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再出発

電撃大賞の落選から5日間、今後の事を色々考えていました。二日くらいはそれなりに落ち込みましたよ「去年二次はいけたし」とか気抜いてたからね。緊張感持たずに待ってたら、自爆するとかマジで我ながら笑えます。笑えるようになれたからヨシヨシ。

ここ数日は来年の新作はどうするか、別のレーベルに挑戦しようとか、プロット作業とか、先の事ばかり考えてたんですけど……久々に31回応募作である「薬膳日記」を読み返したんですよね。

そして最初から最後まで夜通し読んでしまった。てか時代考証ガチ過ぎだろって我ながらビビっちゃいました。この手で執筆したのに「へー。そんな時代背景だったんだ」ってさせられるくらい書かれてる歴史知識量がすごい。この難解さをライト文芸に落とし込んだ当時の自分が怖いです。

故に、江戸の商館員(英国少女)が本当に魅力的な題材だと再認識しまして。
あれからどこにも投げず、公募資料として置きっぱなしのままでしたが、またこの作品を電撃大賞に送り出してみよう——と思い始めた次第です(╹◡╹)

ちなみに今だから言えるんですが、編集部からの選評シートは《総合B+評価》で、オリジナリティ・文章力・ストーリー・キャラ造形と各項目で良い評価コメントを頂けた反面、選考員全員が口を揃えて「最後だけが問題」と述べていたんです。つまりそこだけ直せばかなりいい線行くって事では……今更気付いてどうする(笑)

ちなみにあのオチは生温くない歴史の含みを反映した意図があったのですが、商業になると「こうあってほしい」が必要なのだと知り得る事ができました。苦労して書き上げた完成品だから、意見されるとついつい作家エゴが出てしまうのですが、売るのを生業としてる編集様の目線はなるほどと考えさせられます。


てなわけで、また送る事に決めたのですがカクヨムだと既定文字数以内にどう足掻いても収まらない関係上、書式を整えたweb投稿になると思います。なのでカクヨムの「薬膳日記」は最後を良きオチにするのと、日記パートの方向性を軽く修正する為に現在非公開となっています。

余談ですが、最初の応募で一次落ちした「86―エイティシックス―」も最後だけ改稿して、翌年に大賞を取ったというのは有名な話ですね。

だから最後だけ直すこの流れなら自分も……!ってなる訳がありません!!!今年の電撃大賞で自信作(設定面においては)のつもりだったところ、見事に二次ではたき落とされましたからね!!現実はそう甘くないです、もうこれからは、公募作品で悦に浸るのはやめようと決心しました。

長くなりましたが予定としては

【来年、33回電撃大賞】
・薬膳日記を軽く改稿して再応募
・レーベルパッケージを意識した新作長編を応募(執筆開始は秋の暮れ頃予定)

【GA文庫ウェブ小説コンテスト】
・ラブコメで新作長編を応募。9月上旬から公開、10万字前後で完結。
※編集部ピックアップ狙いの為、読者評は完全無視スタンス。宣伝も執筆開始報告した後、一切しません。

【ガガガ文庫新人賞】
・何作か応募予定。これについては選考発表があるまで特に語りません。


こちらの予定でいきたいと思います。
正直今は、商業作家になりたいとか書籍化したいは割とどうでもよくて、公募という舞台を攻略する為に考え抜いた作品を作り上げたい。ってのが強いですw GAがラブコメなのはそれが狙いです、レーベルが求めるラブコメ書けるか怪しいけど!!(シチュ作るの苦手なんで…)


てなわけで、孤高の作家志望、再出発!
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