アステリアっぽいグレイちゃんが見れるのはここだけ!
1話のデータが出てきたからこれだけ貼っておきます。続き見たい人多そうだったら書くかもね。
/* プロットメモリー【レイヴィ・グレイの胡乱な冒険】が挿入されました。*/
/* 7件のファイルを読み込み中…… */
/* 完了。 */
タイトル:【レイヴィ・グレイの胡乱な冒険】
あらすじ:魔術界を裏から支配する灰色髪の少女、レイヴィ・グレイ。彼女は悪徳な魔術師とお話(賄賂)をして味方に引き入れたり、無意味に新人魔術師を潰したり、世界規模の洗脳魔法で公の場での魔術使用を隠したりする極悪人であった。
9割の魔術師に憎悪され、その他有象無象に狂信される彼女がついに世界征服に乗り出そうとしたその時、理念は正義だが少女にとっては悪そのものである地球の神が立ちはだかる。すべての責任を放棄したグレイに、地球の神が言い渡した処罰の内容とは……
Ep.1 私は最強の魔術師だぞ、殺すぞ
◇虚無空間:???
ある日、灰色の少女は真っ白な空間で目を覚ました。そこは少女以外には何も存在しない、虚無の空間。
灰色の少女———レイヴィ・グレイは現代の魔術師であった。私たちが住むこの世界でも、実は魔術師というものは存在している。数こそ少ないが、彼女はその究極として名を馳せていた。
「うーん……ここはいったいどこだろうか。変な魔術を使った記憶もないのだけれど……」
虚無空間に飛ばされる理由のほとんどは、禁忌とされる魔術を使おうとして失敗した、というものである。別に彼女自身は失敗するなどと微塵も思っていないが、実際にそんな魔術を最近使った覚えもない。
「となれば、何者かによる干渉だ」
しかし、彼女に魔術を使える者など存在しない。少なくとも人間の中には。彼女はそう考えた。そして、それは正しい。
「私が気付けないくらいに完成された魔術。つまり、これを行使したのは人間ではない。となれば……」
それはもう、神様以外にあり得ない。彼女はそう言って、私のことを指差した。
◇虚無空間:レイヴィ・グレイ
さて、カッコつけて何もない場所を指を差したものの……これで普通に人間の魔術とかだったら、私は1ヶ月近く寝込むことになるだろう。だが、そんなことはあり得ない。なぜなら私はキュートでパーフェクトなレイヴィ・グレイだからだ。
『バレてしまったならしょうがない。レイヴィ・グレイ、キミを呼び出したのはこの私……地球の神だよ』
「へぇ……なんだか普通に“女神”って感じの見た目だね?」
『そりゃあ私は地球生命のイメージから生まれたからね。人間の想像する“女神”の姿になるのは当然のことだよ』
女神は私を見てにっこりと笑った。気に入らないタイプの笑顔だ。確実に何かしらの裏がある。私はこういう顔をしていた人間を何度も処刑してきているから分かるんだ……!
『一応言っておくと、心の声も聞こえているからね?』
「分かっててやってるに決まってるじゃないですかぁ」
『そうだね、キミはそういう人間だったね』
女神は一呼吸おいて、再び話し始める。
『キミをここへ呼んだのは、とある目的のためだ』
「それはどういう?」
『やだなぁ……キミも分かってるでしょ?』
うーん……まったく心当たりがない。複雑な内容の小説とか論文とかで“勘のいい読者ならお気づきだと思うが……”とか書かれている時ぐらい心当たりがない。
まさか最近“魔術解放派”を皆殺しにしたことを裁きに来たわけでもあるまいし……いや、やはりまったくもって心当たりがない。
『マジで?分からない?』
「これっぽっちも分からないなぁ……」
『キミさ、世界征服しようとしてたでしょ』
「そうだけど……何か問題でも?」
『まぁないと言えばないんだけど……キミはその過程で大量の生命を殺害する恐れがあったからね。世界征服自体はいいんだけど、生命を減らされるのは困るんだ。だから……』
「だから?」
『レイヴィ・グレイ。キミをこの世界から追放する!』
わぁ、私の人生って追放モノだったんだぁ……
なんか微妙にショックを受けるね。まぁこれも運命……なんて私が言うとでも思ったか!
私は手を女神に向け、詠唱する。
「“|魔術鍵《コード》:|消去《デリート》”」
『そんな魔術私には効かな……』
そう言い残して女神は消えた。いつの時代も、慢心する権力者は足元を救われる運命なのだ。革命万歳!!!この私、レイヴィ・グレイこそが唯一神である!!!オラっ!信仰しろっ!!!
「“|魔術鍵《コード》:|分析《アナライズ》”」
|魔術鍵《コード》:|消去《デリート》は“消去”と銘打っているが、実際に対象を消去する魔術というわけではない。一時的にすべての能力を封じた上で、絶対に抜け出せない空間に閉じ込めている……と表現する方が正しい。
そして、|魔術鍵《コード》:|分析《アナライズ》はそうして閉じ込めた対象を分析する魔術である。
「やっぱり人の願いから生まれた最上位精霊か……ありがたく力をいただこう。“|魔術鍵《コード》:|吸収《アブゾーブ》”」
|魔術鍵《コード》:|吸収《アブゾーブ》はその名の通り、対象の魔力やその他諸々を私のものにしてしまう魔術である。私のお気に入り魔術TOP100に入る魔術でもあるね。
「あーおいしかった。さて、かーえろっと」
|魔術鍵《コード》:|開門《Cゲート》で次元の扉を開く。普通の魔術師は虚無空間からの脱出なんて出来ないんだろうが、私はキュートでパーフェクトなレイヴィ・グレイちゃんなのですぐに脱出できてしまう。
/* ここまでだ。*/
/* これより前にも色々とプロットはあったんだが、それは……まだ使うかもしれない。*/
/* 念の為に言っておくと、本編のグレイとはまったく関係がない。*/
/* なぜならもっと酷いからだ。*/