なんとなく、小説を書くということがわかったような気もしないでもないような、気のせいのような......
自分の面白いと思ったものへ、道案内する感じだと感じました。
だけど、私、自分の趣味への道案内が下手なんですよね。
たとえば、音楽。
歌詞がない音楽ばかり聞いているもので、友達と良さを共有したいと思っても「歌詞がないから、わからない」とよく言われて、感覚的に生きている自分を呪ったものです。面白さが説明できない、というか。むしろ、普通の音楽聞けよ、って言われて。試しに勧められた歌を聞いても、歌詞よりも音の響きが好きらしく、「ここの音、いいね」と言っても「?」という顔。ズレている自分を自覚しながらも、音楽って、音を楽しむって書くんだけどなあ、という愚痴を吐く虚しさ。
どちらかというと、人って共感や知っている情報から入って、その考えとか響きに慣れてきて、それが興味に変わる。そこで初めて、知らないことに対しても「面白いぞ!」となるイメージです。
例えば、民族音楽もそれなりにハマっていた時期があるのですが。
Ravi Shankarが好きなの、とただ伝えても、「は?」って言われる。
Ravi Shankarはインドのシタール奏者なんだけど。シタールというのは19弦ある弦楽器で、ギターよりものすごく演奏が難しいけど、音色がとても透明感があって、インド音楽でよく聞くパララララララン!っていう音の正体なの。音の響き方がたまらんのです。「はあ」
Ravi Shankarの娘は、Anoushka Shankar(シタール奏者)とNora Jones(ジャズシンガー)。知ってる?「ノラ・ジョーンズって聞いたことある!」
ちなみに、Ravi ShankarはThe BeatlesというバンドのGeorge Harrisonという人にシタールを教えていた人で、『ノルウェーの森』という曲はシタールで演奏されているんだよ「なんかすごい人というのは伝わった」(←多分これが一番最初に来るべき情報)
このあたりで、結構優しい人の「聞いてあげよう」というエネルギーが切れます。
イメージがわかないし、イメージができても興味が出てくるとは限らないと学びました。しかし、上手な人は、ここで人を引き寄せられるのです。あれは、なんだ!?
たぶん小説も同じなのでしょう。
楽器そのものの情報より、楽器をどういう人が使って、楽器の演奏を聞いて、人々が「おお!」となることに、安心を覚える気がします。
まあ、ふとそう思ったので。
苦手、克服するしかねえ。
ひえ〜〜