おかげさまで昨日、どんろっとが完結しました。
これも読んでくださった、応援してくださった皆様のおかげです。
1週間の休載も、オチの弱いトンチキな話も、筆者の趣味全開の雰囲気エモも全て寛大に受け入れてくださった方々がいなければ兎木も拗ね、久野はどこかへ走り出し、それを追いかけ三上がいなくなり、天熾がついていき、氷月がフォローへ向かっていたところでしょう。
いやあ、本当にこんな状態でよく完走しましたね?
何はともあれ。
全100話(人物紹介入れれば101話)キリの良い数字になりました。
20万字に届かなかったのはちょっと思い残しがありますが、それより100話ぴったりで終わらせたかったのでこれでよかったかな、と思ってます。
さて、ここからは蛇足です。
このお話は1話冒頭の
「部長、俺BLになりたいんすよ」
「BLは職業じゃないよ」
から始まりました。文字通り。
発想も書き出しもここからでした。
ここから「俺」の三上を作り上げ、「部長」の久野を作り上げ、それだけだとキャラが足りないので改造後輩の天熾と二重人格の氷月を足しました。
なんか途中で久野兄も生えてきましたがそれは置いておいて。
原題は「BのL」で本当にもっといちゃこらさせるつもりだったんです。
今でもいちゃこらしてる? でもチューとかしてないじゃないすか。
最初はマジで三上を取り巻くハーレム的展開も考えてたのでかなり日常ギャグの方におさまりましたね。
氷月の方も初期はもっと過酷で、演劇部の先輩と敵対してるとか二重人格に対する治療も全然考えてませんでした。
というか久野樹による対処は本当にアメリカ編を書く直前に決まって。
ここまでハッピーハッピーゆるゆるギャグを書いてきて、終わらせるなら全部幸せにして終わらないと納得できないよね、という内なる言葉に従ってああいう方式を取りました。
久野をフィーチャーした長編も、最初は一年進級後の「文芸部を解体する」というシーンから初めてもっとシリアスにしようかな〜とか考えてたのですが、やめました。春合宿も結構急ピッチで詰め込んだりして。
逆に、初期案からそのまま行ったのが天熾編と氷月編ですね。
特に天熾の夏合宿で天熾が三上を「先輩」と呼び慕っている理由の判明は最初から温めていたのでやれて嬉しかったです。
天熾はまあ、三上という一番星を見つけた者概念なので(伝わらないオタク語りをするな)彼はもうブレなさそうな安心感がありますね。
そして、氷月編もとい文化祭編です。
絶対にこいつらにアイドルをさせたい! とずっと思っていて、かつ、氷月の抱える問題をフィーチャーするならここだろ! とキャラを作り上げたとほぼ同時に決めていました。
流れもほぼ初期案のまま。
氷月と演劇部の対立がなくなったのでそこだけは違いますが……
あの状態の氷月に「忘れたくない」と、スポットライトの下で言わせたかったので、そこが書けて非常に満足でした。
リヅの方も結構エモエモな演出で頑張ってくれましたし。
多分あの人が一番常識人なんですよね。
今作品は、キャラクターそのものにスポットを当てた作品作りを目指してみました。
これの一つ前に書いた長編が、群像劇でキャラ一人一人が物語全体の目的に沿って行進していくみたいな感じだったので、その真逆を行った感じですね。
人物を絞って、まずイメージカラーから考えてキャラ立ちするように特徴を決めて、キャラクター重視で話を作っていく。
1話1話が、1つのお題に沿った大喜利みたいな感覚で作っていて、一気に流れが決まった時は楽しかったです。
個人的に好きな回は
「滝行」https://kakuyomu.jp/works/16818792436960153978/episodes/16818792437137221425
「リコーダー」https://kakuyomu.jp/works/16818792436960153978/episodes/16818792438041220102
「G」https://kakuyomu.jp/works/16818792436960153978/episodes/16818792438253437258
「すごろく」https://kakuyomu.jp/works/16818792436960153978/episodes/822139836863847257
「釣り」https://kakuyomu.jp/works/16818792436960153978/episodes/822139840477117184
あたりですね。ここら辺は結構ギャグの火力が出せたなあと個人的に思っています。
もちろん文化祭編の最後や律と紫苑が喧嘩をしている回も好きですけど。
あ、三上の初恋(?)の相手が久野父だったのは1話から決めてたのであれは本当に50話超えてからの伏線回収でしたね。
こんなギャグ作品で50話越えの伏線を貼るなって話ですけどね。
いやあ! 書いてて楽しかった!
ずっと書いてると流石にネタ切れを起こしそうになりますが、置いてるとひょこっと書きたいネタが浮かんでくる、そんな作品になりました。
もしかしたら番外編とか、時間が取れればどっかで書いてるかも。
あと二次創作はずっと読みたいので誰かよろしくお願いします。
カプありでもなしでも大歓迎なんで。
つかどのカプが好き? なぁなぁ、教えろよ〜(修学旅行の夜)
こんな話を書いてる人間なので固定とかない雑食ですし全カプ食うので。
語り出したら止まらないので今回は一旦ここで止めておきます。
何かコメントがありましたら、ご遠慮なく書いていっていただけたら返信します。イラスト描いてほしいキャラとかいたら描くよ。結局一番人気誰だろ。リヅだったりして。
ここまでどんろっと! にお付き合いいただきありがとうございました!
最後まで読んでくださったあなたも、すれ違いざまに応援してくださったあの人にも、のぞいていってくだっさたあの方にも。最大限の感謝を込めて。
ここでひとまず、完結です!