる日々ですが、便利なところは利用しつつもやはり人間は考えることをやめてはいけないと思います。

少し前にSNSでAIイラストを小説の宣伝に利用するアマチュア作家たちが大勢いました。みんな同じような綺麗な可愛いイラストで、でも見たらAIだろうなとわかります。
AIイラストについては元絵を描いたイラストレーターが苦労して描いた作品を素材にされる被害に遭っているわけで、個人的には良く思っていません。同じ創作者として創作すること、創作物たる絵をリスペクトするなら使わないのが良いと思っています。

ちなみにそういう作家さんはほとんどいなくなりました。お手軽なAIイラストを使う精神性だから自分が書くことすら飽きたのかもしれません。

小説ももちろんAIで書けてしまうわけですが、そうなると単なる作業になってしまう。自分の魂を込めて創作するならやはりAIではできないと思っています。
創作はAIに乗っ取られてはいけないとしみじみ思います。AIが思いつかないような面白い作品を書きたいものです。