どうも、あまもようです。
新年度が始まりましたね。
春ということで新生活が始まった方もいれば特に変わらずいつも通り過ごしている方もいると思います。
私はというとまさに新生活の真っ只中です。
その影響か小説を書く時間がなかなか取れずちょっと苦戦しています。
ですが安心してください。
なんとか週一で投稿は続けて完結まで書き切るつもりです。
本来、今年の春には作品を書き終えるくらいの長さを想定していたのですが書いている途中で「あれも入れたい」「この話も挟みたい」となってしまい簡単には終わらなくなってしまいました。
書き始める前は1章につき映画一本分くらいの長さを想定していたのですが実際2章に関してはとんでもない長さになってしまいましたね。
まだ2章です。
5章まであります。
どういうことなんでしょうね。
テンポ感が課題です。
そんな長い小説ですがいつも読んでくださってありがとうございます。
読んでもらえるだけでもありがたいのですが感想を残してくださる方もいてとても励みになっています。
これからもノリノリで書いていきますね。
では、ここから2章の解説です。
2章でやりたかったのは物語序盤によくある「本筋から離れて少し寄り道をする章」でした。
この小説は全体を通して割と荒々しい展開が続きます。
だから2章では肩の力を抜いて日常のラブコメをやりつつ裏でミステリーも同時に進められたらいいなと思って書いていました。
キャラ同士の距離感だったり何気ない会話だったり本筋だけでは見せにくい部分をちゃんと描きたかったのです。
結果、完成したものを見返すと言うほど日常ではありませんでした。
事件は起きるし感情は重いし不穏な空気も普通にある。
日常書くの難しいです。
この章では二人のヒロインがいましたね。
まずは一人目、志部谷文香です。
彼女はとにかく複雑で物事に対して敏感に感じ取りすぎてしまう心を持った女の子でした。
その優しさと正義感が裏目に出て東京で一度決定的に心が壊れてしまったわけですが、いざ逃げるように日立出に戻ってきてみたら自分以上にぶっ壊れている人間に遭遇して強制的に正気に戻るしかなかったというある意味とても不憫な立ち位置のキャラクターでしたね。
過去のトラウマや幻聴に苛まれて自分が今見ているものが現実なのか妄想なのか境界線がわからなくなっていく今敏監督のアニメ映画の「パーフェクトブルー」みたいな展開を彼女でやりたかったのです。
アザミに関しては自殺じゃなくて他殺です。
続いては二人目、花見種子です。
彼女が2章のメインヒロインでした。
彼女の最大の伏線は「実は本物の種子(妹)はすでに死んでいて皆が知っている彼女はお姉ちゃんだった」というところです。
これをどこまで匂わせるかかなり塩梅に悩みました。
わかる人にはとっくに分かっていたかもしれませんが彼女の元ネタはモロに映画『誰も知らない』です。
現実で実際に起こった事件が元になっているらしいですね。
いい作品なので機会があればぜひ見てみてください。
嘘で塗り固められた日常の中でたろうが作ってくれた朝食を食べたり絆創膏を貼ってもらったり過去にすずめちゃんに黒いニット帽を貰っていたこともそうですが彼女自身「嘘の日常」はいつしか本物の居場所になっていたのだと思います。
自分を「雑草」と蔑み生きる価値のない存在だと諦めていた彼女が最後の最後でたろう達を巻き込まないために自分自身の意思で「自首」という選択をしたこと。
未来を求めて生きる道を選んだこと。
自分なりに彼女に対して明るいラストを描いたつもりです。
いつかまた友達四人で集まれたらいいですね。
さて、次回から3章が始まりますがかなり過激な展開になるような気がします。
2章は「日常」ですからね。
どうか、たろうとすずめちゃんの幸せな未来を願ってあげてください。
ではまた。