折角「AI補助利用」のタグを付けているので、少し利用してみようかと思い普段誤字脱字チェックやタイトル作成でアドバイスをもらっているChatGPTではなく、最近話題のGeminiに作品を読んでもらいました。
すると、総じて評価はいいものの
「あと一歩、読者を刺せる部分を作れ」
とめちゃくちゃ熱く語られ、私は結構この作品はいいんでないかい?とか思っていたので
「この作品で読者を刺すってどこを修正すればいいの」
と聞いてみました。
すると、とにかく「番」関係を重視して、番たちの接触を増やせと。
その接触をエロティックに、濃密に描けと。
個人的に「番」という言葉を使ってはいるものの、BLでもブロマンスでもロマンシスでもGLでもそもそも恋愛作品でもないと思いながら書いていた自分には目からウロコというか、「番」という言葉を使ったからこそそういう接触を避けていたのだと気付きました。
番は、どうしたってオメガバースとか、そういう恋愛/伴侶を想起させやすい単語だと私は思っていたので、恋愛/伴侶ではない方の番(なんならドアの蝶番とかの方の意味)として描くためにそこを避けていたのかもなぁ、と。
そして、そのアドバイスを採用して番たちのシーンはもっと濃密な、べっとりしたやり取りを追加していこう、と思いました。
神風ペアに関しては設定上そういうねっとりべっとりは無いんですが、主人公である宗一郎&帳は勿論、仲良しな和穗&ハル、女性同士の霧子&沙弥は濃密に「番」という言葉に相応しい関係性で書こうと、目から落ちた鱗をグイグイ戻しました。
あえて避けているものを直視するというのも、新鮮な感じでした。
そんな感じで、序盤からねちょねちょリライト(というよりも文章追加)したりしております。
が、設定や関係性的にはまったく変わっていないので「どこだろー」と探す必要は一切ありません。
こういう書き方もあると知ったヤツがいる、と思って頂けたらなと思って書きました。
AI、おもしれーやつ……フッ(CV:諏訪◯◯一)