1月中に完結すると言っていた作品、まだ出来ていません!あと少しで完成します。
「拝啓、隣の席の君へ」です。
あらすじ:高校二年の春、クラス替えで隣の席になった君は、特別目立つわけでもなく、よく笑うわけでもない、どこにでもいそうな女子だった。
消しゴムを貸したこと。一緒に帰ったこと。喧嘩もしたこと。
隣に座っていただけなのに、気づけば僕は、君のいない一日を想像できなくなっていた。
けれど君には、誰にも話していない秘密があった。
それは病気でも、大きな不幸でもない。
卒業と同時に、この街を離れること。
知らないままなら、名前を呼べたかもしれない。
知ってしまったから、呼べなくなった。
夏が終わり、文化祭が過ぎ、「来年も同じ席だったらいいね」と冗談みたいに言った君の横顔を、僕は今も忘れられない。
卒業式の日、僕は最後まで君の名前を呼ばなかった。
そして何年も経った今、大人になった僕は、あの春と夏を思い出すたびに考える。
――あの時、名前を呼んでいたら、僕たちは少しでも違う未来を生きていたのだろうか。
それともう一つ。和風の小説も描いています。お楽しみに。
「死神と虐げられの花嫁」
