https://kakuyomu.jp/works/16817330661804717934/episodes/16817330664428390622「無水アセチルセルロース」と言う呼び方は作中設定です。
・アセチル基をひとつ剥がしてヒドロキシ基(-OH)に戻し、アセテート繊維素材を作る技術の方が後から出現している
・「セルローストリアセテート」あるいは「トリアセテートセルロース」の呼び名がいつからあったのか良くわからない
・今でもセルローストリアセテートと、ヒドロキシ基を持つセルロースジアセテートの混同した記事がある
・面倒なことに1930年代がこの技術の進歩した時期
なので、こうしました。
なお、日本語wikipedia記事には「日本では1930年ころから塩化メチレンでセルローストリアセテートを溶かして作るアセテート繊維が工業化された」とありますがアセテート工業の歴史を調べてもそういう話は全く出てこないので(塩化メチレンで溶かせるのは確かですが)、作中世界にはそれは無いことにしています。
2023年10月3日 18時5分
この第62話を分割してタイトルを「日程確認、再調整」に変更しました。