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誤字、脱字を防ぐ術はない。なぜならば、彼奴らは生えてくるものだから。
私の執筆時間の殆どは校正だ。それでも彼奴らは、居る。
譬え投稿後であっても、容赦がない。摘んだ筈の芽はいつの間にやらのびている。
除草剤で、枯らしたい。
ふと笑う。莫迦な妄想は終わりにして、私は、サ行に戻った。
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自作を読み返していると、見つけてしまうんですよね。誤字。
当然、サイレント修正をかけて、しれっと「誤字ですか? してませんけど?」みたいな顔をしています。
投稿前のチェックは頑張っているつもりなんですけどね。
見つかるのは、概ね投稿後。時すでにお寿司。アフターカーニバル。
さて、今後の投稿予定なのですが、本文執筆中の中編(予定)が一本、じっくりことこと煮込み中の長編(予定)が一本あります。
いずれも、秋が終わるまでに投稿できたらなあ、と、思っています。
思っています。