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レース小説はフィクションですが一応は

念のため。

「史実」と言う原作を元にスタートした2次創作ですが、オリジナル作品としたので原作を尊重しつつあちこちに話の都合上の嘘があります。

話が進むにつれて嘘の数は増えてゆきますが、とりあえず大き目のものから。

・東京自動車の「ツクバ」販売を担当した会社は、我々の歴史では「昭和自動車」
・「ツクバ」の量産販売開始は昭和9年秋から
・三井物産が「オオタ」に出資すると決めたのも同じころ
・ダット自動車とダットサンの分離は史実では昭和9年3月

などなど。

そして。戦間期グランプリレース、グランエプルーヴの大きな嘘として。
「最大の嘘」は能村率いるツクバGPチームの存在ですがそれはさておき。

・当時のゼッケン割り振りルールは統一されたものが実はない
・グランエプルーヴのポイントシステムは1935年から施行
"placing point" (順位点)が以下の表のように与えられ、シーズン終了時に「一番少ない順位点のドライバーがタイトルを獲得」でした。
1 point to 1st position
2 points to 2nd position
3 points to 3rd position
4 points to those that completed 75 % of the race
5 points to those who completed 50% of the race
6 points to those who completed 25% of the race
7 points to those who did not complete 25% of the race
8 points to those who did not start.

戦後の「ポイント合計が多いものがタイトルを保持」と見比べると面食らうので、換算した表記(8を引いて符号を反転)にして1934年当時にも施行されていることとし、また「極端に遅く走ったものは悪いポイントを与えられる」にしました。

これらは作中設定であり、史実ではありません。念のため。

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