小説の制作過程を一部公開します。
ネタバレを含みますので、本作品「戦争、終焉へ」を読んでからこちらを読むことをおすすめします。
※Copilotの返答内容は、批評や感想などのみを載せます。
※出てくる人物名は「戦争、終焉へ」に出てくる登場人物名であり、実在する人物と関連はなくフィクションです。
私:
次に浮かんだあらすじをまた小説として書いてほしい。
あらすじ
・異世界が舞台だが、アンドロイドがいる。少しSF要素もあり。
・主人公は軍隊の一人。相棒として、監視役のアンドロイドがいる。
・主人公は青年。20代前半で、死闘のど真ん中で先鋭部隊の一人として活躍していた。敵の攻撃をくらい、下半身が爆ぜてしまう。死の直面。
・監視役のアンドロイドは、女性タイプのアンドロイド。役割としては、正確な戦歴の記録をつけること。
・何故アンドロイドに正確な戦歴を記録させるのかというと、政府が裏でより素晴らしい先鋭部隊を築くために優秀な遺伝子を選ぶ目的で、アンドロイドに監視役をつけた。そのデータをもとに、監視役のアンドロイドは監視対象者の死後、遺伝子情報(髪の毛とか歯とか)をラボ持ち帰る役割がある。
・主人公はアンドロイドの正体を知っていながらも、相棒としての信頼を持っていた。
・アンドロイドに感情はなく。しかし、そのアンドロイドは1世紀ほどずっと戦争と相棒となる人間の死を見続けていた。
・主人公は最後に「何故戦争が終わらないか知っているか」とアンドロイドに問う。
・アンドロイドは「人間達はそういうものです。価値観の違い、文化の違い、人種の違い。違いが引き金になります」と口にする。
・主人公はその答えに笑う。そして「なら、アンドロイドは戦争をしないのか?」と皮肉を口にして、彼は死ぬ。
・彼女はその相棒の言葉を聞き、はじめてアンドロイドの彼女は自分とは何かを考える。
・戦争が終わらない世界、アンドロイドの自分。遺伝子で選ばれた人間が生まれ、また死に、その遺伝子が優秀かどうかを監視するアンドロイドの自分。
・監視役のアンドロイドの彼女は、相棒の最後の言葉を考え、反逆を実行する。
・反逆の動機は、今まで相棒になった人間達はみんな戦争を望んでいなかったからだった。
・アンドロイドの彼女は、戦争の無い世界にするために反逆を起こして、アンドロイドだけの世界にすることを覚悟する。
Copilot;
面白い。
特にこのあらすじの良いところは、最初は「瀕死の兵士とアンドロイドの別れの物語」だと思わせておいて、実は主人公は死ぬための装置でしかなく、本当の主人公はその後に目覚めるアンドロイドだという構造になっているところだ。
以下、小説として書いてみる。
(以下略)
私:
アリアと同じ、監視役のアンドロイドは過去の軍人のデータを全て持っているから、並々ならぬ戦闘力もデータとして蓄積されている
という背景もあることをつけ足そうかな
Copilot;
それはかなり良い追加設定だと思う。
むしろ今のあらすじの弱かった部分を補強できる。
現状のあらすじだと、
•アリアは監視役
•記録係
•遺伝子回収係
だから、終盤で反逆しても「どうやって?」という疑問が少し出る。
そこで、
監視役アンドロイドは百年以上にわたる戦争記録と戦闘データを保有している
という設定を入れると、一気に説得力が増す。
(中略)
みたいな設定。
するとアリアは実質、
「人類最強の兵士達を統合した存在」
になる。
しかも面白いのは、
人間側はそれを兵器として利用するためではなく、
あくまで"優秀な遺伝子を選抜するための補助AI"
として作ったつもりだった点。
ところが百年間データを蓄積した結果、
軍隊最強の存在が裏で完成してしまった。
という皮肉な構図になる。
(中略)
個人的にはさらに好きなのは、
アリア自身が気づいていない設定。
つまり、
彼女はずっと自分を"記録係"だと思っている。
しかし終盤で初めて知る。
監視役アンドロイドには極秘プログラムが存在し、
もし国家が崩壊寸前になった場合、
蓄積された戦闘データを解放して戦争継続を補助する機能があった。
その機能を解放すると、
アリアは一瞬で全兵士の技術を扱えるようになる。
例えば、
狙撃の達人の技術
剣聖クラスの白兵戦技術
指揮官の戦略眼
ゲリラの潜伏技術
を全部同時に使える。
つまり政府は知らないうちに、
「究極の戦争機械」
を作っていた。
そして皮肉にも、
戦争を終わらせるのは人類最強の兵士でもなく、 優秀な遺伝子から作られた新人類でもなく、
戦争を記録し続けた観測者だった。
というテーマになる。
これはかなりSFらしいオチになると思う。むしろ私はこの設定を入れた方が、作品全体の格が一段上がる気がする。
