いつも『マリオネットの天才達』を読んでくださっている皆様へ。
まず最初に、この作品をここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 今回、お知らせがあります。
『マリオネットの天才達』は、6章の公開完了を一区切りとして、しばらくの間連載を休止します。
再開時期は現時点では未定です。
突然の報告になってしまい、申し訳ありません。
理由としては、自分自身の現在の精神状態、そして作品そのものに対する向き合い方にあります。
私は作品に自分の中でもかなり強い感情や考えを込めて書いています。
だからこそ、物語が進むにつれて、「本当に自分が描きたい形になっているのか」「この描写で伝えたいものが伝わるのか」という迷いが、少しずつ大きくなっていきました。
特に最近は、頭の中には確かに存在しているはずの光景や感情が、文章としてうまく出力できない感覚が続いています。
本当はもっと苦しく、もっと静かで、もっと狂気的で、もっと人間的なものを書きたい。
けれど、実際に文章へ落とし込むと、自分の中にある完成形との差を強く感じてしまう。
「これじゃない」という感覚を抱えたまま更新を続けることが、少しずつ苦しくなっていました。
また、現在この作品とは別に、2つの異なる作品を同時に制作しています。
ひとつは、負の感情を向けた相手が必ず死ぬという怪現象を巡る、音声記録形式のサイコホラーバイオレンス『死神にも見えぬ手』。
もうひとつは、価値観を押し付ける者たちに踏み躙られ、堕ちていく二人の女性の歪んだ救いと絶望を描く、社会派鬱系ヒューマン小説『欲獣』。
どちらもかなりダークで尖った、私の「描きたい世界の根底」を詰め込んだ作品です。
これらに関しては、今後も完全不定期という形にはなりますが、準備ができ次第noteの方で順次公開していく予定です。
ただ、メインであるこの『マリオネットの天才達』に関しては、中途半端な状態で書き続けるよりも、ちゃんと自分自身と向き合い、作品とも向き合い直したいと思っています。
もちろん、連載という形で作品を公開している以上、続きを待ってくださっている方がいることも理解しています。
だからこそ、無理に更新を続けるべきなのか、自分の納得いく形になるまで時間を取るべきなのか、かなり悩みました。
ですが、自分の中で何度も考えた結果、今は一度立ち止まるべきだと判断しました。
中途半端な状態で書き続けるよりも、 ちゃんと自分自身と向き合い、作品とも向き合い直したいと思っています。
休止といっても、作品そのものを終わらせるつもりはありません。
『マリオネットの天才達』という物語自体を諦めたわけではないです。
再開時期については、正直まだ分かりません。
数週間後かもしれませんし、もっと長くなるかもしれません。
ですが、また「続きを書きたい」と心から思える状態になった時、必ず戻ってきます。
ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございます。
この作品に触れてくれたこと、感想を書いてくれたこと、考察してくれたこと、全部ちゃんと覚えています。
6章までは、最後まで責任を持って公開します。
その上で、一度だけ筆を止めます。
また戻ってきた時には、今よりもっと、自分の納得できる『マリオネットの天才達』を届けられるようにします。
その時まで、待っていてもらえたら嬉しいです。
本当にありがとうございます。