https://kakuyomu.jp/works/16817330661804717934/episodes/16817330664784039660 R.カラツィオラが史上初のグランプリ50勝ドライバーであることに疑念の余地はありませんが、今で言うとF-2やF-3、スポーツカーレースが「グランプリ」（大賞典）として開催されたケース、そして今では行われない「ポイント対象外のF-1レース」の勝利も含みます。
1976年に日本に初めてF-1世界選手権が来た年の「日本グランプリ」はF-1ではなかったことを思い出す人もあるかもしれません。
さてカラツィオラの勝ち星を今のF-1世界選手権に換算するにはグランエプルーブでの勝ち星のみ数えるのがフェアでしょう。
「1926年から1938年まで掛けて（負傷欠場約2年）15勝」（全てメルセデスベンツ）になります。
FP3のロングランが退屈なのは時代を問いません。まして「予選無し、くじ引きでグリッド決定のレース」となれば。
ロングラン中にファステストラップを更新するチームがあれば一応は実況は盛り上がって見せて「燃料はどれだけ載せてるんでしょうね？」あるいは「んー、決勝終盤にオーバーカットするための実験ですかね？」とか言うでしょう。