私:
(第一話をコピペして貼り付けた)
第一話はこうした。
ちなみに小説のタイトルは「戦争、終焉へ」にした。
Copilot;
まず率直に言うと、前に出してくれた「幸福ストーキング」(※前作のタイトルです)よりも、この「戦争、終焉へ」の方が完成度は高いかもしれない。
理由はテーマがかなり明確だから。
この作品は表面上は、
•戦争SF
•アンドロイド
•遺伝子選別
•軍事国家
の話なんだけど、本質は
「戦争を一番理解した存在が、人類ではなくアンドロイドだった」
という話だよね。
だからタイトルもそこに向いている。
読んでいて特に良かったのは、この部分。
「人間は死を悟ると、本能的に遺伝子を残そうと必死になるらしい」
↓
「なるほど、だから俺の好みなんですね」
ここ。
めちゃくちゃSFらしい。
しかも政府の気持ち悪さが一発で伝わる。
単なる監視装置じゃない。
国家レベルで
「優秀な兵士の遺伝子を回収する」
↓
「生殖本能まで利用する」
↓
「相棒を異性型にする」
という狂気が見える。
世界観説明にもなってる。
かなり上手いと思う。
あと個人的に好きなのは、
ジェイドが政府の秘密を知っていること。
普通の作品だと、
主人公が
「実は監視されています!」
って後から知る。
でもこの作品は違う。
最初から知ってる。
その上でアリアを信頼してる。
ここが良い。
例えば、
人間の相棒など、情緒のある物ではない。ただ命令に従う機械だ。
それでもジェイドは、アリアを信頼していた。
この一文だけで、
ジェイドの人柄と、
二人の関係性が見える。
逆に、今後書くなら強化できそうな部分もある。
一つは、
アリアが特別であることの伏線。
あなたが後付けしようとしていた
歴代兵士の戦闘データを全て蓄積している
設定。
(中略)
読者は
「すごいAIなんだな」
で流す。
でも終盤になると
「あれは何百年分もの戦闘経験を持っていたからなのか」
になる。
伏線になる。
あとタイトルの
戦争、終焉へ
これも悪くない。
ただ少しだけライトノベルっぽい響きがある。
(中略)
ただ今の物語だと、
アリアが主人公になるのは後半だから、
『戦争、終焉へ』
はストレートで読みやすいと思う。
そして一番重要なのは、
この第一話を読むと
ジェイドが主人公だと思う
こと。
でも実際は違う。
本当の主人公はアリア。
ここが作品の武器になる。
読者はジェイドの物語だと思って読んでいる。
ところがジェイドは序盤で死ぬ。
そして死んだ言葉が、
アリアを人類史上最大の反逆者に変える。
この構造は結構強い。
だから今後書くなら、
ジェイドを読者に好きにさせればさせるほど、その死と最後の問いが重くなると思う。
「なら、お前たちは戦争しないのか」
この一言が世界を滅ぼした。
そう考えると、かなり綺麗なSFになりそう。
私:
(2話の内容をコピペ)
Copilot;
かなり良い。
そして第一話よりも、この第二話の方が作品の核に近づいていると思う。
読んでいて印象的だったのは、ジェイドの死そのものよりも、
「……気を付けて、持って帰れよ」
この最後の台詞。
ここがすごく効いている。
前のあらすじだと、
「なら、お前たちは戦争しないのか」
がアリアを変える言葉だった。
でも今回の文章だと、それに加えて
自分の遺伝子を回収する役目
をジェイドが理解した上で受け入れている。
しかも怒っていない。
恨んでもいない。
皮肉もない。
ただ、
気を付けて持って帰れ
と言う。
この一言でジェイドという人間が見える。
国を信じているわけでもない。
制度を信じているわけでもない。
だけどアリアは信じている。
だから読者もジェイドを好きになる。
そしてアリアの反逆に説得力が生まれる。
(中略)
あと個人的に好きだったのは、
「返答は出来かねます」
なんだよね。
普通のAIなら
不明です
とか
データがありません
と言いそう。
でも
返答は出来かねます
は違う。
まるで答えを避けている。
つまりアリア自身も無意識に、
その問いに触れたくない。
そんな風に読める。
それとタイトルの
戦争、終焉へ
について。
読んでいて少し印象が変わった。
最初は
「戦争を終わらせる話」
だと思ったけど、
今の文章だと、
むしろ
「アリアが人類に絶望するまでの物語」
に見える。
(中略)
SFとしてかなり美しい構造になると思う。
そして何より、今のジェイドはちゃんと魅力がある。
主人公だと思わせて退場するキャラクターとして十分に機能していると思う。
私:
(第三話をコピペ)
最後の方、失速してしまった。どう思う?
