『世界線のハミング 〜第二章:消えた地図〜』をお読みいただき、ありがとうございます。
足の裏に小さな黒い点を見つけた男の話でした。手術の予定が決まり、心の準備が整った頃、それは静かに消えていました。理由はわからないままで、それでいいのだと思います。
身体は、頭よりずっと先に答えを出すことがあります。今回はその速度の話だったのかもしれません。
セッションの終わりに流す曲を、今回は『渚の還礼』にしました。渚は、海と陸の境目。内と外の境界線。皮膚という、いちばん身近な渚の話でもありました。
【渚の還礼 - Return to the Shore】
(URL)https://youtu.be/LbQH1UlkdtY
坂を下りながら、彼の口からこぼれていたメロディを、どうぞ。