田土マア

世の中にあらゆるところに咲いている花、その花たちがもつ言葉「花言葉」をモチーフにした作品を書き留める。

「あなたは自己同一性というものを知っていますか？」 その一言から始まるALTのスピーチが少年少女の心を動かす。 猫を被り自分を失った中里史也、愛するもののために自分を失った森山高…

体だけの関係を続けた彼に私の気持ちをぶつけてみる。その結果がどんなものだったのか、私には分かっていたけれど。

桜を散らす突然の雨が降り出した時、元カレの思い出を忘れられない私は今付き合っている彼と過去の元カレを重ねてしまう。 どうすれば、前を向いて歩くことができるのだろうか。痛みから逃げ…

夜が深くなった冬空の下で玉野は一人の男性と待ち合わせをする。それは出会い系の掲示板で約束をした浜辺という男性だった。 初めて出会った浜辺に玉野は唐突に殺害を要求する。そんな玉野に…

飲食店でアルバイトをしている田代は先輩の山岡さんに冷たい態度を取られ、嫌われているのではと疑っていた。しかし山岡さんは田代に期待をしているらしい。

これは私の実話です。

あるファミリーレストランには毎週土曜日に来るお客様「小出」がウェイティングボードに記入する時にいつも少し不思議な書き方をする。

時間が作れずに仕事ばかりを優先してしまう彼氏とそれが嫌で気持ちが冷めて来ている彼女が久しぶりのデートに行くことになり、二人は桜並木を歩いている。

恵まれない家庭環境で育った「私」は家を出て遠くの大学に進学した。そこで厳しかった父に認めてもらいたくて慣れない環境のなか頑張る。 アダルトチルドレン、毒親という言葉を意識し…

高校生活に終わりを迎える僕は高校生活を振り返っていると、疎遠になった彼を思い出してしまう。 卒業式の日の帰り際に彼を見つける僕、僕は彼にアクションを取ろうとするーー。 このお…

インターネットで偶然出会ったレートという一人の少年の存在がソーダと名乗る功（こう）の人生を変えていく。仲良くするうちに功にとってレートの存在は大切になっていく。いつしか功はレート…

咄嗟に出来た物語です。 短文ではありますが、誰かに少しでも響いてくれたらうれしいです。

Twitterで知り合った「友達」と普段から愚痴ツイをする「私」、私がしたツイートには必ず「友達」からの「いいね」があった。友達がしたツイートがバズってからは友達は私に「いいね」…

チョコバーを食べることにハマった星矢と星矢を気になっている真紀が二人でイルミネーションを見に行く物語です。

深そうで深くないシリーズの４話目になります。 今回はちょっとだけ沈んだ内容になっているかもしれません。 あなたは誰と――たくなりますか。

深そうで深くないシリーズの３話目です。 今回のフォーカスはタイトルの通り「シャー芯」です。

またふとした時に出来上がった物語です。 こんな短い物語ですが、物事の捉え方は人それぞれだと書いていて思いました。

私がなんとなく思いついた言葉を並べて出来上がったものすごく意味のありそうで実は特に深い意味はない話です。

2XXX年、人類は急激に数を減らす。 その原因は「死神」によるものだった。 そんな死神は今日もどこかで甘く囁くかもしれない 「嫌な人生なら、もうやめちゃう？」 ※一応二話現在…

病気になり入院生活を送り始めた祖母「幸子（さちこ）」 日々重くなっていく症状に理緒（りお）は顔を背けてしまう。 一番の山場は梅雨だという。 祖母幸子は梅雨を明けることができるのだ…

高橋有也(たかはし ゆうや)は父からの度重なる暴力を誰にも明かせずにいた。 ある日耐えきれなくなった有也は家を飛び出す、その先でクラスメイトを見つけてしまう。 そのクラスメイトが…

中学三年生の時他地域から引っ越してきた百瀬叶奈（ももせかな）は地元の言葉が抜けずいじめられてしまう。そんな叶奈に救いの手を差し伸べてくれたのは…

高校一年生になった僕は彼と出会い仲良くなる。 僕は彼のことが友達として大好きだった。 彼も僕のことを一番の友達と言ってくれた。 そんな仲だったが、ある日突然話さなくなってしまう。…

いじめを受けこの世界に嫌気がした田中果林（たなかかりん）は自殺しようとする。 飛び降りたり、首を吊ろうとするが最後の勇気が出なかった。 そのため現実から逃げ出そうとする。