ソ「皆様、初めまして。ソフィア・アンドレ・レステンクールです。本日は私たちの創造主である作品の一つ『ギルドの看板受付嬢であるリリナさんは俺と話したい〜その割には俺にだけ冷たくないですか?〜』がコミカライズ賞に受賞したということなので、お祝いをしていきたいと思います。ということで……おめでとう御座いますリリナ様!」
リ「わぁ!ありがとうソフィアちゃん!まさか受賞できるなんて思わなかったよ!ソフィアちゃんとか栞菜さんに比べたら私なんてまだまだで……」
栞「そんなことありませんよ。受賞することができたのは皆様の応援はもちろんですが、リリナさんの魅力がみんなに伝わったのが大きいと思いますよ」
リ「そ、そんな大袈裟ですよ!でもそう言ってくれて嬉しいです!ありがとうございます栞菜さん!」
ア「……その、私はお三方の場にいてもいいのだろうか?私のような者がいて場違いな気がするのだが……」
リ「そ、そんなこと言わないでよアリシアさん!私はアリシアさんが居てくれてとても嬉しいよ!」
ア「そ、そういうものだろうか……んん。改めて、おめでとうリリナ。受賞できたこと、私は誇りに思っている」
リ「ありがとう〜!アリシアさんも今コンテスト出場してるんだよね?頑張ってね!」
ア「あ、あぁ……だが、そこまでいい結果を出せる気がしない……それに、テオを裏切った私などここにいていいはずが……」
リ「あ、あれ?アリシアさん?どうしてそんなネガティブな気持ちになっているんです?」
ソ「……アリシア様の気持ち、ほんの少しだけですが理解できます。私もお兄様の期待に応えることができずに……」
リ「そ、ソフィアちゃん!?あの、そんなに落ち込まないで!アリシアさんも自分を責めないで!?というか一応主役って私な気がするんだけどなんで私が慰めてるの!?」
栞「ふふっ、3人とも仲がいいですね。なんだか羨ましいです」
リ「か、栞菜さんは笑ってないで早く二人を励ましてください!あぁ!?そんなこと言ってたらさらに落ち込んで……!?」
ソ「お兄様……」
ア「テオ……」
栞「……人のことは言えないですが、確かに重症ですね」
リ「そうですよ!?えっと……とにかく伝えないと……改めて皆様の応援のおかげで無事にコミカライズ賞を受賞することができました!本当に、本当にありがとうございます!」
栞「これからも私たちの物語は続いていくので、ぜひ見守ってくれると嬉しいです。これからもよろしくね♪」
リ「あ、あれ?栞菜さんってそんなキャラでしたっけ?」
栞「配信ではこのキャラですよ?ほらリリナさん。早く二人を落ち着かせましょう」
リ「あぁそうだった!?ソフィアちゃん!アリシアさん!元気出して!!」
——決して混ざることがないもしもの世界。
そんな中集まる四人は……どうやら仲は良好なようであった。
完
あとがき
改めて応援ありがとうございました!
今後とも頑張っていきますので、応援をよろしくお願いします!