• 歴史・時代・伝奇
  • ホラー

第7話 婚礼の夜に花が咲く

https://kakuyomu.jp/works/822139837796390515/episodes/822139838668575209

平城京が香と音に包まれた夜。
藤原不比等の後押しで、光明子と首皇子の婚礼が執り行われる。
笙と琵琶の音、唐衣の裾、沈香の煙――すべてが華やかに揺れる中、
突然、県犬養の犬が乱入! 供物を倒し、宮中は大騒ぎに。

だが極道お嬢の魂を忘れぬ光明子は、犬を一喝で制圧。
笑いと拍手が起き、笠目の采女と共に再び琵琶を奏でる。
さくらさくらの音が響くと、香が花となり、夜空に舞った。
元正天皇も歌い出し、踏歌の宴は最高潮に――。

その後、皇子に手を取られ、ペルシャの香が漂う寝室へ。
「君とふたりになりたい」――
愛と香と奇跡が交わる、運命の夜が始まる。



完結した源平小説、よかったら読んでください。↓
https://kakuyomu.jp/works/16818792438048725794/episodes/16818792438048763365

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する