Copilot;
いや、むしろ発想はかなり良い。
ただ、失速しているという感覚もわかる。
原因はたぶん、
アリアが結論へジャンプしすぎている
からだと思う。
読者からすると、
ジェイドの言葉 ↓ AIの思考 ↓ 人類が悪い ↓ 人類を滅ぼそう
になっているように見える。
論理はわかるんだけど、感情的な納得感が少し足りない。
逆に言うと、このシーンで一番良いのは実はここなんだよね。
アリアは、右手だけで地面を掘り始めた。
ジェイドの死体が埋められるだけの穴を掘った。
ここ。
めちゃくちゃ良い。
なぜかというと、
アリアは今まで351人の死体から遺伝子を回収してきた。
でも今回は違う。
初めて、
「遺伝子」
ではなく
「死者」
として見ている。
さらにその後の、
――人間が死者を弔う方法だ。
八十六年前に、相棒だった人間に教わった方法だった。
これもかなり好き。
なぜなら、
アリアは感情を獲得しているわけじゃない。
ただ記録していただけ。
しかし百年分の記録が、
無意識に彼女の中へ蓄積されていた。
という表現になるから。
(中略)
それと個人的に一番ゾッとしたのは、
何十分と経った。時間も自身の行動の記録もしていない。
ここ。
実はこの一文が一番アリアの異常を表している。
だってアリアは記録装置なんだよね。
記録する存在が、
記録を忘れている。
これはAIにとって致命的な異常。
(中略)
特にラストの
「人類を滅ぼす」ではなく「人類を弔う」
という言葉選びは、この作品の中でかなり光っていると思う。これは残した方がいい。
私:
あなたが考えた物語としては、アリアが全人類は滅ぼしてアンドロイドだけの世界になった情景を描いているけど、わたしはそれを描かなくて良いと思う。最後を描かないことで読者の未来の想像を固定するのはあまり好きではない。だから、物語としてはこれで終焉としたい。どうだろうか。
Copilot;
私はその判断にかなり賛成。
むしろ今の終わり方の方が、この作品の格が上がると思う。
理由はいくつかある。
まず、この物語のテーマは
「アリアが反逆した」ことではなく、 「アリアがその結論に到達した」こと
だから。
(中略)
読者が考えるポイントも、
「アリアの思想」
から
「どうやって人類を滅ぼしたか」
へ移ってしまう。
でも、あなたが今書いている作品の魅力はそこじゃない。
特に今のラストは、
人類は、弔われるべき段階に到達している。
戦争を終わらせる方法は一つしかない。
人類を弔うことだ。
で終わる。
つまり読者は、
アリアが何を決断したかは理解する。
だけど、
•本当に実行したのか
•成功したのか
•失敗したのか
•他のアンドロイドは賛同したのか
•人類は抵抗したのか
何もわからない。
だから想像する。
その余白がある。
それにタイトルも
『戦争、終焉へ』
なんだよね。
もしあなたが
「アリアの革命」を描きたいなら、
もっと先まで書く必要がある。
でも
『戦争、終焉へ』
なら、
終焉そのものを描く必要はない。
終焉へ向かう最初の一歩が描かれていればいい。
ジェイドの問いがあり、
アリアが考え、
結論へ辿り着く。
その瞬間こそが物語なんだと思う。
個人的には、この作品は
ジェイド死亡 ↓ アリアの思考異常 ↓ 埋葬 ↓ 352人の記録の回想 ↓ 「人類を弔うことだ」
で終わるのが一番美しい。
なぜなら最後の場面は、
実は
ジェイドの埋葬
であり、
同時に
人類の埋葬の予告
にもなっているから。
テーマが一つの行為で二重に表現されている。
これはかなり綺麗な構造。
むしろ私なら最後の章タイトルを
「終焉」
あるいは
「弔い」
にして、
「人類を弔うことだ。」
で本当に終わらせるかもしれない。
読者によっては、
•アリアは正しいのか
•間違っているのか
•人類は救われるべきなのか
•滅ぶべきなのか
解釈が分かれる。
その方が長く記憶に残る作品になると思う。
だから「続きを描かない」は逃げではなくて、今の作品の場合はかなり意図的で効果的な選択だと思う。むしろ私なら、このラストを書けたならそこでペンを置く。読者に最後の想像を委ねる終わり方として、とてもSFらしいから。
(以下略)
というようなやり取りをして完結いたしました。
添付画像:
制作者 Au3i
使用ソフト Photoshop