• 現代ファンタジー

第2章・第7節公開しました|光の向こうへ

街路樹を彩る秋、博物館のカフェの片隅で。
父はお腹に手を添え、やさしく撫でながら我が子に語り始めた。
「じゃあ、友人の話をしよう——」

それから、またひとつ季節が巡り、空気が澄んだ。
手を握る温度だけが確かな現実で、言葉にならない想いの先に、小さな“光”がこの世界に芽吹いた。

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