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151話 罵り屋おしずと梅屋敷のばあさま

https://kakuyomu.jp/works/16818792438048725794/episodes/16818792440455868447

奥方と三姫を隠し館への引っ越しを終えた俺たち。
そこへ罵り屋と呼ばれるおしずが現れ、亡くなった梅屋敷のばあさまの遺言を地頭へ伝える。
「戦に連れて行かれ、残された者の無念を忘れるな」――重い言葉が広間を沈黙させる。
けれど最後に託された願いは、梅の実をもぎ取り、梅干しを作ってほしいという優しいものだった。

安介と仲間たちは梅の木の下で、命を繋ぐ食べ物と、戦の記憶に向き合うことになる。

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