地方の無姓官人で、
大きな所の書記などをした家があったかというとあった。
外記、史生、雑色、雑掌、鋳物師とか言ったそうだと。
地方の不人気の地に住んで、
田舎にある善光寺などの大きなものの監察、検校という勘解由使的な仕事の一員だった可能性は高い。
京都の勘解由使庁では、勘解由小路さんとかの中央の貴族の役人が、全国にいる傳田勘解由のよーな仕事の報告を受けてたとか?
譬えて言えば、
大企業に就職したんだけど、本社の人事を希望したが?
お前の能力、身分じゃダメ、地方の工場の総務人事ならやっていいよと言われたとか?
大日本印刷の本社勤務を希望したが、
なんか、工場の営業に回された、
オレと同じや。
